NMB48チームMのキャプテンでバラエティ番組でも人気の渋谷凪咲が、大阪を拠点に活動するラグビーの日本トップリーグ『NTTドコモレッドハリケーンズ』の公式アンバサダーに就任し、10月30日(金)に大阪・梅田のホテルモントレ大阪で就任式が行われました。
兄の影響でラグビーファンになったという渋谷は、この日の式典でもマニアぶりを発揮。止まらない“ラグビー愛”を語る場となりました。
勝利の女神「渋谷ビーナス」が誕生!
NTTドコモレッドハリケーンズのチーム名には、ラグビー界の台風の目として赤い旋風を巻き起こす、という意志が込められています。
就任式ではゼネラルマネージャーの下沖正博氏が登壇し、2021年シーズンの目標としてトップ8以上を目指していること、そして今後も地域社会から愛されるチームになるための活動やSDGs活動を積極的に推進していくことを語りました。
続いてアンバサダーに就任した渋谷がステージに。「今回、まさか自分がこんな大役に選んでいただけるとは思っていなくて」と恐縮しながら、「ラグビーが大好きなので、今回、ラグビーにかかわらせていただけることが嬉しく思います」と笑顔で語ります。
実は、渋谷は「超」がつくラグビーファン。兄がラグビーをしていた影響で、よく試合を観に行っていたそうです。
正直なところ、最初は「少し怖い、危険なスポーツなイメージがあった」と言いますが、兄から「紳士的なスポーツであること」、「危険があるからこそルールが細かく決まっていること」、「ボールと仲間を守るために体と精神を鍛えていること」などを教えられ、「カッコいいと思った」とのこと。
さらに、試合が終わるとノーサイドで握手してお互いを称え合うというのが本当に紳士的なスポーツだと熱弁。「スポーツのなかでラグビーが、いちばんカッコいいと思う」と力を込めました。
そして「ラグビーが怖いと思っている女性の方もたくさんいると思うので、紳士的なスポーツでカッコいいことを知ってもらいたい」と抱負を語り、こう宣言しました。
「レッドハリケーンズの勝利の女神になれるようにがんばりたい。『渋谷ビーナス』のことをよろしくお願いいたします!」
渋谷が好きなポジションは!?
その後も、渋谷の熱いラグビートークは止まりません。フォトセッション後の質疑応答や会見後の囲み取材でも、“ラグビー愛”が語られました。
「めちゃくちゃ広くて遠くて、この距離をあれだけ人とぶつかりながら走り抜けてるんやと思ったら、選手はすごいと思った。尊敬しかない」
「試合は直接観たら、熱気がぜんぜん違う! スクラムの音も聞こえるし、なにかを見て鳥肌が立つことはあまりないけど、ラグビーにはそれがある!」
これまで印象に残っている試合は、兄が大学時代にトライを決めた試合で、好きなポジションはフッカーだと言います。
「お兄ちゃんがフッカーをやっていたのでフッカーがカッコいい。トライする人もカッコよくて花形ですけど、その人がトライできるのはまわりがタックルとかで守ってくれてるから。縁の下の力持ちじゃないですけど、そういう人もカッコよくて好きです」
その兄に、今回のアンバサダー就任を報告したところ、「すごいやん! 誇らしい」と言ってもらえたと、また笑顔。「お兄ちゃんがいなかったらできていない仕事だと思うので、二人三脚でやってる感覚で」と言います。
NMBメンバーをラグビーファンに引き込みたい
一方で、今回のアンバサダー就任について、「スポーツ番組に出られるきっかけだと思った」とニッコリ。
2019年に日本で開催されたワールドカップでラグビーに注目が集まったのは、記憶に新しいところ。そのラグビー熱を絶やさないように、「スポーツ番組に出て、ラグビーの魅力を自分らしく広げられるようにがんばりたい」と意気込みを語りました。
さらに、この熱意で「真っすぐぶつかるのが好きなので、(小嶋)花梨ちゃんは引き込みたい」とNMB48のメンバー内でラグビーファンを増やそうという“野望”も。「今後はラグビー場でコンサートもしたいし、テーマ曲も歌えたら」と期待を込めました。
渋谷のアンバサダー就任期間は2021年5月31日(金)まで。レッドハリケーンズの公式YouTubeチャンネルなどSNSを通じた情報発信やPR活動のほか、渋谷自身のSNSによる発信や各種イベント、主催試合への出演も予定されています。