“金の卵オーディション”の新座員17人発表! アキの相方・ケンが55才で新加入「“水玉れっぷう隊や!”と萌えてもらえたら」【新喜劇・寛平GM月例会見】

吉本新喜劇の間寛平GM(ゼネラルマネージャー)の月例会見が、3月28日(金)に大阪市内の吉本興業本社で行われました。今回の目玉は、約5年ぶりに実施された「金の卵12個目オーディション」の合格者お披露目! 満を持して新喜劇入りを決めた“あの人”から、超フレッシュな10代まで、17人の新座員が発表されました。さらに浅香あき恵からは話題の新プロジェクトPRもあり、盛りだくさんの会見の模様をレポートします!

出典: FANY マガジン
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浅香あき恵が70才目前に“2人芝居”に挑戦

この日の司会を務めたアキが、寛平GMと、“新喜劇の顔”西川忠志を呼び込みました。3月2日(日)の「新喜劇記念日公演」で“顔”に選ばれてから初のGM会見に臨んだ忠志は、「発表の瞬間は頭が真っ白になったが、3週間ちょっとたち、冷静に考えてみると……」と話し始め、しだいに熱が入ります。これに寛平GMが「カタいねん! もうちょっとゆっくり!」とダメ出ししますが、忠志の熱弁は止まりません。

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続いて、浅香あき恵が登場。4月26日(土)に大阪・SPACE 14で開催される“浅香あき恵ニュープロジェクト第1弾”『2人芝居』をPRしました。浅香は酒井藍と2人で繰り広げる今回の舞台のきっかけについて、「私も(芸歴が)48年になり、あと2年で70(歳)のカーテンを開けて大台に乗る。その前にいろんなことに挑戦してみたいと思った」と話します。

脚本・演出は「新喜劇では見られない2人を演出してみたい」と、お〜い!久馬(ザ・プラン9)が担当。浅香は「お笑いの舞台ではなく、心の動きとともに、いろいろ展開していく物語。同じ空間で、同じ気持ちになって見てもらえるんじゃないか」と話しました。

また、浅香は、「(1人芝居は)あまりにもハードルが高すぎるので、2人ならどういうお芝居ができるのかやってみることにした」と語ります。好評なら第2弾や追加公演も考えているようで、「皆さまが押し寄せてくれたらそうなると思います!」とアピール。寛平GMも、「あき恵ちゃんは、ちゃんと芝居ができるからね」と太鼓判を押しました。

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現役大学生から55歳のベテランまで!

続いて昨年末から募集・選考を行なってきた「金の卵12個目オーディション」の合格者発表です。応募総数約500人のなかから選ばれた新座員が、自己紹介しました。

アイリスガワは、YPA(よしもとパフォーミングアカデミー)出身の20歳。「私たちはYouTubeやTikTokの世代だけど、生の舞台はこんなにおもしろいんだと発信していける人になりたい」と意気込みます。

NSC(吉本総合芸術学院)大阪45期の井上果音は、「将来、ファンの皆さんにおもしろいと認めてもらえる座員に」と宣言。

身長153センチの上野駿太は、「特技の歌を生かして座員として有名になっていきたい。めっちゃ目立ちたいと思います!」と元気いっぱい挨拶しました。

沖ひなたは、4月から大学2回生になる19歳。ダンスが得意で、「手を使わずに起き上がることができる」と実演し抜群の身体能力をアピールします。

おはるは、音楽大学でミュージカルを学んでからNSCに入学した変わり種。過去2回のオーディションに落ち、“三度目の正直”で念願の新喜劇入りを果たしました。

川本眞優は、「新喜劇が本当に本当に大好き。シリアスからコメディまでできる座員になりたい」と笑顔で挨拶。

8年にわたって新喜劇に入りたいと熱望してきたきだななみは、「新喜劇が100年後、200年後も続いていくよう、自覚を持ち人生をかけてがんばりたい」と熱く意気込みます。

九冨悠二郎は、NSC東京30期。北海道出身で「将来は座長になって故郷で公演したい」と夢を語りました。

そして、寛平GMが「ちょっと違う人が入ってきてるんじゃない? どこのおっちゃん?」とイジったのは、“水玉れっぷう隊”でアキの相方であるケンです! 「最初はグー! じゃんケンです!」とポーズを決めた55歳は、「皆さん、将来の夢を語ってますが、僕はいまがもう将来。死ぬ気でがんばります」と決意を語ります。

