SHOWROOM配信イベントNO.1吉本芸人はこがちゃん! 「1400日連続配信がスゴすぎる」

誰でも簡単にライブ配信ができるサービス『SHOWROOM』。吉本の芸人たちも数多く参加して、さまざまなルームが開かれています。今回は、“FANYマガジン記事掲載権”をかけたイベントで、見事にランキング1~3位に輝いた、こがちゃん、プッチンあつこ(健康ゾンビ)、筒井亜由貴(吉本新喜劇)の3人がオンラインで集結! 芸歴も住む場所もキャラクターも異なるものの、共通言語である“SHOWROOM”を切り口に笑いを交えて熱く語り合います。SHOWROOMに魅せられた3人が、その魅力を存分に語りつくす座談会です。

出典: FANY マガジン
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「24時間配信も名物みたいな感じで」

――このたびは1~3位、おめでとうございます! まずは自己紹介からお願いします。まずは1位のこがちゃんさん。

こがちゃん NSC(吉本総合芸能学院)大阪33期生、今年で12年目になります。5年ぐらい前までは漫才をやっていたんですけど、いまはSHOWROOMを中心に活動をしていて。あとは、ときどき吉本新喜劇の辻本茂雄さんのお芝居に出るんですが、去年は4回ほど出演させてもらいました。SHOWROOM歴はもうすぐで4年になります。

――自分のルームの特徴は? 

こがちゃん イベントとなると結束力がある。リスナーのみんながボケたがるというか(笑)、いろんなコメントをしてくれて、そのなかでボケてくるので、私はそれを楽しくツッコミ入れながらやり取りしています。
あとは、いろんな企画とかもやってまして、自分の全力を見せるということで、24時間配信はけっこうやっていますね。いままでで20回ぐらいはやっている気がする。この間、連続配信が1400日を達成したので、それにちなんで「1400kcalのパンケーキを作って食べる」とかの企画をやりましたね。毎回、そんな感じでやってます。

出典: FANY マガジン
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筒井 1400日ってすごすぎる! 24時間配信にしても考えたこともないし、それを20回以上やってるってスゴいこと。そこに踏み切る勇気が、まだ僕にはないです。

こがちゃん 最近では、24時間配信が名物みたいな感じになってきてます。「待ってました」みたいな。でも、そんな24時間配信にまるまるずっと付き合ってくれるリスナーさんもいるんですよ。

――では、2位のあつこさん、自己紹介をお願いします。

あつこ NSC東京23期、芸歴5年目の健康ゾンビというコンビのプッチンあつこです。吉本の若手No.1ブサイク芸人で1位を獲らせてもらってて。ただ、漫才ではブサイクネタをしたりもしていますが、配信ではそんなに売りにしていないですね。
僕のルームは、女性ファンと男性ファンが半々ぐらいです。男のリスナーさんって基本はあんまりつかないんですけど、僕はけっこうついてくれてるんです。それは、僕がSHOWROOMにいる女の子のライバー(配信者)を本気で応援したりして、そこのリスナーさんが「あつこさん、僕の応援する女の子を応援してくれてたよね」というので僕のルームにも入ってきてくれる感じなんです。SHOWROOMは再開したのが2020年4月。そこからやっているんですけど、いまは月イチの吉本のイベントのときだけ帰ってきて音声での配信をやっている感じです。

――聞いたところによると、そんなあつこさんは彼女との出会いがSHOWROOMらしいですね。

あつこ そうなんです。彼女はSHOWROOMのミスコンイベントに参加している子だったんですけど、その子が僕のところにリスナーとして配信を見に来てくれて。そこからお互いの応援をするようになって。彼女と付き合い始めたのが2021年9月。出会ったのが7月なので、ちょうど1年ぐらいになります。

出典: FANY マガジン
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――では、3位の筒井さんも自己紹介をお願いします。

