東大生×よしもと芸人“開発”のボードゲームが面白すぎてマヂラブ村上が自腹購入!「妻と家で飲みながらやりたい」

東京大学の学生とよしもと芸人がタッグを組んで開発したオリジナルボードゲーム『シランティア』が完成し、3月18日(火)に東京・池袋のボードゲームカフェJELLY JELLY CAFE 池袋2号店でお披露目&体験会が開催されました。会場には多くのボードゲームファンが来場し、芸人たちと一緒に『シランティア』を初プレイ! 手に汗握る心理戦に大盛り上がりとなりました。

出典: FANY マガジン
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プレイヤーの中に潜む「シランティア」を見破れ!

『シランティア』は、吉本興業が「笑う東大、学ぶ吉本プロジェクト」の一環として参画している、東京大学の体験活動プログラムのひとつ「オリジナルのアナログゲーム制作・PR体験」から生まれました。

プログラムに参加する学生とガ-リィレコードチャンネル(高井佳佑、フェニックス、雨野宮将明、太郎)の4人がゲームのルールや内容などのアイデアを出し合い、ネゴシックスがゲームのイメージに合わせてイラストを制作。JELLY JELLY CAFEの運営やオリジナルボードゲームの製造・販売を行う株式会社ピチカートデザインの白坂翔氏、高橋俊介氏の監修によって完成しました。

出典: FANY マガジン
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ゲームの舞台は、さまざまなテーマに関してランク付けをする「ティア表」づくりに大忙しの「ティア王国」。しかし、市民たちの中にはテーマを知らずにランク付けに参加する「シランティア」が紛れ込んでいるので、プレイヤーはティア表づくりをしながら、シランティアは誰かを見破るというゲームです。

ルールは以下のとおり。

①まず、シランティアカード1枚を含む役割カードをプレイヤーに裏向きで配布。プレイヤーはほかの人に見られないよう、市民なのか、それともシランティアなのか、自分の役割を確認します。

②次に、裏と表に「ポップコーン」「スーツ」「扇風機」など、多種多様な“モノ”の名前が書かれたモノカードを4枚ずつ配布。

③そして、じゃんけんなどで決まったスタートプレイヤーが、 「あだ名にされたら嫌なもの」「部屋にあったらおしゃれなもの」などさまざまなテーマが書かれたお題カードから1枚を裏返しのまま引きます。全員で目を閉じて、隣の人の肩を叩きながら順番にお題カードを回し、カードを渡された人は目を開けてお題を確認。このとき、シランティアだけはお題カードを表にせず、お題を知らないまま次の人へ回します。

出典: FANY マガジン
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④全員回し終えたら、手持ちのモノカードをS~D(Sがもっともテーマに適していると思うモノ。Dに行くほど、お題に沿っていないモノ)の5段階でランク付けをして「ティア表」と呼ばれるランク付け表の各ランクに配置。ほかのプレイヤーたちが何をどうランク付けするかを観察し、皆で相談して誰がシランティアかを探ります。

見破れなければシランティアの勝利! 見破られれば市民チームの勝利です。

楽しすぎてアルコールを注文する芸人も!

今回の体験会に参加した芸人は、ゲームデザインを担当したガーリィレコードチャンネルとイラストを担当したネゴシックス、ゲーム好き芸人のこりゃめでてーな・伊藤こう大とオダウエダ・植田紫帆、そしてMCとしてマヂカルラブリー・村上。

来場者たちと芸人は各テーブルに分かれ、さっそくゲームをスタート!

テストプレイの経験がある雨野宮は、同じテーブルの人たちにアドバイスをしながらゲームを引っ張り、雨野宮と一緒にプレイしていた植田は「演技力が大事!」と気付きを得たり、「誰が何を置いたか、もう覚えていない……」と絶望したりしながら初プレイを楽しんだ様子。

出典: FANY マガジン
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高井は、誰かがモノカードを置くたびに表情を読み取ろうと凝視して笑わせ、太郎は、最後の見破りの場面で「ファイナルシランティア?」とオリジナルワードで迫ってゲームを盛り上げます。伊藤にいたっては、仕事であることを忘れてアルコールをオーダーする始末……。

どのテーブルも初対面同士とは思えないほど、ワイワイ楽しく盛り上がりました。

出典: FANY マガジン
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こうして大盛況のうちに体験会が終了すると、ネゴシックスが「こんなに仲よくなるとはね」とポツリ。ゲーム制作を担当した学生も、「皆さんが意外に苦戦しているので、見ていて面白かった」「みんな仲よさそうにやっていて、これは僕らがつくったゲームがすごいのか、みなさんのコミュニケーション力が高いのか……。でも、盛り上がってくれて嬉しいです!」と満足気な笑顔を見せました。

村上が芸人に囲まれて記念撮影!?

この日は販売会も実施し、購入者には特典として芸人全員が記念撮影に応じました。多くの参加者がシランティアを購入するなか、この日、最後の購入者となったのは、『シランティア』を気に入ったという村上! 自腹で購入した村上は、芸人たちに囲まれて、微妙な表情で特典の記念撮影をしました。

出典: FANY マガジン
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ゲームの制作にあたっては、まさにこの会場で学生たちとガーリィレコードチャンネルの4人が集まって試行錯誤を重ねたそうで、学生が「人気ゲームのキャラランクが好きなので、自分たちでも何かつくれないかと思いました」と着想のヒントを明かしました。

また、「シランティア」というキャッチ―なゲーム名は、太郎が名付け親。太郎は「ネーミングがなかなか難しかったんですが、『知らない』と『ティア表』『フロンティア』をかけて“シランティア”を提案したら、それいいですねってなって」と語りました。

イラストを担当したネゴシックスは、「ティア王国」という舞台設定からイメージを膨らませたそう。「それを頼りにお城を組んでみたり、服装はわからないので、おじいさんのスラックスみたいになっちゃって……。なんとかイメージに合っていればいいんですけど」と不安そうに言うと、女子学生が「かわいい!」と笑顔で応えて安心させました。

出典: FANY マガジン
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「最強は麒麟・川島」その予想の理由は…

さっそく『シランティア』を購入した村上は、「妻の友だちがよく家に来て、一緒にボードゲームで遊ぶので、その人たちと家で飲みながらやりたいですね」とのこと。ゲーム好きの伊藤も「よく旅行先に小箱サイズのゲームを持っていくので、ぜひこれも持っていきたいですね」と言います。

また、「シランティア最強よしもと芸人は?」と聞かれた村上が麒麟・川島明を挙げ、「ウソもうまそう」とその理由を明かすと、芸人たちも納得顔でした。

最後に、村上は『シランティア』の魅力をこうアピールしました。

「今日初めて触りましたけど、ルールもすぐ理解できたし、駆け引きも楽しめました。誰でもすぐに始められるのがすばらしいと思います。ボードゲームって、ヨーロッパの難しそうな雰囲気のパッケージが多いんですけど、これはすごくポップで手に取りやすいし、老若男女いろんな人に楽しんでほしいです!」

出典: FANY マガジン
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『シランティア』の購入はこちらから。

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