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後藤サフィーは、大学で舞台芸術を学ぶ19歳。「島田珠代さんのようなキレのある人物になりたい」と目標を掲げました。

NSC大阪39期で、これまでコンビを組んで活動してきた菅野智義は、「これからの芸人人生、どうしていこうと思ったときに、オーディションを知ってここしかないと思った」と話します。

新喜劇ファンで、会見の翌日もなんばグランド花月の本公演を見に行く予定という立花えこは、「早く憧れの皆さんと一緒にお芝居できるようがんばりたい。憧れの座員は井上安世さん」と語りました。

「体を鍛えることが趣味」というのは仲澤秀朗。「体も器も大きく、名前も知ってもらえるような人気座員を目指す」と胸を張ります。

「5年ぐらいで誰かが座長になってほしい」

田中ルイボスティーはNSC大阪46期ですが、実はNSCは2回目でした。「新喜劇に入りたくて入学したが、オーディションがなく諦め、もう1回入り直した」と語り、笑い飯・哲夫のモノマネなど特技もしっかり披露します。

野呂桃花はアキに憧れていて、「いつの日か、舞台に立ってアキさんから“いいよぉ〜”と言ってもらえる役を」を夢をふくらませます。ここで、司会のアキがすぐさま「いいよぉ〜! ハイ、もう終わったね」とイジられて大慌てする一幕も!?

横山裕輝はダンス、とくにブレイキンが特技。「お母さん、ありがとう!」と大きな声で叫んで喜びを表現すると、「新喜劇にとって必要不可欠な存在になるのが目標」と表明しました。

今回のオーディションでは17人が合格(川越星は舞台の仕事のため欠席)。精鋭たちを前に寛平GMは「みんな夢がいっぱいある。若いってうらやましい。夢に向かってがんばっていってほしい」とエールを送ります。さらに「僕らの時代は20代で座長になっていたので、5年ぐらいで誰かが座長になってほしい。そして、若いお客さんたちがどんどん見に来てくれるようになっていけば」と期待を寄せました。

忠志は「奇をてらっておもしろいことをやろうとするのではなく、台本をきちんと受け止めて真剣にやること。真摯に真面目に、一歩一歩前に進んでいってください」とアドバイスしました。

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なお、ケンはすでに4月8日(火)から、京都・よしもと祇園花月での新喜劇公演に出演が決まっています。10〜20代ばかりの新座員のなかで気を吐くベテランは、「(すぐに出演できて)本当に光栄。同期の皆さんの気持ちを背負ってがんばる」と気合十分。一方で「同期なので、割り勘でお願いします」と釘を刺すことも忘れません。

ケンは、“新喜劇65周年ツアー”にゲスト出演し、「“新喜劇、ええなあ”という気持ちになった。アキとがっつり組んでやるのもいいなと改めて思った」と語り。オーディションを受けた動機をこう説明しました。

「息子や娘ぐらいの年齢の子たちと一緒にオーディションを受けるなんて、なかなか体験できることじゃない。“みんなと一緒にがんばっていかなあかんな”という、ふつうに芸人をやってたら感じられなかった気持ちになっている。水玉れっぷう隊は解散していないが、これからは新喜劇のケンになる。アキと2人並んだとき、見ている方に“水玉れっぷう隊や!”と萌えてもらえたらうれしい」

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アキの時代劇に寛平GMも涙

会見では3月の振り返りもありました。3月2日(日)の『吉本新喜劇記念日2025』第1部で史上最年長の座長となったやなぎ浩二について、寛平GMは「ほんまに愛されてる」と称賛。また、「あの新喜劇は内場(勝則)がいなかったらできてない」とベテランの貢献を強調しました。

3月8日(土)には、『吉本新喜劇in沼津ラクーンよしもと劇場』と題して、静岡・沼津に初上陸。3回のステージすべて完売でした。

3月21日(金)に開催された名作漫画『北斗の拳』とコラボした新喜劇』には、EXIT(りんたろー。、兼近大樹)ら人気芸人が参戦。主役のケンシロウを演じたアキは、「アニメの世界に新喜劇が飛び込んだ。関西のお笑いと『北斗の拳』が混じり合って拍手喝采だった」と振り返りました。

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そんなアキは「30年以上前からやりたかった」という時代劇『時が来た』を3月14日(金)~16日(日)に上演し、全公演が大盛況。本作には忠志やケンが出演し、観劇した寛平GMも迫真の切腹シーンで涙したそうです。