アインシュタイン河井とのトークライブでフースーヤ田中が「終わりたくない!」 よしもと祇園花月が“13周年”記念ライブ

7月15日(月・祝)に京都・よしもと祇園花月が13周年を迎えました。これを記念して行われたのが『祇園お笑い祭り!13th ANNIVERSARY「大(だい)本公演」~豪華絢爛!浴衣でネタスペシャル&吉本新喜劇~』。漫才、落語、コント、吉本新喜劇が楽しめる通常の「本公演」の超特大バージョンを午前と午後の2回開催し、その後の「大夜公演」も大盛り上がり。満員御礼大盛況の中、笑いの絶えなかった1日の様子をリポートします。

出典: FANY マガジン
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ふだんの倍のネタが楽しめる“大”本公演!

この日、1回目の公演は午前スタート。MCを務めるザ・プラン9の浅越ゴエが登場すると、会場は拍手に包まれます。

通常の公演との違いはネタがふだんの2倍の12組、さらに、全員が浴衣で登場するとのこと。ゴエは、「自身の浴衣が似合っていたら、大きめの拍手をしてください」とお願いして笑わせました。

出典: FANY マガジン
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1回目の公演には、MCに加えてネタも披露した浅越ゴエ、ダブルヒガシ(大東翔生、東良介)、ヨネダ2000(誠、愛)、兼光タカシ、スマイル(瀬戸洋祐、ウーイェイよしたか)、スーパーマラドーナ(田中一彦、武智)、ナイチンゲールダンス(中野なかるてぃん、ヤス)、天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)、おいでやす小田、アインシュタイン(稲田直樹、河井ゆずる)、もりやすバンバンビガロ、NON STYLE(石田明、井上裕介)といった人気コンビ&ピン芸人が多数出演。アニバーサリーを盛り上げました。

NON STYLEら人気芸人が次々登場

午後にスタートした2回目の公演のトップはナイチンゲールダンス。拍手や歌を使ったネタで会場と一緒になって盛り上がります。艶やかな浴衣姿で“らしさ”たっぷりのリズミックなネタを披露したのはヨネダ2000。兼光タカシは自虐ネタで笑わせると、総勢10人分のモノマネ、歌マネを連発して爆笑をさらいます。

アインシュタインは、稲田のキャラがピタリとハマるネタで大盛り上がり。ゴエはスリムな体型に似合う青のシンプルな浴衣で登場して、大きな拍手を浴びました。

前半のトリはNON STYLEで、石田はいつものように白でまとめた浴衣姿です。スピーディでテンポのいいネタで満席の会場を笑わせました。

出典: FANY マガジン
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中休みを挟んで後半一番手の天才ピアニストは、かわいい浴衣姿で漫才を披露。カベポスター(永見大吾、浜田順平)は、ゆっくりとしたテンポのなかにメリハリを効かせたネタで笑わせます。

フリップネタで盛り上げたのは、おいでやす小田。もりやすバンバンビガロは「おめでたい演芸をさせていただきます」と挨拶すると、ジャグリングをスタート。直前に出演した小田のネタも取り入れつつ、高度なテクニックと飄々としたトークで会場を沸かせました。

その後はモンスターエンジン(西森洋一、大林健二)が、正統派のしゃべくり漫才で盛り上げると、トリに登場したのが今年30周年のテンダラー(白川悟実、浜本広晃)。ツカミから会場を笑わせると、ハイスピードなしゃべりで次々と爆笑を生み出しました。

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1回目、2回目とも、ネタのあとはお待ちかねの吉本新喜劇の時間。演目はアキ、川畑泰史、山田花子、西川忠志らが出演した「アキ助の恋とスパッツの夏合宿」で、合宿にやってきた大学生たちの恋模様を軸に、新喜劇らしいドタバタが繰り広げられます。

おなじみの新喜劇のテーマが流れると、大きな拍手が。その後も川畑の登場曲や山田花子のバカボンイジリ、アキ助の会場とのやりとりなど、ギャグの連発に会場は爆笑でした。

出典: FANY マガジン
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相方の「ケチ」エピソードで大盛り上がり

お祭り騒ぎは、夜になってもとまりません。7月13日(土)の「前々夜祭」、14日(日)の「前夜祭」から続く3夜連続スペシャルライブの最終公演『~大夜公演 本祭~ よしもと祇園花月13th ANNIVERSARY! ゆずるとショータイムの「スンドゥブアゲ」』が開催され、アインシュタイン・河井とフースーヤ・田中ショータイムの2人が出演しました。

浴衣姿の2人が現れると、会場は拍手に包まれます。河井は「ワケのわからんタイトル、なんやこれ!」とツッコみますが、実は河井が「ショーが決めたやつやったら、なんでもいいよ。スンドゥブアゲ、ちょっと笑ってもうたわ」と話していたと、田中にバラされます。

出典: FANY マガジン
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ここからタイトルをめぐるトークが始まります。田中によると、劇場側が最初に出してきたタイトル案は『ゆずるとショータイムの抱きしめて夏』。最初はダサすぎると思ったものの、「考えれば考えるほど、“抱きしめて夏”ありやな、となった」と告白して笑わせます。

その後も、田中のタイトルに関する話が止まらず、河井が「いつまでタイトルの話やねん!」とツッコんで、仕切り直してトークがスタート!

まずは河井が、田中との関係について「ご飯は一緒に行っているものの、舞台で2人というのはない」と話すと、田中は「2018年の漫才劇場以来」と即答。「なぜこのキャスティング?」と不思議がりながらも、「ゆずるさん、こうやって呼んでくれてうれしいわ〜」とまんざらでもない様子です。

出典: FANY マガジン
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お互いの相方同士が一緒に買い物に行ったときのエピソードでは、アインシュタイン・稲田がフースーヤ・谷口理に「値段、気にせんと買い」ではなく、「俺のことビビらせてみ」と言ったそうで、田中は「稲田さんはカッコいい」と持ち上げます。これに河井は「そんなん言うて、この間、あいつ後輩と回転寿司行ってた」と切り捨て、お互いの相方の“ケチ”エピソードで盛り上がりました。

「飲みながら聞きたい!」と田中が絶叫

さらに話題は、お店や街中でのエピソードトークに。河井は、東京は全体的に見るとシュッとした接客、関西はやっぱり面白いと話し、自身が大阪のお店で体験した面白エピソードを次々に明かします。

田中も負けじと、大阪・なんばにある「全員に行ってほしい」「食べたら、なんかヤバいもん入ってるって必ず言う」「マジでうまい」店で見たという、かわいすぎる女子の話を披露。

出典: FANY マガジン
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次々と新しいエピソードが飛び出して盛り上がるトークに、田中は思わず「飲みながら聞きたい!」と絶叫。ライブ終了の音が鳴り響くと「終わりたくない。いやや、いやや!」と駄々をこねて客席を笑わせます。

終了間際には、先日行われた霜降り明星・せいやの結婚式のウラ話も。最後の最後まで大盛り上がりでイベントは終了しました。


よしもと祇園花月“13周年”を締めくくる爆笑ライブ『ゆずるとショータイムの「スンドゥブアゲ」』は7月22日(月)18:15までオンラインで見逃し視聴ができます(チケット販売は同日正午まで)。

FANYオンラインチケット(配信)はこちらから。

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