見取り図・盛山が股間に魚の模型を挟んで…配信不可能な“口外禁止ライブ”!! ダブルアート「過激大祭典」のヤバさをこっそりお届け

どうもこんばんは。芸人ライターの翠星チークダンス・木佐です。
ダブルアート(タグ、真べぇ)による“過激な笑い“の祭典が、今年も繰り広げられました。その名も「ダブルアートの12才協会 第二回過激大祭典~この日しか見れない観覧注意のお笑いライブ~」! タイトル通り、前回に続いてテレビやふだんのお笑いライブでは絶対に披露できないネタやコーナーがてんこ盛り! 6000円の前売りチケットは即日完売ということで、コンプライアンスが厳しくなった世の中でも、お笑いファンは過激なものを渇望していることがうかがえます。イベントのあと、私も思わず「記事で書けることがあるんですか!?」と文句を言ったほどの“過激な内容”とは!?

©キョートタナカ
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客席とのコール&レスポンスも放送禁止用語

1月27日(月)に大阪・味園ユニバースで開催された、この過激イベント。集まったのは特番級の超豪華なメンバーです。

ミルクボーイ(内海崇、駒場孝)
ななまがり・森下直人
金属バット(小林圭輔、友保隼平)
ロングコートダディ(堂前透、兎)
ニッポンの社長(辻、ケツ)
ビスケットブラザーズ(きん、原田泰雅)
黒帯(大西進、てらうち)
マユリカ(阪本、中谷)
蛙亭(イワクラ、中野周平)
濱田祐太郎
アインシュタイン(稲田直樹、河井ゆずる)
見取り図(盛山晋太郎、リリー)
ツートライブ(たかのり、周平魂)
令和喜多みな実・河野良祐
ザ・プラン9・爆ノ介
コロコロチキチキペッパーズ(ナダル、西野創人)
爛々・萌々
らいおんうどん(ガオ〜ちゃん、しげみうどん)
キャツミ

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

さらに、イベントの前説を務めるのは豪快キャプテン(ベーやん、山下ギャンブルゴリラ)、ドーナツ・ピーナツ(ピーナツ、ドーナツ)という、ふだんの劇場では前説する姿など見ることのない実力派2組。過激な公演内容に慣れてもらうために、客席から過激なコールアンドレスポンスを募り、その結果、とんでもない放送禁止用語をお客さんみんなで叫んでライブはスタート!

ダブルアートと前説の2組によるオープニングでは、「今日見たことはSNSなどで漏らさないように」と念押しで呼びかけられ、客席の期待が高まります。

詳細は公開不可能! 衝撃の過激ネタオンパレード

過激ネタブロックでは、それぞれの芸人がこの日しか見られない“コンプラ度外視“なネタで会場を大いに湧かせました。

トップバッターの黒帯は「今日はヤレそうな客ばっかりやなあ」と客席の緊張をほぐしつつ、爆弾発言をするネタでしっかりと盛り上がる空気をつくり、続く金属バットとR-1王者の濱田祐太郎は、いまいちばん話題になっているニュースに切り込んだネタで会場を沸かせました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

蛙亭はイワクラ自身が、この日のために新ネタを2本つくり、より過激なほうを選んだほどの気合の入りっぷり。女性用の夜のお店をテーマにしたコントで、キャスト役の中野の一言で爆発を起こしました。キングオブコント王者のビスケットブラザーズは摩訶不思議なお尻コントを披露し、会場はビスブラワールドに!

ロングコートダディは、夜の営みに対する兎のトンチンカンな勘違いを堂前が訂正する漫才で客席は弾けるようなウケ。ニッポンの社長は大人向けビデオの企画会議のコントで笑いを取り、マユリカは女子バレーボール部のコントで2人の行動に客席から悲鳴が起こります。

続くななまがりは初瀬悠太の体調不良のため、急遽、森下がピンネタを披露することに。森下の奇天烈なキャラクターが発するぶっ飛んだ下ネタでR-1ファイナリストの実力を知らしめました。セルライトスパのコントは明転した瞬間から過激っぷりに客席がどよめき、まさかすぎるオチで驚愕の嵐!

さらにM-1王者、ミルクボーイはいつもの「オカンの好きな〇〇」の漫才を過激なテーマで披露。内海のキレキレの偏見は特に男性客に刺さりまくっていました。

そして大トリを務めるのは本日の主役、ダブルアート。タグの小道具作りのスキルがよく知られていますが、その才能が“アダルト”な方向にも遺憾なく発揮された、大人向けすぎる商品を紹介する通販番組のコントで、過激ネタブロックを締めくくりました。

河井ゆずるがブリーフで逃げ回る!

その後は、過激コーナーブロックに突入! ダブルアート・真べぇ、ツートライブ、令和喜多みな実・河野、ザ・プラン9・爆ノ介のレギュラーチームと、アインシュタイン、見取り図、コロコロチキチキペッパーズのゲストチームが登場すると会場からは大歓声! ゲームが始まる前からお互いの騒動をイジりあって大はしゃぎしたあとは、タグ考案のハチャメチャなコーナーでステージと会場を盛り上げます。

釣竿の先についた魚の模型をパンツの中に挟んで、お互いの股間を釣り合うコーナーでは、見取り図・盛山が自身の股間にクリップを挟んでいるタイミングで相方のリリーが先日発表した結婚を祝ったり、相手チームにアダルトなアイテムで妨害されながら上手くイラストを描くコーナーでは、アインシュタイン・稲田の裸体に客席から声が漏れるなか、稲田がその犯人を特定しようとしたりする一幕も。

©キョートタナカ
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シャチの浮き輪で綱引きをしながらBGMが変わるとマネキンに熱烈なキスをするという奇想天外なコーナーでは、ツートライブ・たかのりの情熱的なキスや、コロコロチキチキペッパーズ・西野の鍛え抜いた身体で激しく抱擁する姿に会場が沸きました。

相手の股間を触って声を出させたほうが勝利というコーナーでは、真べぇの対戦相手として、まさかのアインシュタイン・河井が参戦。巨漢の真べぇからブリーフ姿で逃げ惑う河井の姿に会場は抱腹絶倒。コーナーブロックも大盛り上がりでした!

©キョートタナカ
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観客総立ち! ダブルアート本気のパンクライブ!

そしてラストは、ダブルアートの前身でもあるハードコアパンクバンド「WART」によるライブ。ギタリストとしてキャツミ、コーラス隊「孔雀合唱団」として爛々・萌々とらいおんうどんが参加し、衝動的な楽曲と激しいライブパフォーマンスに会場のボルテージは最高潮に!

大祭典の残された時間をハイスピードで駆け抜け、それに呼応するように観客も立ち上がり、それまでのお笑いライブの雰囲気とは打って変わってタグのシャウトが轟きました。

出典: FANY マガジン
出典: FANY マガジン

あっという間の3時間でエンディングを迎えた過激大祭典。もちろん配信できるわけがない内容だったので、次回開催された際には、ぜひあなたの目で見届けていただきたいです!

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