EXIT（りんたろー。、兼近大樹）の“ミュージシャン”としての初のワンマンライブ『GENESIS 〜諸行無常のお歌の時間〜』が、4月10日（日）に東京ガーデンシアターで開催されました。昨年、アーティストデビューを果たした2人のライブは、歌にダンス、トーク、コントと盛りだくさん。さらにはスペシャルゲストとして“歌姫”MISIAが登場し、5000人の観客は大興奮となりました。
昨年7月に配信シングル『なぁ人類』をリリースして本格的にアーティスト活動をスタートさせたEXIT。MISIAや明石家さんまといった超豪華メンバーが参加したアルバム『GENESIS』は音楽配信チャートで軒並み1位を記録するなど、音楽活動のほうもノリにノっています。今回は、その楽曲を引っさげて、待望のワンマンライブとなりました。
天使に扮する兼近が「かわいすぎて…」
オープニングで、ダンサーとともにセーラーカラーの衣装でステージに登場した2人。待ってましたとばかりに観客たちがペンライトを振るなか、『SUPER STAR』『バナナナナバ』とアップチューンが立て続けに披露され、客席のボルテージは早くも上がります。
「やっと会えたね。いろいろ辛い時期が続いて、みんなの顔がなかなか見られなかったけど」
ミュージシャンさながら語り出すりんたろー。ですが、「早くない？ バラードのあとのやつ！」と兼近にあきれ顔でツッコまれ、いまひとつカッコがつきません。
さらにアルバム『GENESIS』の収録曲をつぎつぎにパフォーマンスしていくなか、『ONE CHANCE』ではトロッコに乗って通路を移動するファンサービス。「サンキュー！」「愛してるよー！」と笑顔で手を振り、「２階席―、３階席―、見えてるよー！」と後ろのほうにまで目を配る様子は、アーティストそのものでした。
パフォーマンスの合間には、新作コントの「天使コント」「悪魔コント」も披露。“天使”と“元悪魔の天使”に扮した兼近と、人間役のりんたろー。が掛け合い、コントの最後のセリフが次の曲の紹介になっているというちょっとした仕掛けもありました。りんたろー。が「かわいすぎて、ぜんぜんおもしろくない」とクレームを入れるほどの“エンジェル兼近”のかわいさは必見……かもしれません！
アンコールでMISIAとコラボ楽曲披露！
歌とコントで駆け抜けた1時間ちょっと。「アンコールなんて、いらないですからね」と言いながら舞台をはけた2人ですが、鳴りやまない会場の拍手に応えて、白のセットアップに着替えて再登場。
「アンコールいらないって言ったのに……」「マジだりぃわ……」と“しょうがねぇな”的なポーズを取りながら、一転してノリノリに「つつみ込むように…！」と曲紹介すると、あの大ヒット曲のイントロが――お待ちかねのMISIAの登場です！
観客を一気に惹きつける超ハイトーンボイス。美しい歌声が会場に響き渡るなか、サビからはりんたろー。と兼近も加わり、３人で見事なハーモニーを聴かせました。
舞台裏でライブを見ながら楽しんでいたというMISIAは、「みんなも楽しかったよね！？」と会場に呼びかけて一体感を生み出します。続いて、もう１曲……となったとき、りんたろー。がさっそく「みんな、聞きたいよね！？」とMISIAの“呼びかけテクニック”を拝借し、会場も拍手喝采となりました。
最後は、アルバムでMISIAがコーラスとして参加した『SUPER STAR』を、ダンサーたちと華やかにパフォーマンス。そうしてライブは大盛況のうちに幕を閉じました。
公演後に2人は、ライブに招待していた東京都と横浜市の児童養護施設の⼦どもたちと交流。⼀般財団法⼈mudef（ミューデフ）の「Dream Ticket Project」の取り組みの一環で、2人は気さくにサインに応じるなどしていました。
『GENESIS 〜諸行無常のお歌の時間〜』の見逃し視聴は、FANYオンラインチケットで4月12日（火）17:00まで（チケット販売は同日正午まで）、EXITファンクラブ「ENTRANCE」で4月15日（金）23:59まで（チケット販売は同日22:00まで）可能です。
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『GENESIS ～諸行無常のお歌の時間～』公式サイトはこちらから。
