ゆりやん、涙の最優秀主演女優賞!『第8回アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード2025』|Netflixシリーズ『極悪女王』

12月4日(木)、シンガポールで開催された『アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード2025』にてNetflixシリーズ『極悪女王』が<最優秀監督賞><最優秀主演女優賞>を受賞しました。

“受賞スピーチネタ”が現実に!

出典: FANY マガジン

Netflixシリーズ『極悪女王』が、2018年からシンガポールで開催されている『アジアン・アカデミー・クリエイティブ・アワード』にノミネート。

このアワードはアジアの17の国・地域の映画、テレビ業界の優秀な作品を表彰するアジア最大級の賞で、過去にはNetflixで配信されている「愛の不時着」(2020)、「ムーブ・トゥ・ヘブン: 私は遺品整理士です」(2021)、「二十五、二十一」(2022)、「ザ・グローリー」(2023)が最優秀ドラマシリーズ賞を、『泣きたい私は猫をかぶる』(2020)、『バブル』(2021)、『ONI ~ 神々山のおなり』(2022)が最優秀アニメーション作品賞、『浅草キッド』(2021)、『ハンガー: 飽くなき食への道 』が最優秀作品賞、『シティーハンター』(2024)が最優秀作品賞、そして鈴木亮平は最優秀コメディ部門主演俳優賞、最優秀主演男優賞をW受賞しています。

出典: FANY マガジン
1204_AACA_授賞式前_集合写真:チーム極悪女王
左から順に、唐田えりか、ゆりやんレトリィバァ、編集:脇本一美、編集:加藤ひとみ、長谷川晴彦プロデューサー

第8回目となる今年、昨年9月に配信スタートした『極悪女王』から、ゆりやんレトリィバァが<最優秀主演女優賞>を、白石和彌監督が<最優秀監督賞>を受賞しました。

日本時間4日(木)にシンガポールで開催された授賞セレモニー。ゆりやんレトリィバァと唐田えりか、編集賞にノミネートしていた加藤ひとみ、脇本一美、そしてプロデューサー長谷川晴彦が出席した『極悪女王』は、最優秀監督賞と最優秀主演女優賞の2部門を受賞!

「私たちはただ、カメラの前で“生きて”いました」

最優秀主演女優としてステージに登壇したゆりやんは、登場時から感極まり、大粒の涙が。ようやく涙が落ち着くと「本当にありがとうございます。本当にありがとう。ここにいられて本当に光栄です。そして……私たちは……私たちは“演技”をしていたのではありません。私たちはただ、カメラの前で“生きて”いました」と、撮影当時を思い出しながら、俳優としての想いを言葉にしました。

続けたのは「白石監督、茂木監督、ありがとうございます。脚本の池上さん、鈴木さん。プロデューサーの長谷川さん、編集の加藤さん、脇本さん、ありがとう。そして長与千種を演じた唐田えりかさん、ありがとう。全てのキャスト、全てのスタッフ、全ての人々に感謝します。『極悪女王』を見てくれてありがとう。ありがとうダンプ松本さん、ありがとう長与千種さん。そしてNetflixと、世界中の全ての人に感謝します。ありがとう」と、一人一人の名前を丁寧に呼びながら溢れんばかりの感謝を伝えました。

最後はNetflixの起動音の音真似で締め括り、恒例のスピーチ冒頭でのギャグがまさに現実となるなど、ゆりやんらしさが存分に詰め込まれた感動的なスピーチとなりました。

出典: FANY マガジン
1204_AACA_授賞式前_集合写真
左から順に、「極悪女王」主演:ゆりやんレトリィバァ⇒『新幹線大爆破』監督:樋口真嗣⇒『新幹線大爆破』撮影:一坪悠介⇒「My Melody & Kuromi」監督:見里朝希⇒「My Melody & Kuromi」TORUKU from WIT STUDIOプロデューサー:山田健太⇒『新幹線大爆破』照明:浜田研一⇒「極悪女王」キャスト:唐田えりか)

