小さな子どもがいる親が困ってしまうギャン泣き。その“ギャン泣き歓迎”をコンセプトに、親子で気兼ねなく楽しめる新しいかたちのライブイベント『ギャン泣きFES』が、9月5日(土)にNHK大阪放送局で行われました。ステージにはMCのチョコレートプラネット(長田庄平、松尾駿)、こっちのけんと、NHK Eテレの人気番組『The Wakey Show』の仲間たちをはじめ、モナキ、miwaらコンセプトに賛同した芸人やアーティストが大集合! 歌あり、笑いあり、ダンスありの楽しいステージに子どもたちは大盛り上がりでした。

モナキの振り付けに子どもたち大喜び
スタジオに集まったのは、小学校以下の子どもの親子やグループの皆さん141人。人工芝が敷かれた地面に直接座り、まるで野外フェスのような大らかな雰囲気です。この日のステージは公開収録として10月9日(金)に放送予定です。
トップバッターはこっちのけんと。大ヒット曲『はいよろこんで』に合わせて出演者やファミリーがダンスを始め、あっという間に楽しい空気に包まれます。
我が子を抱っこしながらリズムに乗る家族連れの様子に、「子どもを抱いて、こんなに盛り上がることなんてない!」と目を細める長田。モナキは「気合1万%です!」(おヨネ)とやる気満々。Miwaも「距離も近いですし、すごくパワーを感じます」と感激の様子です。
続いては、「毎日がんばるパパ・ママに元気を届ける歌をメドレー」でお届け。モナキの『ほんまやで☆なんでやねん☆しらんけど』の振り付けは子どもたちも大喜び。さらにchay『あなたに恋をしてみました』、miwaの『ヒカリへ』と続き、ハートフルな歌声が会場に響き渡ります。
「親子で歌えるWakeyスペシャルメドレー」では、Wakeys、チョコプラ、こっちのけんとが『学園天国』を熱唱。さらに地球の進化を歌う『学びうた』、マリーゴールのパワフルな歌声で盛り上げる『カラーパッション』、さらにドーネは『愛を込めて花束を』を熱唱。
そして会場が十分に温まったところで、チョコプラの『FCKY-風呂キャンセル界隈-』がスタート! 観客は、脱力感のあるグルーヴにゆったりとひたっていました。
霜降り・せいやは家で「オナラばかり」!?
「親から子へ届けたい歌」のコーナーでは、霜降り明星・せいやが歌手の “石川晟也”として登場しました。
2児のパパでもあるせいやは普段、子どもとごはんを一緒に食べたり、トイレトレーニングに取り組んだりと、子どもたちと過ごす時間を大切にしているといいます。しかし、妻によると、子どもたちはせいやのことを「いっつもオナラしてる」と話しているそうで、「がんばってるのに……」とつぶやいていました。
“石川晟也”が披露したのは『パパランパンプッシュ』。客席に降りて子どもたちと肩を組んで歌うなどサービス精神たっぷりで、会場は一体感に包まれました。
そしてmiwaは、『あなたがここにいて抱きしめることができるなら』を。「初めてお子さまが生まれた日の気持ちを思い出しながら聴いていただけたら」と語ります。
子どもから大人まで一緒に盛り上がった最後は、Wakeysとこっちのけんとの人気曲『それもいいね』を披露! こっちのけんとは「子どもたちは自分らしさをどこまでも伸ばして、それを見守るパパさん、ママさんたちは、そんな子どもの姿を『それもいいね』とやさしく見守ってくれたらと思います」と呼びかけました。
親子で笑える「1分ネタ」で芸人たちが勝負!
お笑いコーナーでは「ギャン笑グランプリ」が行われました。出演者は、メンバー(山口提樹、潮圭太)、例えば炎(タキノ ルイ、田上)、天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)という、親子で笑えるネタが得意な芸人たち。1分ネタで競い合い、いちばん盛り上がった芸人が初代の「ギャン笑グランプリ」チャンピオンとなります。
メンバーは輪唱をモチーフにした、持ち前のリズムネタで勝負です。例えば炎は新しく考えた「グーチョキパーのうた」にまつわるネタ。まさかのオチに親世代も大笑いでした。天才ピアニストはジャングルに遊びに来たおばちゃんのコントで会場を大いに沸かせます。
審査はこっちのけんと。「もっと観たい、聴きたいと思えました」と言わしめた、初代「ギャン笑グランプリ」王者は……!? 合間には、チョコプラの人気リズムネタ『TT兄弟』も飛び出して、子どもたちは大喜びでした。

「子どもたちはもっと泣いてくれ!と…」
イベント終了後、チョコレートプラネットとこっちのけんとの3人に話を聞きました。
こっちのけんとは、「泣いてもいいよって許されてる空間は、見る側としてもすごい楽しかった。お客さんも、泣きながら笑いながら楽しんでくれていて、いつものライブ以上にお客さんの気持ちが届いた」と手ごたえを感じた様子。
松尾は普段のステージとの違いに触れながら、「お子さんが泣いちゃうとこっちも気を遣っちゃうんですけど、『ギャン泣きFES』ってことで気を遣わなくていいし、お客さんも普通に楽しめる」と趣旨に賛同する一方、「でも、泣くお子さんはほとんどいず、けっこう普通に楽しんでるお子さんが多くて、逆に『もっと泣いてくれ!』って思いましたね」と笑いを誘います。
さらに松尾は「ギャン笑グランプリ」続投を明言。「子どもにウケるってすごく特別」と長田が言うと、松尾も「子どもが喜んでくれると親御さんも喜んでくれるので、けっこうバーッと広まりやすい」と話します。
実際、自分たちも「TT兄弟も子どもがマネしてくれて、そこから親御さんも知ってくれた」そうで、「無名の芸人でも子どもらからバーッと広がるのは大きいんじゃないかな」と期待を寄せました。
子どもを泣き止ませる秘訣は…!?
そして、話題は子どもを泣き止ませる秘訣に。自分自身も子どもが生まれたばかりというこっちのけんとが提案したのは“ビートボックス”。「ボイスパーカッションをしたら泣き止んで、すごい不思議そうな顔をする」そうで、「パパになる前にボイパはまず習ったほうがいいです」と力説します。
一方、チョコレートプラネットは、子どもたちの注目を集める“鉄板ワード”として、声を揃えて「IKKOさんが有効!」。
長田が「ほぼ警報みたいに、『始まるよ』というのが伝わるので有効です」と説明すると、松尾も「どんだけ〜」で子どもたちが集中してくれると太鼓判を押しました。
さらに『ギャン泣きFES』の今後について、3人から次々と壮大なアイデアが飛び出します。こっちのけんとが「もっと大きいとこでやってみたい」と口火を切ると、長田は「甲子園とか? せっかく関西だから、京セラドームもいいですね」。その光景を思い描いて、「信じられない数のベビーカーが止まるでしょうね」と笑うこっちのけんと。
さらには松尾からNHK周辺一帯で開催するプランも飛び出し、「大阪城天守閣でせいやがお笑いコーナーやって、ホールではモナキとかがライブができたら最高」「大阪だけじゃなくて全国を回る」と夢を広げると、こっちのけんとも「めちゃくちゃいい!」と笑顔でうなずいていました。
