スマイル瀬戸「和歌山の木は硬くて重い!」 和歌山の林業の魅力伝える「紀州林業広め隊」を結成!

人気芸人たちが和歌山県の林業の魅力を伝える「紀州林業広め隊」の結成式が、6月6日(金)に和歌山県庁で開かれました。昨年度は見取り図(盛山晋太郎、リリー)が体を張って林業に取り組むYoutube動画「ワイルド見取り図」を公開しましたが、今年度はさらにパワーアップ! 新メンバーとして隊長のスマイル(瀬戸洋祐、ウーイエイよしたか)、隊員の和歌山県住みます芸人のわんだーらんど(まことフィッシング、たにさか)、和歌山県出身のアイドル・中川朋香(NMB48)の入隊が発表されました。

出典: FANY マガジン
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「普段も近い仕事をしている」

2024年1月に和歌山県と吉本興業ホールディングスが包括連携協定を締結したことがきっかけで始まったこの取り組み。和歌山県林業振興課の片畑万季さんから「和歌山で林業をしたい方がどんどん増えるようにPRしてください!」という激励の言葉とともに“隊員の証”となる名刺が贈呈されると、各々が「がんばりま〜す!」と笑顔を浮かべます。

それぞれ意気込みを問われると、まずは関西の情報番組『せやねん!』(MBS)の人気コーナー「スマイル工務店」で家庭の庭をいくつも造ってきたスマイル・よしたかが自信を見せます。

「普段も近いお仕事をさせていただいています。1日でお庭をつくるとか、チェーンソーで木を切るとか。淡路島でクリスマスツリーを3本立てたり。芸人というかほぼ林業に従事していて、ヘルメットもかぶり慣れております。そのおかげで入隊できてよかった」

出典: FANY マガジン
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それを受けて瀬戸も「12年も庭づくりに従事するなかでいろんな木に触れてきましたが、なかでも和歌山の木は硬くて重い! 和歌山の木の素晴らしさは身をもって体験済みです」と話を広げました。

続けて、まこと&たにさか。たにさかが「やっと夢が叶いました。和歌山で林業広め隊員になりたくて、ずっとオレンジ色を着てきた甲斐がありました」と語ると「ミカンって書いてあるで」と瀬戸からツッコミが! まことは「(スマイルさんは)工務店ですが、僕の実家は建材店なんで、紀州材を売る側」だとアピールしました。

最後に、中川が「生まれ育った地元の自然のパワーをもらいながら(隊の中で)唯一の女性ということで、女性視線で魅力を発信していきたい」と可愛らしく、まじめなコメントで締めくくりました。

出典: FANY マガジン
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「和歌山でいちばんよく喋るオジサン」が登場

名誉隊長の見取り図からは、結成式のために撮影したメッセージ動画が届きました。そのなかでリリーが「和歌山でいちばんよく喋るオジサン! 噺家さんみたいでめっちゃ面白いし、説明がわかりやすかった」と紹介したのが、2人の“林業の師匠”である南紀森林組合の千井芳孝さんです。

「ありがたいですね。オジサンは間違ってますけど(笑)」と照れ笑いする千井さんは、瀬戸から林業の魅力について聞かれると、「残業がないこと! 時間が来たら終わり。家に帰ってビール!」と即答して会場は大笑いです。

千井さんは「『山がキレイになった』と山主さんから感謝されることがうれしいですし、もっと頑張ろうと意欲も高まるし、魅力的な仕事だと感じている。和歌山の森は広大なので、まだまだ手入れが行き届いていない。広め隊の活躍によって、人材不足の解消につながればうれしい」とエールを送りました。

出典: FANY マガジン
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よしたかvs中川、林業センス対決の勝者は!?

最後は、高性能林業機械シミュレーターで隊員の“林業センス”対決! 画面上で伐採機を操り、木を切り倒して、指定の場所まで運ぶところまでの所要時間を競うというこのバトル。対戦するのは、よしたかと中川です。

まずは千井さんがお手本を披露したのちに、勝負の火蓋が切って落とされました。下馬評では、実際に重機を操作した経験があるよしたかが有利かと思いきや、なんと、切った木が重機側に倒れるなどの大事故を引き起こしてしまい、意外にも中川の勝利!

出典: FANY マガジン
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「千井さんの木がジャマやった〜!」と悔しがるよしたかに、「すべてにおいて(中川に)負けてる」「もっと腕を磨いてください」と瀬戸。隊員たちは今後、SNSを通じて活動報告を発信していくので、その成長に注目です。

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