ガレッジセールのゴリこと照屋年之監督の最新作『かなさんどー』が全国公開中です。この度、名シーンが存分に詰まった感動の主題歌スペシャル本編映像MVが解禁され、また著名人より、映画感想コメントも到着しました!
愛おしくて切ない心揺さぶるヒューマンドラマ

本作はモスクワ国際映画祭などの国際的な映画祭に出品され、日本映画監督協会新人賞を受賞した『洗骨』(2019)の照屋年之監督の6年ぶりの最新作。
「かなさんどー」とは沖縄の方言で “愛おしい”を意味する言葉で、本作は沖縄県の伊江島を舞台に、実力派キャストで情緒豊かに紡がれる“家族の愛と許しの物語”となっています。
主人公・美花を演じるのは、沖縄出身で連続テレビ小説「ちむどんどん」(22、NHK)、大河ドラマ「光る君へ」(24、NHK)ほか若手女優として幅広く飛躍し続ける松田るか。また母・町子を劇団四季出身でドラマ、映画、舞台など多方面で活躍する堀内敬子、さらにエミー賞史上最多の主要部門を含む25ノミネートを記録した『SHOGUN 将軍』(24 /Disney + 他)でゴールデン・グローブ賞テレビドラマ助演男優賞を受賞した浅野忠信が父・悟を演じ、実力派アンサンブルで情緒豊かに紡がれる家族の愛の物語。照屋監督の新境地にして新たなマスターピースが誕生します。
名シーンが存分に詰まった感動のMV映像が解禁!

先日、主演の松田るかが唄うスペシャル歌唱映像が解禁され、「泣きました。」、「歌うまいなあ」、「素敵な歌声」など多くの感想を寄せられ反響を呼んでいる本作のタイトルでもある沖縄民謡の「かなさんどー」。その楽曲にのせてこの度、スペシャル本編映像で編集されたミュージックビデオが解禁となりました。

冒頭から撮影地となった伊江島のテッポウユリが咲き誇るリリーフィールド公園で美花(松田るか)が唄うシーンや、和気あいあいな家族の様子、沖縄の美しい海、さらにクライマックスの美花と悟が涙を流しながら向き合うシーンなど、ふんだんに本編映像が使用され、「かなさんどー」の歌詞と訳詞の字幕と共に映し出されています。

映像の歌詞ひとつひとつがリンクし、本作の名シーンが存分に詰まった見どころ満載の映像をぜひご確認ください!
・「かなさんどー」MVはこちら
各界より、本作への感想コメントが続々到着!
照屋監督の前作『洗骨』で主演を務めた奥田瑛二は「流れるまま涙を流し、最後にまた泣いてしまった。性別も世代も関係なく刺さる、本当に素敵な作品。『洗骨』から6年、照屋監督はまたいい映画を撮ったなぁ」とコメント。
またシンガーソングライターの宮沢和史は「この物語を見終わったあと 故郷に還りたくなった 自分の人生に関わってくれた すべての人に会いたくなった……」、品川庄司の庄司智春は「こんな素敵な最期があるなんて。めちゃくちゃ泣いた。今、観終わってすぐに両親に電話した。そして早く家に帰って妻に会いたい。子ども達に会いたい。あゝ会いたい! そんな気持ちになる優しい素敵な作品です。夫婦と親子の愛おしい想いを沖縄と共に感じてください」、また相方であるガレッジセールの川田広樹も「前作の『洗骨』も泣いたんですが、今回はもっと泣きました! 家族の深い愛と、許しがテーマの『かなさんどー』 自分も、父親とちゃんと仲直り出来なかった後悔を思い出して色々 考えさせられました。 1番大切だけど、1番ムカつく。 そんな家族に会いたくなる映画だと僕は思います。 是非、劇場の大スクリーンで観て下さい」と号泣のコメントを寄せています。そんな、感動必至の映画『かなさんどー』は、全国絶賛公開中!
