シェフNo.1決定戦「ザ・プレミアム・モルツ presents CHEF-1グランプリ2022」は7月24日(日)19:00からABCテレビ・テレビ朝日系列で全国ネット放送され、優勝は、大原正雄シェフ(北海道 フレンチ「L’ORANGE」)に決定しました。
大原正雄シェフは、過酷な条件下で戦った「農園バトル」で楠修二シェフ(京都 和食 フリー)を破り、スピードと確かなスキルが試される「スピードバトル」では2位通過。そして勝ち残った山下泰史シェフ(福岡 ジャンルレス 「TTOAHISU」)との直接対決を制しチャンピオンの座を射止めました。
優勝した大原正雄シェフには、審査員の神田裕行氏からチャンピオンコックコートが贈られ、ゲストの今田耕司から賞金1000万円が授与されました。
「寂しさと安堵が入り混じってます」
優勝直後の大原シェフに喜びの声を聞きました。
――まずは今のお気持ちを。
これまで半年くらいずっとこの『CHEF-1グランプリ』に関わってきました。いつもやっている料理とはまったく違う料理に挑戦し続けてきたのですが、今はその生活が終わった寂しさと、安堵とが入り混じっています。
優勝した実感はなかなか湧いてこないのですが、まずは決勝戦に来てくれた両親に、そして恩師やお師匠さん、店を立ち上げたときからずっと一緒に戦ってくれている仲間に優勝の報告をしたいと思っています。ただ、この優勝は僕にとっては通過点でしかないので、まだまだ先を目指して美味しい料理を作っていきたい、今はそう考えています。
――これまでのバトルを振り返って。
これまで戦ってきたシェフのみなさんとはまだまだ戦いきれていないなと思っているんです。こうしてシェフの方々と一緒に料理を作る機会ってなかなかないことなので、北海道予選でも全国大会でもそうなのですが、戦うということだけではなくて、同世代の料理人たちと“料理で会話ができた”ことが、すごく素敵な経験になりました。
――この大会に出場して得たものは?
料理に向き合うということ。テーマを与えてもらって、料理に向き合う機会はこれまでなかった経験です。
自分ひとりでは考えもしなかったテーマを出され、それに沿った料理と向き合ってきた時間は僕にとってとても大きな経験になりました。
――1000万円の使い道は?
正直なところ具体的に考えていなかったんです……が、優勝をしたということで、「優勝報告会」をしたいですね。これまでお世話になってきた方たちをご招待して、みなさんに還元できればと思っています。
大原正雄シェフ プロフィール
北海道東北エリア代表シェフ
北海道代表/フレンチ/大原正雄(37)
所属:L’ORANGE
【プロフィール】
2001年 北海道のカニ料理専門店から料理人のキャリアをスタート
2003年 株式会社ひらまつに入社
2007年 ボキューズドール日本代表アシスタントで世界大会出場
大会後、パリ「レストランひらまつ」にて研修
うち1ヶ月を リヨン「ポールボキューズ」、アルザス「オーベルジュドリル」にて研修
2009年 帰国後、東京・大阪・金沢のひらまつにて経験を積み重ねる
2018年 故郷の札幌で「L’ORANGE」を独立開業
2022年 「ザ・プレミアム・モルツpresents CHEF-1グランプリ2022」に出場
応募総数461人の中から見事優勝を果たす。
「勝たなきゃいけない理由は増えたのに…」
惜しくも準優勝の山下シェフにも話を聞きました。
――まずは今のお気持ちをお聞かせください。
負けたので、「疲れた」しかないですね……。負けて悔しいけど、自分がもうちょっと突き詰めていたら、また違った結果になっていたんじゃないかなと思っています。決勝戦は無我夢中で目の前にあることを必死にやっていった感じで、前回大会決勝で90分で3品を作ったときよりも、今大会決勝の60分で大皿料理とメインを作るほうが僕にとってはかなりハードでした。
――優勝した大原シェフの印象は?
対戦前と変わってなくて、料理が好きなんだろうなっていうことと、僕にはないものを持っている印象です。
対戦相手と仲良くなるために来ているわけではないのですが、フィーリングや感覚が合う人のことは興味がありますし、今回のファイナリストには興味のある人が多かった。中でも大原くんと料理の話をしているときは楽しかったですね。
――この大会に出場して得たものは?
むちゃくちゃあります。今回は特に料理に対して考えることが増えたように思います。それと、多くのシェフたちと知り合えたこと。昨年は家族と仲間たちだけの応援だったのが、今年は関係者の方をはじめ多くの方から期待していただいて。昨年よりも勝たなきゃいけない理由が増えたはずなのに、昨年と同じ結果だったのは……やっぱり悔しいです。
――来年の「CHEF-1グランプリ」に挑戦したいお気持ちは?
まだわからないですね(笑)。ただ、前回と今回ではルールも審査員も変わった中で、決勝まで残れたことは自信になりました。本当に心が動かせる料理を作ることができれば勝てると思うので、そこに対してはこれからも挑戦したい気持ちはあります。
でも、「CHEF-1グランプリ」に出場したからといって、僕自身が変わることは何もなくて、料理に対する気持ちもこれから続けていくことも同じ。ただ、これまで以上に美味しいものを作れるように努力したいなって思っています。
山里亮太・神田裕行が大原シェフをねぎらう!
MC山里亮太、審査員・神田裕行が優勝直後の大原シェフを囲み、優勝までの戦いを振り返ったインタビュー動画を大公開! 今だから話せることや、一番印象深かった戦い、今後の夢などをざっくばらんに聞きました!
優勝シェフインタビュー動画はTVer「CHEF-1」特設ページでご覧ください!
(Tver・GYAO!・「CHEF-1」公式YouTubeチャンネルで視聴可)
特設ページでは、エリア予選を始めとした、ここまでの戦いの模様もご覧いただけます。
優勝シェフインタビュー動画&料理バトルをTVer特設サイトでチェックしよう!!
TVer特設サイトはこちら
大会情報は公式サイト&公式SNSで随時発信中!
HPはこちら
Twitterはこちら
Instagramはこちら
Facebook「Chef-1グランプリ2022」はこちら
YouTubeはこちら