SNSサービス「Threads(スレッズ)」の機能を活用して“一番おもしろい投稿”をした芸人を決める『よしもとThreads王決定戦』 の決勝大会が、12月16日(月)にヨシモト∞ホールで開催されました。決勝に進出した10人の芸人による投稿を審査員とユーザーが審査し、やさしいズ・タイが初代チャンピオンに輝きました。
ファイナリスト10人の投稿を審査
この大会は、すべての吉本興業タレントを対象に、テキストのみ、もしくはテキストと動画や画像などを組み合わせ、Threadsの機能を活用した“一番おもしろい投稿”をした人を決めます。
審査委員長は板尾創路、審査員は次長課長・河本準一、レイザーラモン・RG、吉田朱里の3人が務めます。MCは令和ロマン(高比良くるま、松井ケムリ)の2人、さらに“大会アンバサダー”として、SNSに精通したおばたのお兄さんと、Instagramの『よしもとリール王決定戦』で優勝経験があるエルフ・荒川が相方のはるとともに登場しました。
約130人の参加者のなかから選ばれた決勝進出者は、ぺんぎんナッツ・いなのこうすけ、大自然・しんちゃん、ぞにぃ、やさしいズ・タイ、カゲヤマ・タバやん。、アイロンヘッド・辻井亮平、ぬまんづ・原いい日、初恋クロマニヨン・比嘉憲吾、ヤーユ、サンライズ・山野金融の10人。MCの令和ロマン・松井いわく、「デジタルネイティブじゃないおじさんばかり」な面々です。
10人による予選投稿と決勝用投稿を審査員とユーザーが審査。優勝者には栄えある「よしもとThreads王」の称号が与えられるほか、賞金100万円が贈られます! 『よしもとリール王決定戦』初代チャンピオンのエルフ・荒川は、「次の年から応募者めっちゃ増えるから、初回がいちばん獲りやすい」と自身の経験をもとに、ファイナリスト一同を激励しました。
「坊主はファニーだと世に広めたい」
まずは予選投稿の審査から。日常を切り取った動画や、雑誌のパロディーなど、さまざまな投稿で会場は爆笑の連続。そんななか、自身の頭髪を使い、食べ物の写真とうまく組み合わせて笑わせたやさしいズ・タイと、後輩のギャグにギターでかっこいい伴奏を付けてオシャレに変化させるというネタで驚かせたアイロンヘッド・辻井がそれぞれ3票ずつ獲得しトップに立ちました。
タイは「毎月11ミリに設定して刈ってるかいがあります」、辻井は「これからもいろんな芸人をサポートしていきたいです」と喜びます。
続いて、ファイナリスト全員の決勝投稿の審査へ。出場者は「年末年始」というお題に添った投稿で勝負します。ここでも予選で上位だったタイと辻井が強く、最終的にはタイが8票を獲得して優勝!
さらに審査員特別賞があることが発表され、架空の友人を紹介し、その詳細さに会場をざわつかせたカゲヤマ・タバやん。が選ばれました。
優勝して特製の“Threads”王座に座ったタイは、トロフィーと賞金を手に大喜び。「坊主というだけで怖がられたり、職質されたりすることが多い。これを機に、坊主はもっとファニーなものだと世に広めたいです」と笑顔を見せました。
審査員の次長課長・河本は、「100万円で和洋中のもっといい料理食べて、それを使って(ネタにして)。そのまま本にもなりそう」と、タイの今後についてアドバイスします。
今回の投稿についてタイは、「パッと見ただけでわかるように」ということを意識したそうです。これに、おばたのお兄さんが「僕もオムライスを作る動画で、海外も合わせて700万再生とかいった。言葉が要らないっていうのはめっちゃ強い」とうなずくと、審査員たちから海外進出を勧める声が! 突然の提案にタイも思わず、「重圧に耐えきれないです……」と及び腰の様子でした。
これまでThreadsを使っていなかった板尾も、記者陣から「投稿してみるつもりは?」と聞かれて、「1回やってみます」と前向きに回答。「タクシーに乗るときに助手席に乗り込むっていうのをやってみようかな」と板尾らしい“構想”を語り、一同から「怖いなー!」と大ウケでした。