コメント
※五十音順
■相席スタート山﨑ケイ/(芸人)
おばあちゃんに会いたいな、と映画を見終わった後、一番最初に思いました。見た人はきっと、もう会えない人にとても会いたくなる。でもできないから、会える人と会って、会えなくなってしまった人の話をたくさんしたい気持ちになりました。
■池澤夏樹/(小説家・詩人)
父と娘の仲はむずかしいが、終わりは沖縄芝居の感動。
「かんなじ泣かします」!
■奥田瑛二/俳優・映画監督
流れるまま涙を流し、最後にまた泣いてしまった。
性別も世代も関係なく刺さる、本当に素敵な作品。
『洗骨』から6年、照屋監督はまたいい映画を撮ったなぁ。
■カラテカ矢部太郎/芸人・漫画家
小さな山がある小さな島の小さな家族のどこか絵本のような愛おしい映画でした! ユーモアいっぱいの画面から、一緒に笑い合うことをあきらめない。許し合うことをあきらめない。そんな大きな願いを感じました。
■ガレッジセール川田/芸人
前作の「洗骨」も泣いたんですが、今回はもっと泣きました! 家族の深い愛と、許しがテーマの『かなさんどー』 自分も、父親とちゃんと仲直り出来なかった後悔を思い出して色々 考えさせられました。 1番大切だけど、1番ムカつく。 そんな家族に会いたくなる映画だと僕は思います。 是非、劇場の大スクリーンで観て下さい。
■CRAZY COCO/芸人
【ユーモアが心を救う】
そんな瞬間が具現化されて映画に詰まっていると感じました。
家族の命と向き合うことは人生最大の悲しみだと思います。
最期を笑顔で迎えさせてあげたい気持ちも許し難い過去がある場合は尚更葛藤が邪魔をする。
暗くなりがちなテーマではあると思いますがしっかりとこだわり抜かれた画角や間から生まれるコンスタントな笑いに、泣いて→笑って→泣いて→笑っての繰り返しでした。最後は沖縄にいるみたいなぽかぽかあったかい気持ちで満たされます。
■品川庄司 庄司智春/芸人
こんな素敵な最期があるなんて。
めちゃくちゃ泣いた。
今、観終わってすぐに両親に電話した。
そして早く家に帰って妻に会いたい。
子ども達に会いたい。
あゝ会いたい!
そんな気持ちになる優しい素敵な作品です。
夫婦と親子の愛おしい想いを沖縄と共に感じてください。
■ハイキングウォーキング鈴木Q太郎/芸人
素敵な作品をありがとうございます!
沖縄の美しい情景を感じながら物語に入り込みいつのまにか感動して泣いてました。
思い出し笑いは何度も経験してますが「かなさんどー」を観た後に思い出し感動、思い出し泣きしてるという経験は初めてです。
そしてやれる限り親孝行して妻と子供達が幸せになるよう一生懸命生きて行くと決めました! そんな思いになった最高の作品でした。
知らなかったです!
「かなさんどー」なんて素敵な方言なんですか!
■ハリー杉山/タレント
肉体的な死を自分の愛する人が迎えても、その人が本当の死を迎える時は忘れ去られた時だと僕は思います。
だから僕は父の話をよく人にします。
ただ、僕は父の日記を開ける勇気がなく旅立ってから3年、未だに開けていません。開けた瞬間、パンドラの箱のように自分の抑えていた感情が爆発するのが怖くて。
今回“かなさんどー”を観て、やっと僕も父の日記を見なくては、と思えました。
まだ知らない父に出会いたい。そしてまだ知らない母にも出会えそう。
作品内の沖縄の皆さんの間に流れる温かい絆のように、僕も新たな心と心のコミュニケーションに花を咲かせるかもですね。
■紅しょうが 熊元プロレス/芸人
人への想い方は本当に色んな形があるんだなと改めて感じさせられた映画でした。観終わった瞬間から私の理想の夫婦像が町子と悟、理想の娘が美花、言われたいセリフが「かなさんどー」になりました。
■紅しょうが 稲田美紀/芸人
またよしの練り物は揚げたてで食べたいし、化粧は毎日丁寧にしようと決めたし、両親にはより優しくそして二人仲良く過ごしてもらいたいとさらに思える映画でした!
