「世界で一番笑える一週間!」をテーマにした国内最大級のコメディフェスティバル『OSAKA COMEDY FESTIVAL 2025』が9月15日(月・祝)~9月21日(日)までの1週間、大阪・キタエリアにあるSkyシアターMBS、HEP HALL、阪急サン広場の3会場で開催されています。
9月19日(金)にSkyシアターMBSで開催されたのは『MANZAI EXPO』です。東西人気芸人が集結し、選りすぐりのネタを披露。会場が爆笑に包まれました。

関西、関東の人気漫才師が次々に登場!
今回のイベント、出演は海原やすよ ともこ、ガクテンソク(よじょう、奥田修二)、銀シャリ(鰻和弘、橋本直)、テンダラー(白川悟実、浜本広晃)、ナイツ(塙宣之、土屋伸之)、錦鯉(長谷川雅紀、渡辺隆)、NON STYLE(石田明、井上裕介)、バッテリィズ(エース、寺家)、マシンガンズ(滝沢秀一、西堀亮)、笑い飯(西田幸治、哲夫)という、所属事務所もバラエティに富んだ豪華メンバーです。
オープニングでスクリーンに出演者たちの映像が映し出されるたびに、会場からは拍手が起こります。まずは昨年のM-1グランプリでファイナルに進み、一躍人気者となったバッテリィズが登場。『OSAKA COMEDY FESTIVAL 2025』では、オープニングセレモニーでも盛り上げていました。寺家の「このイベントは漫才のみ!」の言葉に会場からは拍手が。ストレートでまっすぐ過ぎるエースのワードが、寺家の冷静なツッコミでさらにパワーアップ。勢いを感じさせるネタでトップらしく会場を盛り上げました。

そこから一気に全組がネタを披露。「本町駅」など大阪ならではのワードを盛り込んだガクテンソク、童謡「象さん」からスタートし、畳み掛ける掛け合いで笑わせた笑い飯、会場を巻き込んでアドリブを効かせたネタを見せた銀シャリなど、関西で名を馳せたコンビが勢ぞろい! さらにテンポの良さ、井上の“らしさ”たっぷりのセリフなど、持ち味をしっかりと伝えたNON STYLE、会場の爆笑が止まらなかったテンダラー、そしてトリのやすともまで、各コンビの個性が生きたネタをたっぷりと堪能させてくれました。
関東のお笑いで大阪が揺れる!
かたや関東勢はアウェイではあるものの、そこは全国に知られた実力コンビばかり。マシンガンズはスタートから持ち味を120%生かしたネタを披露。パワーと勢いのある息の合った掛け合いがベースですが、時折2人がふっと静かに呟くという緩急もあり。会場に呼びかけるシーンもしっかりハマり、大いに笑わせてくれました。

塙が漫才協会の会長、土屋が常務理事を務めるナイツは、関東を代表する漫才コンビ。スクリーンに名前が出ると「おお!」と声が上がります。塙のモノマネでしっかり笑わせると、大ヒット映画「国宝」の話題から、言葉を巧みに使うナイツワールドへ。おなじみの「ヤホー」も織り込みつつ、ゴシップや時事ネタ、さらにほかの人気芸人の鉄板ネタも披露するなど、会場を爆笑させました。

2021年のM-1グランプリ優勝で一気にスターへの階段を登った錦鯉。長谷川の「こんにちは〜!」で会場と一体になると、イベント名の「エキスポ」を「祭り」と思っていたと明かします。そして会場中に手拍子が響くなか、考えてきたという音頭を披露。そこからも長谷川の個性的過ぎる歌や動きなどで、しっかり笑わせました。

各組が持ち味を存分に生かしたネタを見せてくれた90分間。会場は拍手笑いも起きるなど、常に爆笑の連続でした。終演後にはロビーで石田がイベントフライヤーを来場客に手渡し、『OSAKA COMEDY FESTIVAL 2025』をアピールしました。

『OSAKA COMEDY FESTIVAL 2025』公式サイト:https://osaka-fringe.com/