筒井 吉本新喜劇の筒井亜由貴です。NSC大阪39期生で、芸歴6年目になりました。ふだんは吉本新喜劇の舞台で活動しています。SHOWROOMは昨年12月に再開したんですけど、僕自身がスマホとかデジタル系がよくわかってなくて機械が弱いので、イベントとかも含めて、リスナーさんに「こうしたらいいよ」とかいろいろ教えてもらいながらやっている感じで。そういう意味では、僕のルームはよく言ったら「成長記録」みたいな感じです。昨年の12月から、いま連続配信を更新中です。

「賞金50万円」の破格イベントも

――人気になるための秘訣を教えてください

こがちゃん 素直でいることですかね。リスナーさんって人間を見ているというか、自分の芯から出る言葉には反応してくれる。これまで1400日、リスナーさんと素直に向き合ってきたからこそ、いまの私のスタイルができあがったのかなと。
イベントになったら、「自分はこんだけ頑張るよ!」というところをリスナーさんに見せる。それによって熱量が伝わり、リスナーさんも「それについていきたい」と思ってくれる方がどんどん増える。そういう感じですかね。
あと、私のリスナーさんは「元気をもらいに来ました」とか、「こがちゃん見てると元気もらえる」とかよく言われますね。「おなかすいてくる」とかもあるんですけど(笑)。

――印象に残っているイベントなどはありますか?

筒井 この前、『ひとりカラオケ選手権』で優勝させてもらって。歌とかはみんなもけっこう盛り上がってくれるので、歌の配信は若干、多めになっているかなと思います。

出典: FANY マガジン
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こがちゃん じつは、その筒井くんが優勝した『ひとりカラオケ選手権』のいちばん最初の大きな大会で優勝させてもらって。そのときの賞金が50万円だったのは印象に残ってます。

筒井 ええええ!!!! 50万???????

こがちゃん いまはなんぼやったっけ?

筒井 僕がこの前、優勝したときは8万でした。でも、いまは優勝賞金5万になってます。

こがちゃん いちばんひどいときは2万やったからね(笑)。

あつこ 出たくない、そんなの(笑)。

こがちゃん たぶん、SHOWROOMの吉本イベントで「50万」という賞金は、断トツでいちばん高かったと思う。めっちゃラッキーでした、ほんとに。

――では、1位のこがちゃんのルーム、ここがスゴいというところは?

あつこ こがちゃんのスゴいとこ……。

こがちゃん ……おい、ないんかい!(笑)

あつこ やっぱり継続力ですよね。1400日配信が続いてるってスゴいよなって思います。でも、配信はまぁまぁ普通かなって(笑)。

こがちゃん 普通なんかい! ディスってるやん!

出典: FANY マガジン
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あつこ それと、僕のとこはコメントが基本なくて。こがちゃんのとこはすごくコメントがあるので、リスナーさんとすごく仲いいんだなって思います。

――こがちゃんとあつこさんは活動の場が大阪と熱海ですし、SHOWROOMをやっていたからこそ、出会えているというのはありますよね。

こがちゃん ほんまにSHOWROOMがないと出会わなかっただろうなっていうのもありますね。SHOWROOMはお互いのルームを行き来できるので、そこで交流が持てる。でも、実際に会うとヘンな感じでもあります。それこそ、あつこさんとか最初に実際に会ったとき、「デカいなぁ」と(笑)。配信を見てたら、そんなに大きく見えないんですけど。

あつこ 僕、187センチあるので。座高が低すぎるからめっちゃ身長低く思われているんですけど、会ったらめちゃくちゃデカいので、みんなにスゴくびっくりされます。

夢は「目指せ、男版こがちゃん」!?

――では、みなさん、今後のSHOWROOMでの夢は?

