4月13日(日)に開幕した大阪・関西万博。その開催に合わせて、大阪城公園・太陽の広場で『大阪グルメEXPO2025 supported by SUNTORY』(主催:大阪市)が4月12日(土)から万博が閉幕する10月13日(月・祝)までの185日間、開かれます。大阪観光の魅力のひとつである「食」とともにお笑いステージなどのエンターテインメントも楽しめるこのイベント。4月10日(木)に開かれたプレスデーの様子をリポートします。

グルメEXPOを「食いだおれ」の新名所に!
『大阪グルメEXPO2025』では、会場に空調完備の2つの巨大テント、「祭MATSURI」と「宴UTAGE」が設置され、屋内外で計1,500以上の席が用意されています。来場者は、ここに席を確保しながら、会場内に並ぶ30店舗のグルメ店で食事を注文して、飲食やエンタメステージを楽しむことができます(入場無料。「宴UTAGE」のステージ観覧には有料のセットチケットが必要)。
飲食の注文や支払いは、すべてモバイルオーダー&キャッシュレス対応。期間中に出店する飲食店は随時入れ替わるので、何度来ても新しい「食」に出会えます。4月12日(土)から20日(日)までは「大阪ラーメンフェスタ」が開催され、名店10店舗が出店します。
会場はJR環状線「大阪城公園」駅から徒歩すぐで、万博会場のある夢洲駅からはOsaka Metro「森ノ宮」駅まで直通というアクセスのよさもアピールポイントです。

プレスデーは、浅越ゴエ(ザ・プラン9)がMCを務めるオープニングセレモニーからスタート! ステージにはイベントの主催者である大阪市の横山英幸市長、ゲストとして吉本新喜劇の間寛平GM(ゼネラルマネージャー)、座長の酒井藍が登場しました。
グルメEXPOについて、酒井が「ここに来たら大阪のグルメが全部食べられて、お笑いのステージも見られて、こんな夢みたいなとこあるか!」と力強く訴えると、そのあとゲストとして登壇した、大阪出身で元宝塚歌劇団星組トップスターの紅ゆずるも、こう力込めました。
「すごい名店ばかりが並んでいるし、なおかつ全国の店がそろっていますね! 『食いだおれの新名所』として海外に広めるいいチャンスだと思います」


天才ピアニストの2人が露骨なヨイショ!?
「祭MATSURI」と「宴UTAGE」のテントには、サントリードリンクブースがあります。ここではゴエ、酒井、天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)が登場し、その魅力を紹介しました。
まず「祭MATSURI」エリアで行われたのは、「酒井藍 vs. 天ピ竹内 サン生飲んでうま〜い一言対決!」。酒井と竹内のどちらが上手にサントリー生ビールの美味しさを表現できるか、バトルを展開します。
ビールを口にした酒井は「おいしー! サイコー! サン生ちゃうで、いちばん美味しいイチ生や!」とアピール。一方の竹内は「サン生の泡とゴエさんのMC、いちばんきめ細かい」とヨイショ。審査員のますみによる判定の結果、勝者は相方の竹内となりました。
ますみは「(竹内は)サントリーさんにもゴエさんにも気に入られようとしている」と話すと、自分も上沼恵美子のモノマネでサン生を絶賛し、笑いを誘いました。

続いて「宴UTAGE」エリアへ。ここでは強炭酸サーバーから注ぐ翠ジンソーダが楽しめます。ここで行われたのは「酒井藍 vs. 天ピますみ 翠餃子でうま〜い一言対決!」。翠ジンソーダとギョーザとのペアリングの妙をうまく表現してもらいます。
酒井は「酒井藍改め、酒井翠にします!」と宣言。ますみは「相性バツグン、まるでゴエさんと(ザ・プラン9の)久馬さんとの相性のようにバッチリでございます!」と再びヨイショ。となると、審査員の竹内の判定も……やはりますみでした。その竹内も、翠ジンソーダとギョーザを食べると「合う!」と力強いひと言です。


ナダルがキレイな羽根つき餃子にチャレンジ!
この餃子は味の素冷凍食品が展開する「AJINOMOTO BRAND ギョーザステーション」(4月12日~7月13日の期間限定オープン)で注文でき、来場者が自分でガスコンロとフライパンを使って羽根つき餃子を焼き上げる体験ができます。
ということで、「AJINOMOTO BRAND ギョーザステーション」では、令和喜多みな実・河野良祐をMCに、味の素冷凍食品の寺本博之社長とコロコロチキチキペッパーズ(ナダル、西野創人)が参加したイベントが行われました。
「冷凍でこんなパリパリ感出せるのがすごい」(西野)、「インバウンドの人がビビると思う」(ナダル)などと絶賛するなか、寺本社長がナダルに「餃子アンバサダーに」とまさかのオファーをするひと幕も。
「コロチキ ナダル vs. 寺本社長 AJINOMOTOギョーザ焼き対決」では、2人とも手順どおり進めていきますが、まさかの展開で会場は大爆笑に包まれました。


お笑いステージ、音楽ライブ…エンタメもしっかり楽しめる!
『大阪グルメEXPO2025』ではエンタメステージも充実。「宴UTAGE」テントでは吉本芸人による漫才や吉本新喜劇、プリンセス天功によるイリュージョンショーが、「祭MATSURI」テントではノンバーバルのパフォーマンスや音楽コンテンツが楽しめます
この日は、「イベント体験会」として一般客約800人も迎え、それぞれがグルメを堪能しながらステージを楽しみました。
「宴UTAGE」では、「よしもとお笑いステージ」がスタート! 天才ピアニストは登場するなり、観客とコミュニケーションを取りつつ、しっかり笑いをゲット。続いて登場した笑い飯(西田幸治、哲夫)も、テンポよくボケを連発しえ会場を盛り上げます。
「グルメEXPOに咲く恋の花」と題された吉本新喜劇には、酒井藍、諸見里大介、もじゃ吉田、大塚澪らが登場。グルメEXPOの話題を盛り込みながら、お馴染みのボケやコケでしっかりと新喜劇の世界を堪能させてくれました。



一方の「祭MATSURI」のステージで行われたのは「OWARAIパフォーマンスショー」。とんぺてぃーず(たかしろ、きのした先生)が傘とボールなどを使った大道芸を披露すると、ビコーン!(樋口秀吉、前田志良)もバッグとバランスボールで見事な芸を見せ、会場から拍手を浴びます。
ロードコーンを使った芸を見せたのはバタハリ(いながきスタイル、バッフォイかさはら)の2人。お約束の「大成コーン!」の掛け声が会場に響きました。そしてトリは、もりやすバンバンビガロ。スローなトークと裏腹に繰り出される大技の数々に観客は大いに笑い、盛り上がりました。




「大阪グルメEXPO2025」公式サイトはこちらから。