今度の家族旅行の時に恥ずいけど馴れ初め聞いてみようかなと思いました。
■マユリカ阪本/芸人
沖縄だから陽気な映画なんだろうと勝手に思ってしまっていました。
こんなに静かで引き込まれる沖縄は初めてです。
沖縄の人の温かさや自然を感じながらも、哀愁が漂っていて息を呑んで見入りました。
「面白かったなぁ、たまには実家に帰らないとなぁ」と思いました。
■マユリカ中谷/芸人
同じシーンでこんなにも見え方が変わってくるんですか!?
コメディの配分も本当に心地が良くて、ラストシーンは本当にズルいです……!
こんなもの観せられたら、今度ゴリさんにお会いする時めっちゃ緊張してしまいます。
■宮沢和史/シンガーソングライター
この物語を見終わったあと
故郷に還りたくなった
自分の人生に関わってくれた
すべての人に会いたくなった……
■茂木健一郎/脳科学者
ゴリさんは、脚本を書くのがほんとうにうまい。
人間の心のいちばんやわらかな部分を、笑いと、涙と、そしてサプライズでやさしくくすぐってくれる。
最後のシーンで私はすっかりやられて思わず涙した。気持ちの良い、すっきりした感動だった。
「おいおい、これは!」という冒頭から、「うわあ」の圧巻のラストまで、伏線の張り方も素敵すぎる。
本作は、脳科学的に、愛と涙の「カメラを止めるな!」である。
■森三中 大島美幸/芸人
泣いて笑ってまた泣いて。
人生、綺麗事では済まされないことが多いけれど、泥臭くさくても最期を“綺麗事”にしてくれた美花、とってもかっこよかったです。
ストーリー
妻・町子(堀内敬子)を失った父・悟 (浅野忠信)は、年齢を重ねるとともに認知症を患っていた。娘の美花(松田るか)は、母が亡くなる間際に助けを求めてかけた電話を取らなかった父親を許せずにいる。そんな父・悟の命が危ないと知らせを受け、苦渋のなか故郷・沖縄県伊江島へ帰ることに。父との関係を一向に修復しようとしない美花だが、島の自然に囲まれ両親と過ごしたかけがえのない時間を思い返すなか、生前に母が記していた大切な日記を見つける。そこで知ったのは母の真の想い、そして父と母だけが知る< 愛おしい秘密 >……。
※かなさんどー: 沖縄の方言で“愛おしい”という言葉
作品概要
『かなさんどー』
キャスト:松田るか、堀内敬子、浅野忠信、Kジャージ、上田真弓、松田しょう、新本奨、比嘉憲吾、真栄平仁、喜舎場泉、うどんちゃん、ナツコ、岩田勇人、さきはまっくす、しおやんダイバー、仲本新、A16、宮城恵子、城間盛亜、内間美紀、金城博之、前川守賢、島袋千恵美
監督・脚本:照屋年之(ガレッジセール・ゴリ)
製作総指揮:福田 淳
製作:福永真里、藤原寛
プロデューサー:石田玲奈、鳥越一枝
協力プロデューサー:金森 保
撮影:大城 学
照明:鳥越博文
録音:横澤匡広
美術:吉嶺直樹
装飾:梅原文
ヘアメイク:荒井ゆう子
衣装:むらたゆみ
助監督:石田玲奈
フードスタイリスト:中村真琴
編集:初鹿紗梨
音響効果:佐藤祐美
DIT&データ管理:小野寛明
題字:おやまゆき
音楽:新垣 雄
歌唱指導:古謝美佐子
主題歌:『かなさんどー』作詞・作曲:前川守賢
協賛:くらしの友、沖縄セルラー電話、沖縄タイムス
配給:PARCO
宣伝:FINOR
制作協力:キリシマ一九四五
制作プロダクション:鳥越事務所
制作:スピーディ
製作:「かなさんどー」製作委員会
2024年/日本/日本語/86分/G
©︎「かなさんどー」製作委員会