なお、Netflixシリーズ『極悪女王』は世界独占配信中です。ぜひご覧ください。

STORY

出典: FANY マガジン
Netflixシリーズ「極悪女王」独占配信中

父を殺したいほど憎んだ雨の日、小学生の松本香は、全日女子プロレス(全女)の練習場に足を踏み入れ、一目でジャッキー佐藤の輝きに魅せられる。高校卒業後、女子プロ入門のオーディション会場に駆け込み、ぎりぎり入門を許された香だったが、同期の北村智子、長与千種らとともに厳しい練習、先輩レスラーからの過酷な指導に耐える日々が待っていた。

運動神経の良い智子とは対照的に、香と千種はプロテストに落ち続け、香に至っては営業部として巡業宣伝に回される始末。そんな落ちこぼれの二人は、練習場のリング下でジャッキー佐藤への憧れを語り合い、「強くなるしかない」と誓い合う。

やがてプロデビューを果たした千種はリングで輝きを放ち始め、ライオネス飛鳥(智子)とともにクラッシュ・ギャルズを結成し、スターの階段を駆け上がる。一方、そんな親友の背中を羨望と嫉妬の入り混じる思いで見つめる香は、あることをきっかけに、奇抜なメイクと鉄の鎖を片手に「ダンプ松本」として唯一無二のヒールの道を歩み始める。

ダンプ松本率いる「極悪同盟」と「クラッシュ・ギャルズ」の戦いに世間が熱狂しテレビ放送の視聴率は爆上がり、スター誕生に沸く全女の松永兄弟がプロレスラー同士の抗争を焚き付ける中、国民的アイドル・長与千種と全国民の敵・ダンプ松本の“敗者髪切りデスマッチ”の火蓋が切って落とされることに――。

注釈:正式な団体名は「全日本女子プロレス」ですが、本作においての表記は全日女子プロレス(全女)となります。

作品概要

Netflixシリーズ「極悪女王」
出演:ゆりやんレトリィバァ 唐田えりか 剛力彩芽
えびちゃん(マリーマリー) 隅田杏花 水野絵梨奈 根矢涼香 鎌滝恵利
安竜うらら 堀桃子 戸部沙也花 鴨志田媛夢 芋生悠
仙道敦子 野中隆光 西本まりん 宮崎吐夢 美知枝
清野茂樹 赤ペン瀧川 音尾琢真
黒田大輔 斎藤工 村上淳
企画・プロデュース・脚本:鈴木おさむ
総監督:白石和彌
監督:白石和彌(1〜3話)茂木克仁(4〜5話)
プロレススーパーバイザー:長与千種
脚本:池上純哉
主題歌:Awich「Are you serious?」(Sony Music Labels Inc.)
音楽:木村秀彬
エグゼクティブ・プロデューサー:高橋信一
プロデューサー:長谷川晴彦 千綿英久
ラインプロデューサー:井上潔
アソシエイトプロデューサー:成瀬保則
音楽プロデューサー:田井モトヨシ
美術監督:今村力
撮影監督:鍋島淳裕
撮影:馬場元(4〜5話)
照明:かげつよし
録音:浦田和治
装飾:京極友良
キャスティング:南谷夢
衣裳デザイン:高橋さやか
衣裳統括:加藤優香利
ヘアメイク:有路涼子
スクリプター:松本月(1〜3話)、堀菜々子(4〜5話)
編集:加藤ひとみ 脇本一美
音響効果:柴崎憲治
リレコーディングミキサー:田中修一
ポストプロダクションスーパーバイザー:山川健太郎
VFXプロデューサー:川瀬基之
VFXスーパーバイザー:朝倉怜
助監督:渡辺圭太
制作担当:篠宮隆浩
製作:Netflix
制作プロダクション:KADOKAWA

Netflix公式ホームページ:https://www.netflix.com/jp