お笑いコンビ・ツートライブ(周平魂、たかのり)が11月11日(木)、大阪府警西警察署から自転車交通事故防止運動への貢献に対する感謝状が贈呈されました。大阪市西区住みます芸人である2人は、「自転車すり抜け運転ストップ運動」の一環として作成された広報用音声の収録に参加しています。
「優勝賞金」の使い道は!?
西警察署長からの感謝状を、周平魂が腕をクロスさせて受け取るという軽いボケの後、たかのりが記念品を受け取り、コンビで一礼。西区在住の2人は、区内の自転車交通事故の状況などに関する署長の説明に、熱心に耳を傾けます。
最近の自転車事故は減少傾向にあるものの、いまだに30代、40代の人による事故が多いという話に、昨年、子どもが生まれたばかりの周平魂は「嫁にも(自転車に乗る時には)気をつけるように言っている」と言いながら、改めて気を引き締めた様子。
さらに署長が、ツートライブの活躍が上向きになるのに反比例するように事故の数が減ってほしいと期待を込めると、2人は「人生でこんなん(感謝状)いただけること、なかなかない」(たかのり)、「防犯についてもいろいろ協力できたら」(周平魂)と話し、今後の活動についても意気込みを見せました。
気をよくした周平魂が、現在準々決勝まで進んでいるM-1グランプリについて「優勝したら(西警察署)に報告に来る」「賞金の1000万円のうち500万円を(警察署の)修繕費に」言い出すと、たかのりが「勝手に決めんといて!」とツッコむ一幕もありました。
「ながら運転はやめましょう」
贈呈式のあとは、大阪市立靱(うつぼ)幼稚園に場所を移し、園児の保護者たちを対象とした自転車交通安全教室が開かれました。この日はあいにくの雨模様でしたが、ツートライブの2人が姿を見せると大きな拍手が。西署の担当者から、区内の交通事故のうち約半数が自転車事故であることや、「子どもを乗せたまま自転車から離れない」「ハンドルに荷物をかけない」といった注意事項が説明されました。
ツートライブの2人も、自転車の運転者にも罰金が科されることがあることなどに言及し、「小学生になると(自転車に)同乗できません」「ながら運転はやめましょう」と呼びかけました。