吉本新喜劇のすっちーと島田珠代が出演するオープンハウスの新CMの放映が、6月12日(木)から関西・東海エリアで始まります。前日には、その発表会見が、オープンハウスのショールームである大阪・OPEN HOUSE LIFE DESIGN PARK大阪梅田で開催。すっちーと珠代はいつもの新喜劇と同様のハイテンションで登場すると、撮影秘話やサプライズ演出もたっぷり盛り込みながら新CMをPRしました。

「イエー!」と踊りたくなるハウスミュージック
オープンハウスは関東・名古屋・関西・福岡エリアで、戸建て販売を中心に多岐にわたる事業を手掛ける総合不動産会社です。俳優・堺雅人が怪獣から家を守るCMなど、ユニークな設定のCMでも注目を集めるオープンハウスが、コテコテの新喜劇とタッグを組んだ新CMとは、いったいどんな内容なのでしょうか……?
会見のMCを担当するのは浅越ゴエ(ザ・プラン9)。まずはオープンハウスグループ・コミュニケーションデザイン本部の塩山恵理菜さんが、新CMのコンセプトを説明します。
2024年9月期決算で不動産業界第4位の売上高となったオープンハウスは、2021年に大阪へ進出。5年目となる今年は、さらなる成長と業界第1位を目指し、吉本興業とのコラボレーションを決定したとのこと。

「『オープンハウスって、あのCMの?』と思ってもらえるように、思いきり楽しく元気なCMを、すっちーさんと島田珠代さんと一緒に作りました。おふたりのテンポと笑いに負けないよう、世界観も全力でド派手に振りきっています」と塩山さん。
音楽にもこだわり、「家だけに『イエー!』と歌いたくなるような明るいハウスミュージックです」と胸を張りました。
モニターに映し出された新CMでは、サイケデリックな空間で、すっちーと珠代が羽毛やラメをふんだんに使ったコスチュームで踊りまくり! 思わず体が動き出しそうなリズムに乗せて、「子ども部屋」「駅近」などマイホームに欠かせないキーワードが散りばめられていきます。
「聞きたくない撮影秘話」が続々
CMお披露目後に登壇したすっちーと珠代は、CMと同じ衣装・メイクでキメキメ。撮影を振り返ったすっちーは、「オッサンとオバハンやから体幹がなくて、決めポーズのときにぐらつくし、(2人が手でつくる)ハートもなかなか合わない」と苦笑い。珠代も「すぐ座ってましたね。オッサン、オバハンはすぐ口が渇くので水の取り合いでした」とぼやくと、ゴエは「聞きたくない撮影秘話」と呆れ顔です。

さらに、今回のために新しく作られたすっちーの特別版「ねぶり飴」を記者席にまく飴まきの儀式も。飴のパッケージには、CMコスチュームに身を包んだ2人の写真がプリントされています。
と、ここで会場に突然、「やかましいぞ!」と荒々しい怒鳴り声が……!? 舞台中央の扉を開けて現れたのは吉田裕、そしてオープンハウスのロゴマークと同じカラーのスーツに身を包んだオープンハウスディベロップメント・関西支社開発部の亀田眞吾さんです。
亀田さんは、珠代から抱きつかれたり、ギャグの生贄にされたりと大奮闘。本家に続いて“パンティーテックス”を全力で繰り出したほか、すっちー&吉田の“乳首ドリル”にも挑戦! 「新喜劇に出るのは関西人の夢」と笑顔の亀田さんに、すっちーは「スジはいいですよ」と太鼓判を押しました。

すっちー「1畳だけでも自分のスペースがほしい」
質疑応答では「堺雅人さんの(オープンハウスの)CMと比べて負けないところは?」と聞かれ、「落ち着かせません。ザワつかせたい」と答えた珠代。すっちーも「ホッとさせないところ。ほっとするのはオープンハウスで家を建ててからにしてください」と不敵に笑います。
一方、「こんな家を建てたい、という夢は?」という質問に珠代がズバリ、こう答えます。
「防音機能がついた新ギャグがつくれる部屋。2畳でいいです。オープンハウスさんは、そんな部屋もつくってくれるんです」

家に自分のカバンを置く場所がないと嘆くすっちーは、「1畳でいい。それだけあれば十分」と“自分だけのスペース”を熱望。「親子で川の字で寝るのが夢」という吉田は、「和室がないので和室をつくりたい。0.5畳でお願いします」とカブせて、またまた笑いを誘っていました。