サバンナ・八木真澄が考案し、画力に定評のあるレイザ―ラモン・HGがイラストに起こした100体の「未確認生物」を展示した『サバンナ八木×レイザ―ラモンHG 未確認生物の世界展』が4月1日(月)から30日(火)の間、東京・ラフォーレ原宿「愛と狂気のマーケット」内で開催されています。2日(火)には、サバンナとレイザーラモンのコンビ2組が登場して取材会を実施。八木のひらめきにHGが魂を吹き込んだUMA(未確認生物)の魅力がたっぷり語られました。
子どものころに誰もが空想した「オリジナル生物」が…
この「未確認生物の世界展」で展示されているのは、子どものころに誰もが一度は空想した「オリジナル生物」。そんな生物を、サバンナ八木とレイザーラモンHGの2人が本気で形にした、夢いっぱいの空間となっています。
会場では、この未確認生物をまとめたオールカラーの書籍『未確認生物図鑑』(ヨシモトブックス)が販売されるほか、イラストを金属のプレートに印刷した2.5次元アートの「Metal Canvas Art」も展示・販売。また100体のいずれかのカード2枚がランダムで封入された「トレーディングカード」や、4種類の「アクリルキーホルダー」などさまざまなグッズも販売されています。
取材会に登場したサバンナ・高橋茂雄は、カラフルでポップなUMAがあふれる空間に「すごいな!」と興奮。「Metal Canvas Art」に目をとめると、「これ買えるの? 俺もほしいわ!」といきなり購入を宣言して、八木とHGを大喜びさせました。
1000体から100体を厳選!
取材会では八木とHGが、100体が誕生するまでの道のりを明かしました。
八木は4年間、毎朝5時から6時の間に未知の生き物を考案し、自身のX(旧Twitter)やInstagramで発表し続けたことを説明。これは、いまなおルーティンと化しているそうで、高橋は「もう本が出たからやめたらいいのに、さっきXを見たら今日もやっていてびっくりした。怖いです」と、相方の“生真面目さ”に大笑いしていました。
一方のHGは、八木が考案した1000体超の原案から100体を厳選し、半年間かけてイラストを描いたことを報告。この作画の様子を見ていたレイザーラモン・RGは、「舞台の合間にずっと描いていた」とHGの努力を明かし、完成したイラストについては「色の付け方が本当に綺麗で、すげえなと思いますね」と手放しで称賛していました。
「マジで買おう。家のリビングに飾る」
展示会でも販売される書籍『未確認生物図鑑』には、HGの完成イラストだけではなく、八木の原画もセットで掲載されています。高橋はこの本を手に取りながら、「本で見たら、(八木の)原画とHGのイマジネーションがどれだけ違うかもわかる」と見比べる面白さを語りました。
またRGは、八木が図鑑のために書き下ろした各UMAの紹介文についても、「めちゃくちゃストーリーが面白い」と絶賛。「カリスマカミキリムシ」の設定が“代官山生息の美容師”で、ライオンのたてがみをショートにしたことがある、というエピソードを知ると大爆笑していました。
その後も八木とHGが各未確認生物の魅力を説明するなど、取材会は大盛り上がり。最後は高橋が「マジで買おう。家のリビングに飾る」とイラストを食い入るように見はじめます。
高橋は「にゅにゅにしようかな」「ローリング虎もいいな」などとつぶやきながら熟考し、最終的には「あとでもうちょい考えますけど、スーパーラッキーにしよう」と決断。それを見ていたHGは「これは僕も本当に好きな作品です」と喜び、八木も「茂雄が買ってくれたら、もうめっちゃ嬉しいよ」と感激していました。
高橋お気に入りUMA「ローリング虎」
RGお気に入りUMA「葉鳥」
八木オススメUMA「バネスター」
HGオススメUMA「トッチー」
展覧会概要
「サバンナ八木×レイザーラモンRG 未確認生物の世界展 by GASHO2.0」
会場:ラフォーレ原宿「愛と狂気のマーケット」
日時:4月1日(月)~30日(火)11:00~20:00
※30日(火)は11:00~18:00
料金:無料
企画:「みんなの未確認生物」
来場者が未確認生物のイラストを描いて自由に掲示できるボードを会場内に設置。掲示された作品の中からグランプリに選ばれたものは、HGがイラスト化するなどの豪華プレゼントあり。
詳細はこちらから。
書籍概要
『未確認生物図鑑』
作:サバンナ八木
画:レイザーラモンHG
発売日:2024/4/2
価格:2000円
単行本(ソフトカバー):208ページ
発行:ヨシモトブックス
発売:株式会社ワニブックス
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