きゃりー、FRUITS ZIPPER、かまいたち、ザ・ぼんち…今年のコヤソニも豪華出演者がズラリ! 「“目利きクオリティ”は僕がダントツでイチバン」

小籔千豊が主宰する“音楽と笑いとゲームの融合”フェス『KOYABU SONIC2025』が、今年は9月13日（土）、14日（日）、15日（月・祝）の3日間、インテックス大阪で開催されます。小籔が出演者のラインナップから会場レイアウト、コラボ企画まで完全プロデュースするこの恒例イベントも、今年で13回目。5月21日（水）には大阪市内で第1弾の概要発表会見が開かれ、小籔が『コヤソニ』への思いを熱く語りました。

蛙亭・イワクラ「一生、小籔さんについていく！」

会見の司会進行をつとめるのは蛙亭（中野周平、イワクラ）の2人。イワクラは今年のフェスアンバサダーを務めています。

まずはさっそく、小籔が今年のキービジュアルの説明に。イラストは今年も覆面画家でミュージシャンのロッキン・ジェリー・ビーンが手掛け、メインにはロックテイストあふれるイワクラの姿が！

「一昨年は（エルフ）荒川ちゃん、昨年は（エルフ）はるちゃん、そして今年はイワクラちゃんにしました」

小籔の言葉に、イワクラが荒川のモノマネで「うれしい！」と喜びの声を上げると、いかに小籔をリスペクトしているかを力説しながら、「私は一生、小籔さんについていくと決めておりまして、小籔さんの指名でこんな大役を任せられて本当に心から嬉しいです。アンバサダーの名に恥ぬよう、精一杯、務めさせていただきたいと思います！」と、珍しく声を張りました。

荒川、はる、イワクラは小籔と仲のいい「仲良しガール」。そのメンバーには紅しょうが・稲田美紀も入っているそうで、「来年は、紅しょうがの稲田とかにしようかなと思っています」という小籔に、今度は稲田のモノマネで「ほんまに（来年も）やってください」とうなずいていました。

なお、イワクラのイラストの下には中野の似顔絵もあり、「左下にちっちゃく描いていただきました。めちゃくちゃ嬉しいです！」と中野は声を弾ませました。

「優しさの純度はどのフェスよりも高い」

今年のコヤソニも、第1弾発表から豪華アーティスト・芸人・フォートナイト出演者が勢ぞろい！

アーティストには、フェスを盛り上げるお馴染みのアーティスト、ジェニーハイ、きゃりーぱみゅぱみゅ、FRUITS ZIPPERをはじめ、アイナ・ジ・エンド、氣志團、サンボマスター、山本彩、RIP SLYME、レキシらの出演が決定。

芸人では、フェスアンバサダーである蛙亭・イワクラや、かまいたち、ザ・ぼんち、ダイアン、ツートライブ、中川家、バッテリィズ、見取り図ら豪華メンバーが大集結します。

さらに今年もフォートナイトエリアを開催し、プロゲーマーのMinipiyo、Youtube登録者数125万人のLiaqNらが登場します。

「ほかにもフェスがたくさんあるなかで、僕らのフェスを選んでくださる方々には感謝の気持ちが年々倍増しています」

小籔は感謝の言葉を語ると、こう続けました。

「アーティストさんも、芸人さんも、配信者の方々も、『小籔みたいなアホがやっているフェスに出たろうか』という気概のある方ばっかり。パフォーマンスが素晴らしいのはもちろんですけども、こんなダサいやつを助けてやろうという気持ちにあふれていて、優しさの純度はどのフェスよりも高いと思います。あったかい雰囲気、ホスピタリティ、そして女子トイレの数は日本でイチバンだと自負しております。屋内で涼しく、年配の方も足を運びやすいと思います」

小籔が目指すのは「キッズスペースもあるホスピタリティNo.1フェス」。今後、第2弾の出演者の発表も予定されているので、期待感がますます高まります。

「自分自身はダサいけれど、仕入れは一流」

2008年の初開催から17年、今年で13回目の開催になります。小籔は『コヤソニ』が続けられた理由について、「吉本にはイベント運営に慣れている社員の人がたくさんいたことかな、と思っています。出演者にも支えられ、社員の人にも支えられている」といいます。

当日のイベント運営スタッフも、数々のビッグフェスを手がける一流とのことで、小籔がこうたとえました。

「僕らは地元の商店街にある、表の看板もちょっと欠けてて地元のやつしか行けへんみたいな汚い居酒屋。でも、店の中に入ったらネタケースにタグついたカニが動いてたみたいな。こんな店なのに、えぇ！？みたいな。僕自体はダサいですけど、仕入れは本当に一流やと思ってます」

芸人の目利きにも自信を覗かせます。

「芸人をブッキングしているフェスの主催者は日本中に山ほどおると思うんですけども、その人たちを集めて勝負したら、僕がダントツでイチバンやと思うんです。目を見たら誰がイキがいいかわかるので、芸人の“目利きクオリティ”に関しては日本でイチバンと思っていますし、今年もどこのフェス出しても遜色ない芸人ばかりだと思います」

改めてイワクラにアンバサダーとしての意気込みを聞くと、「ちょっと重みを感じておりまして……」と責任の重大さを痛感している様子ながら、本番に向けて強い意欲を見せました。

「でも、芸人さんも、アーティストの方も、大好きな方ばかりなので、めちゃくちゃ楽しみという思いもあります！」