筒井 僕、ふだんは大阪で活動しているんですけど、東京で演劇のお芝居とかもあるんで、近くの方は見に来てほしいなと思うんです。それで全国各所にお住まいのリスナーさんを集めて、47都道府県のリスナーさんをコンプリートできればいいなと思いました。

出典: FANY マガジン
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あつこ 僕はSHOWROOMの前田(裕二)社長がめちゃくちゃ好きなんで、前田社長に会いたいというのはあります。僕は熱海で居酒屋を経営しているので、生意気ですけど、そういう経営の話を聞いてみたいです。もともとSHOWROOMを始めたのも、前田社長に会うためと思っていたので。あとは、吉本のイベントが毎月あるので、それで仕事につながったらいいなぁというのはあります。

――では、こがちゃんは?

こがちゃん SHOWROOMきっかけで、全国のファミリーマートで流れる店内放送をやらせてもらったり、京都国際映画祭に出演させてもらったり、それこそ前田社長と対談をさせてもらったりもあるんですけど。

――スゴいですね! あつこさんの夢をこがちゃんはすでに叶えている!

こがちゃん そうなんです。一緒にごはんも食べに行きました! この間は、4月2日に開かれた吉本興業創業110周年特別公演「伝説の1日」のSHOWROOM特別番組で、メインMCをやらせてもらったり。本当にすごくいろんな経験をさせてもらい、シンプルにSHOWROOMがすごく好きなので、長くこれからも続けていきたいというのもあります。
でも、ただ続けているだけではなんにもならないので、単発ではなく、継続的な番組をSHOWROOMでやらせてもらえたらいいなぁと思っています。私、ボードゲームがすごい好きなので、リスナーさんも参加型のゲームができればいいなぁと。

――では、最後に、みなさんにとってSHOWROOM とはどんな場所でしょうか?

筒井 僕にとっては「挑戦する場」ですね。とくに、“みんなと一緒に”挑戦する場。僕が挑戦する姿を、リスナーさんと一緒に共有していくというのは意識しています。SHOWROOMのイベントはもちろん、新喜劇やお笑いの舞台など、実際に見に来ていただいて、皆さんの応援のおかげで優勝できたり。自分の目標や夢を公言していって、それにお客さんも巻き込んで挑戦を続けたいです。そして今後、「男こがちゃん」さんと呼ばれるように頑張ります!

こがちゃん ふははは。そんな、目指すもんちゃうよ。

――では、あつこさんは?

あつこ 僕にとってはやっぱり出会いの場ですかね。SHOWROOMを続けているのも、僕のお店に来てくれるお客さんとか、ライブに来てくれるお客さんとか、いろんな出会いがあって。僕の熱海にある店に来てくれたのが、これまで28人。名古屋から車で来てくれたり、いちばん遠いのは大阪から来てくれた人もいた。それと、彼女と出会えたということもデカい。いまは月イチのイベントのときしかやってないけど、また毎日配信をやろうかなと思っているので! 僕も「こがちゃん」を目指します!

出典: FANY マガジン
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――こがちゃん、みんなが目指すべき存在なんですね。では、こがちゃんは?

こがちゃん この間、4年ほどやっていて初めて配信をお休みしていたんです。ちょうどSHOWROOMのシステムで「お休みチケット」というのがあって、それを使ったので、毎日配信は続けていることにはなったんですけど。
私のなかで約4年間、ずっと配信を続けてきたのが日常だった。なので、配信ができない期間がむっちゃしんどくて、「配信できないのってこんなさみしいのか! 配信したい!」とずっと思ってました。いざ、やっと配信を始めたら、リスナーさんが「待ってたよ!」「おかえり!」とすごく温かく迎えてくれた。帰ってきてすぐにイベントに参加したんだけど、それもみんなが頑張って1位にあげてくれて……。本当に、たくさんの人が待ってて迎えてくれる温かい場所だなと実感しました。なので、私にとっては、いつまでたっても帰ってこれる場所ですね!

【1位】こがちゃんのルームはこちらから。
【2位】プッチンあつこ(健康ゾンビ)のルームはこちらから。
【3位】筒井亜由貴(吉本新喜劇)のルームはこちらから。

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