大阪市西成区の“住みます芸人”らいおんうどん(ガオ〜ちゃん、しげみうどん)が地元を楽しく案内するツアーイベントが、5月25日(土)に開催されました。題して「らいおんうどんの西成ちゃんねるツアー~西成飯食うて、風呂魚なって、気持ち高めたらええやん~」。参加者の男女10人は町中華や渡船を堪能し、ゴールの銭湯までディープな西成を散策しました!!
地元で愛される町中華で漫才と名物料理
今回のイベントは、らいおんうどんが西成を盛り上げるために立ち上げた「銭湯プロジェクト」の企画のひとつ。当日は、YouTube「らいおんうどんガオ〜ちゃんの西成ちゃんねる」の撮影も行われました。
スタートは午前10時30分。西成区にある大阪メトロの花園町駅に集合した参加者たちは、らいおんうどんの2人と一緒に鶴見橋商店街を西へ歩きます。最初の目的地は創業50年以上の歴史を持つ、地元に愛される町中華「ぎょうざや」です。
到着後、お冷やで乾杯したあとは、店内でらいおんうどんが漫才を披露。参加者はその後、名物のぎょうざや天津飯、焼めしに舌鼓を打ちます。お店や西成についてのトークで盛り上がり、最後は記念撮影をして次の目的地へ出発。
この日は夏を思わせる日差し。ガオ〜ちゃんは、日焼け止めを塗りたくるボケで参加者を笑わせます。途中の公園はガオ~ちゃんが参加するユニット「ギャグ三兄弟」のYouTubeロケ地という説明もあり、ディープ過ぎるルートにしげみうどんから「どこ行くん!?」というツッコミが入りました。
そして一行は「落合下渡船場」へ。大阪市には無料で利用できる渡船場が8カ所あり、市民の足として、いまも活躍中です。
落合下渡船場は、西成区津守と大正区平尾を結ぶルート。ツアー参加者たちは、地元の人たちと触れ合いながら“プチ船旅”を楽しみました。ガオ〜ちゃんいわく、渡船は「西成のウォーターワールド」だそう。大正区側で記念撮影をしたあとは、すぐに折り返しの船に乗って西成に戻りました。
ゴールの銭湯でなぜか熱唱!?
続く道中の公園では「サプライズコンテンツ」として、ガオ〜ちゃんの同期で元力士のピン芸人・めっちゃに電話をかけます。何も知らされていなかったという、めっちゃの素のしゃべりに参加者は爆笑しました。
そこでは松竹芸能所属の漫才コンビ・たらちねの草山公汰とばったり会うという偶然も。「ドクダミを取りに来た」という草山との遭遇に、参加者は驚きながらも盛り上がりました。
その後、津守駅から南海電車で岸里玉出駅まで移動。駅を出ると、ガオ〜ちゃんが参加者に「サプライズを」と伝えて公園へ誘います。そして「みなさんが楽しんでくれているので」とらいおんうどんが2度目の漫才を披露。「西成あるある」をふんだんに盛り込んだネタで笑わせました。
そこから天神ノ森駅まで歩き、今度は阪堺電車で今池駅へ。電車を待つ間に参加者が、らいおんうどんと写真撮影する一幕もありました。今池駅周辺を散策し、いよいよこの日のゴール、1954年創業の「入船温泉」へ向かいます。
店内で銭湯ネタを盛り込んだ“お風呂漫才”を披露したあとは、プレゼント大会を開催。クイズに正解した参加者には「ガオ〜ちゃんTシャツ」や「しげみうどん前掛け」、そしてこの日、2人が持っていた旗がプレゼントされました。
最後は、参加者全員が手拍子で盛り上げるなか、ガオ〜ちゃんがギターを手に新曲の「風呂魚」を披露。しげみうどんもブルースハープで加わって「ええ街、西成」を熱唱し、大盛り上がりのうちにツアーは終了しました。
YouTube「らいおんうどんガオ〜ちゃんの西成ちゃんねる」はこちらから。