『NHK新人お笑い大賞』の組み合わせ決定! 初進出のヨネダ2000「三度目の正直で」、最若手の生姜猫「気圧される部分も…」

結成10年未満の若手芸人たちが競う『令和7年度NHK新人お笑い大賞』の本選が、10月26日(日)にNHK大阪ホールで開かれます(NHK総合で全国生放送)。10月9日(木)には本選出場者8組が発表され、ブロック分け抽選会を実施。出場を決めた若手芸人たちが、本番に向けて意気込みを語りました。

出典: FANY マガジン

“くじ引き大喜利”がスタート

『NHK新人お笑い大賞』は、前身の『NHK漫才コンクール』の時代から半世紀にわたって続いてきた若手芸人の登竜門です。出場資格は結成10年未満であること。毎年、東京と大阪で予選を実施し、本選は東京・大阪で交互に行われてきました。

今年の審査員は、有野晋哉(よゐこ)、井口浩之(ウエストランド)、奥田修二(ガクテンソク)、里見まさと(ザ・ぼんち)、清水ミチコ、YOU、渡辺正行の7人(五十音順)。司会はフットボールアワー(岩尾望、後藤輝基)とNHKの平塚柚希アナウンサーが務めます。

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本選出場を決めた8組は、以下の通り(五十音順)。

・cacao(高橋、浦田スターク、たっぺい)
・家族チャーハン(大石、江頭)
・金の国(渡部おにぎり、桃沢健輔)
・豪快キャプテン(べーやん、山下ギャンブルゴリラ)
・生姜猫(川﨑、ケージュ、カンサイ)
・マイスイートメモリーズ(トランスフォーム福田、花谷豊)
・ヨネダ2000(誠、愛)
・四千頭身(都築拓紀、後藤拓実、石橋遼大)

抽選会が始まり、「1番に引きたいという人は挙手を……」と告げられると、一同がざわつくなか、いきなりマイスイートメモリーズ・花谷が立ち上がります。花谷が、くじのボールが入ったボックスを自分のハットの代わりにかぶるボケに続き、相方の福田がくじを取り出すと――なんと、トップバッターのAブロック1組目! ほかの出場者たちは「ありがとう!」と大喜びです。

出典: FANY マガジン
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その後も、くじを引くフリをした金の国・桃沢が相方の渡部の住所を読み上げたり、cacao・たっぺいが2回引こうとしたり、家族チャーハン・大石がくじではなく鳩を取り出したフリをしたりと、全組がやりたい放題です。

5番手の豪快キャプテンまで、くじを引く順番通りの出番順になるというミラクルも起きつつ、大盛り上がりのうちに抽選会は終了。Aブロックはマイスイートメモリーズ、金の国、cacao、家族チャーハン、Bブロックは豪快キャプテン、四千頭身、生姜猫、ヨネダ2000という順番になりました。

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豪快キャプテン・べーやん「『おかあさんといっしょ』に出たい!」

続いて、それぞれが本選にかける意気込みを語りました。cacao・浦田は、「『キングオブコント』以外で初めて決勝に進出できたので、優勝を目指して頑張りたい」とキッパリ。しかし相方の高橋が、“意気込み”に絡めて「“行き”しなに“ゴミ”出してきました」と小ボケを披露すると、ここから “意気込み大喜利”を織り交ぜる流れが……。

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家族チャーハン・大石は「どう考えても、これまででいちばんハイレベルなメンツなんで、優勝したいですね」とコメント。一方、相方の江頭は「公共放送なので、全国津々浦々の方に優勝を見届けていただいて、国民的な芸人になれるように。ぜひ大河ドラマにも出たいと思います」とぶち上げました。

金の国・桃沢は「今日、必ず帰りに楽屋を雑巾掛けして帰りたいと思います」と、意気込みならぬ“帰りゴミ”ボケを披露。相方の渡部は「この8組になったのは奇跡。みんなで盛り上げよう!」と呼びかけました。

豪快キャプテン・べーやんの“意気込みボケ“には、相方の山下からダメ出しが。そんな山下が「初めての公共放送への出演。べーやんはお子さんもいますんで、頑張ってお子さんが見るような番組に出られるように」と目標を掲げると、べーやんは「『おかあさんといっしょ』に出たい!」と“野望”を語りました。

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生姜猫は、口火を切ったカンサイのボケが不発に終わると、ケージュから「これはすべて(意気込みボケを始めたcacaoの)高橋さんのせい」とクレームが。川﨑は「僕らが最若手で気圧される部分もあるが、頑張っていきたい」と話しました。

マイスイートメモリーズは、花谷のボケに対して福田がツッコミに苦労しながら、最後はしっかり「頑張ります」と宣言。

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ヨネダ2000・誠は突然、フリスビーでやるドッジボール“ドッジビー”の話を持ち出して、“意気込みボケ”の流れを無視。さらに初進出にもかかわらず、「本選に出させていただくのは三度目。三度目の正直ということわざがあるように、大トリも引けたので頑張りたい」と“大ウソ”で場を翻弄します。

四千頭身・後藤は東京予選の際、舞台袖でタレント・川平慈英(俳優・伊原剛志と組んだお笑いコンビ・なにわシーサー’sで出場)が漫才を見ていたと明かし、「慈英が笑ってくれた。負けた慈英のぶんも頑張ります」と力強く語りました。

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