吉本新喜劇・寛平GMの恒例“月例会見”ってどんな感じ!? 新人芸人ライターのはるかぜに告ぐ・一色といろが見てきました!

吉本新喜劇の間寛平ゼネラルマネジャー(GM)は2022年2月の就任以来、新喜劇の活動を世の中に広く伝えるために、原則的に毎月最終週、その月の振り返りと今後の見どころを発表する「月例会見」を開いています。毎回、注目の座員たちが登場してアピールの場になっているこの会見。今回はそのにぎやかな雰囲気を、芸人ライターとして活動するはるかぜに告ぐ・一色といろがお伝えしたいと思います!

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

5月30日(木)に大阪市中央区の吉本興業本社で開かれた第28回月例会見では、「中堅を推していく」という間寛平GMの宣言どおり、65周年の“新喜劇の顔”である島田珠代さんやMCを務めた吉田裕さんだけでなく、佐藤太一郎さん、小西武蔵さん、新喜劇若手座員によるダンス&ボーカルユニット「秘蔵っ子」のメンバー(小林ゆうさん、湯澤花梨さん、野崎塁さん、住吉大和さん)が参加し、幅広い世代の座員が顔を揃えました。

10年間温めた「レディー・シュガー・佐藤」降臨

6月11日(火)から開催された「よしもと祇園花月」の本公演では、中堅座員である佐藤太一郎さん・小西武蔵さんがリーダーを務めました。佐藤さんは、この公演で「ドラァグクイーン」という新しいキャラに挑戦!

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

その本番を前に「刺激的なキャラクターなので、台本を作る側になってやっと挑戦できる」と喜ぶ佐藤さんは、名前ひとつにしても「レディー・シュガー・佐藤」と「・」を入れる位置などに、こだわりが爆発。新喜劇の看板キャラになってくれればと、熱い思いを語りました。

寛平GMも「新しいもんを作っていくのも大事。頑張ってね」と2人を激励。珠代さんも涙したというこの公演、王道の新喜劇と新しいキャラの化学反応にワクワクが止まりません。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

元NMB48福本愛菜が5年ぶりに新喜劇の舞台に!

住吉大和さんが初めてリーダーを務める新喜劇「住吉新喜劇ですぅ〜笑いに変えるから〜」(7月13日、YES THEATER)には、元NMB48で新喜劇座員としても活動した福本愛菜さんの出演が決定。

これが初の共演となる住吉さんは、「福本さんはめちゃくちゃ可愛い方。新喜劇のマドンナとして活躍された方と共演できるのが楽しみ!」と大喜び。「笑いあり、涙あり、ビブラートあり」の舞台にすると意気込んでいて、どんな笑いと感動のハーモニーを奏でてくれるのか楽しみです。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

また、住吉さんも一員として参加する秘蔵っ子の公演「まるごと秘蔵っ子vol.4」(7月14日、YES THEATER)も開催が決定。

4回目となるこちらの公演は、いままでと構成をガラッと変え、ライブ盛りだくさんの楽しいステージになるそうです。12人のメンバー全員が意見を出し合ってつくったというこだわりの公演で、彼らの第3弾シングルとなる、夏にぴったりの新曲も初披露します。フレッシュで華やかな秘蔵っ子の成長をまるごと体感できる1時間になること間違いなしです。

65周年記念ツアー会場でもギャグパネル展示

月例会見では、5月の公演の振り返りも行われました。

5月3日(金)、4日(土)に万博記念公園で行われた「よしもとしんきげきフェス」は、2日間で約6万人を動員するなど大盛況。フェス内の万博こどもしんきげきも大人気で、120人もの新喜劇大好きっ子が集まりました。

©おやどまり
©おやどまり

また展示会では「新喜劇歴史ヒストリー」や「ギャグパネル」などを展示。こちらは7月7日(日)の東京公演から始まる「吉本新喜劇 65周年記念ツアー」のロビーにも展示予定です。

セカンドシアターは「座長」になるチャンスの場

今回の会見でも、島田珠代さんによる「今月の“顔”」は絶好調。

「理科の授業の映像でよく見る“花の早咲き”」という題で、植物がつぼみから花を咲かせる経過を、身体全体をつかって見事に再現しました。会場が爆笑の渦に包まれた今回の“顔”は、寛平GMも「これまでで、いちばん面白かった」と太鼓判。その勢いに乗って、吉田裕さん、寛平GM、そして会見の見学に来ていたファンファーレと熱狂・こうちゃんさんにまで飛び火して挑戦することに。それぞれの“早咲き”を披露しました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

また質疑応答では、中堅座員の活躍の場について触れる場面もありました。寛平GMは「まだまだ中堅が出れてないところもあるが、もし悩みがあれば、どんどん僕に言ってきてほしいと伝えている」と中堅座員たちの現状を案じつつも、風通しの良さをアピールしました。

また、座員のキャリアアップについても熱く語りました。

「なかなか口には出せないと思うが、みんな『自分も座長になりたい』という気持ちがあると思う。僕は、セカンドシアターが座長になるチャンスの場だと思ってるので、座員にも『チャンスやで』と言っています」

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

温かく雰囲気のいいなかでも感じる”お笑いスピリッツ”

今回、月例会見を見学して感じたのは、寛平GMの温かさと座員である皆さんの雰囲気の良さでした。終始、和やかななかにも、面白さは勿論、瞬発性や対応力を求められる場面が多く、フィールドは少し違えど、同じ芸人としてとても勉強になる会見でした。

新喜劇もぜひ出てみたいですね♡

関連記事

関連ライブ配信

関連ライブ