8月11日(木・祝)〜21日(日)までの10日間、万博記念公園で行われているのが「万博記念公園 イルミナイト 万博2022 SUMMER」です。吉本芸人による大道芸パフォーマンスが行われるほか、太陽の塔や日本庭園などがイルミネーションで彩られ、「アジアン屋台 with 万博ビアガーデン」では夏グルメが満喫できるなど、夏らしさをたっぷりと堪能できるイベントとなっています。FANYマガジンでは初日の様子をレポートします!
このイベントは「みんなのSDGs、みんなで輝く未来をつくろう!」がコンセプト。太陽の塔では、SDGsカラー17色で構成した輝く未来の光をサーチライトで照らします。ほかにも日本庭園のはす池では、最新の演出照明と和の情緒を融合させた光の夕涼みを演出するなど、ここだけのイルミネーションが楽しめるようになっています。吉本芸人による大道芸パフォーマンスが行われるのは日本庭園正門周辺。8月11日(木・祝)〜15日(月)、20日(土)、21日(日)の各日18:00〜20:00というスケジュールになっています。開催スタートの11日には、もりやすバンバンビガロ&木下弱、バタハリ(いながきスタイル、バッフォイかさはら)が登場しました。
子どもたちを笑顔にする大道芸!
会場の日本庭園正門前広場には、子どもたちを含め、たくさんの観客が詰めかけました。まずはバンバンと木下、2人のステージからスタートです。最初に木下が筒に乗るバランス芸を披露。鈴をつけた板を筒の上に載せ、自分がその上に立っても一切音を鳴らさないというパフォーマンスにチャレンジしますが、しっかりと鈴を鳴らすというお約束を披露。そのあとは、板の上でフラフープをくぐる芸なども披露し、しっかりと盛り上げます。木下はサイコロを積み上げるパフォーマンスにもチャレンジしますが、これも連続で失敗するというボケで会場は笑いに包まれました。木下は十八番である、冷却シートをおでこに貼り付ける芸で名誉挽回、拍手喝采を浴びます。
バンバンはまずボールを回しながらのでんぐり返りで拍手を受けると、フラフープを首で回しながら笛を吹く、ヘディングしているボールを縄跳びさせるなど、様々な芸を披露。続いて、全くそろっていないルービックキューブを紙袋に入れ、一瞬で色を合わせる芸を見せますが、見ていた子どもたちからは「そろったのが入ってた!」とブーイング。しかしそのあと、ジャグリングしながら色を合わせるなど、驚きのパフォーマンスを見せ、会場を大いに盛り上げました。最後にこのイベントは投げ銭が自分たちのギャラとなることなどをアピールすると、一回目のステージは終了。観客が次々に2人を囲み、あっという間にたくさんの投げ銭が集まっていました。
カラーコーンを使った芸で盛り上げる!
続いてバタハリが登場。まずいながきがかぶっていたカラーコーンを外すと、中に小さなカラーコーンをかぶっているという鉄板ボケで拍手を浴びます。そしてかさはらがスティックとカラーコーンを使ったパフォーマンスを披露。技とボケを交えた芸が成功すると、いながきのイチオシギャグ「だいせいコーン!」も飛び出します。そこからは技が成功するたびに「わざ!」「だいせいコーン!」のコール&レスポンス。観客の子どもたちも協力しての芸で盛り上がりました。
そこからも、かさはらが全身を使って音楽を奏でながらカラーコーンをアゴに載せる、スティックでカラーコーンを持ち上げながら2人で縄跳びする、子どもが投げたクラブジャグリングをキャッチするなど、様々な技を見せます。最後は重さ5キロの巨大カラーコーンを使い、皿回しや縄跳びなどを組み合わせた技を連発。「わざ!」「だいせいコーン!」の声が会場に響きました。パフォーマンスのあとは、巨大コーンでの投げ銭集め。子どもたちが続々と集まってくる様子に、バタハリの2人も笑顔でした。
この日はそれぞれが2回ステージを行い、いずれも大盛り上がり。日が暮れた万博記念公園は、お祭り広場北西特設エリアで手持ち花火が楽しめたほか、太陽の塔や心字池のライトアップなど、夏らしさたっぷりの雰囲気に包まれていました。
「万博記念公園 イルミナイト 万博2022 SUMMER」は8月21日(日)まで開催。大道芸を披露する吉本芸人は、8月12日(金)がビコーン!(樋口秀吉、前田志良)、チャンバラチャンネル(松崎虎千代、細川熊千代、うだともかず)、13日(土)はバタハリ、とんぺてぃーず(きのした先生、たかしろ)、14日(日)はTASUKU、瀧川一紀、15日(日)は瀧川一紀、ビコーン!、20日(土)はもりやすバンバンビガロ&木下弱、Mr.オクチ(ゲスト)、21日(日)はMr.オクチ(ゲスト)、とんぺてぃーずとなっています。