イオンが取り組むSDGsプロジェクトの特別イベント『ナショジオ オープンキャンパス at イオンモール幕張新都心』が9月19日(日)にオンラインで開かれ、芸能界きっての生き物好きのココリコ・田中直樹がナビゲーターを務めました。ゲストは大のネコ好きで知られるミキ(昴生、亜生)。オンラインでつながった全国の子どもら約400人とともに、トークやクイズで楽しみながら動物の生態や環境問題について学びました。
このイベントは、全国のイオンモールで実施されている環境について楽しく学べる企画「イオンサステナキャンパス」の一環として開催。世界最大級のドキュメンタリーチャンネル『ナショナル ジオグラフィック』の協力のもと、海洋プラスチック問題に関する環境問題や、動物の秘密や魅力など“地球のいま”について楽しみながら学んだほか、マイボトル携帯普及を目的にボトルデザインを募集した「MYボトルデザインコンテスト」の授賞式も行われました。
2015年から「ナショジオ オープンキャンパス」のナビゲーターを務める田中。今回は『~オンラインハイブリッド校~ ココリコ田中の「動物・環境コレ知ってた?」』と副題に掲げ、オンラインでの開催に挑戦しました。
「うちの子、こんなに早く立てなかったなぁ……」
動物についての学びもテーマになっているこの日のイベント。保護したネコを5匹も飼っているというほど根っから動物が好きな亜生に対抗しようと、昴生は「僕も動物大好きですよ! 家の中で虫を見つけたら、殺さないで名前を付けて逃すくらい」と“生き物好き”をアピールをします。
もう1人のゲスト、東武動物公園の飼育係長の下康浩さんは自分たちの動物園について紹介。6月に生まれたばかりのキリンの赤ちゃんが立ち上がる映像を見せ、子どもたちに「いまならキリンの赤ちゃんも見られるので、遊びに来てくださいね」と語りかけると、昴生が「僕もこの間、子どもが生まれたんですけど、こんなに早く立てなかったなぁ……」とボケて、笑いを誘いました。
ゾウのシッポの毛を使った実験で大盛り上がり!
「実験コーナー」では、ゾウのシッポの毛の強さを体験。まずは田中が、500ミリリットルの牛乳パックにゾウのシッポの毛1本を括り付けて持ち上げ、「ワイヤーのような強さを感じます」と感想を語ります。
さらに、1リットルの牛乳パックをゾウの毛で持ち上げられるかを実験。子どもたちが「できる」「できない」派に分かれて大盛り上がりのなか、1リットルの牛乳パックを持ち上げることに成功。「すごい!」とチャットで拍手喝采が起こりました。
続いて行われた「動物たちのこれ知ってた?」のコーナーでは、個性的な動物たちが自然のなかでどのように生きているのかを、クイズを交えながら迫力ある映像で紹介。コーナーのなかで、ネコは獲物のうなじを噛んで仕留めると聞き、「うちのネコ、僕のうなじもガンガン噛んでくるんですけど、大丈夫かなぁ?」と不安そうにつぶやく亜生。とはいえ、やはりネコ好きだけあって、「ネコって、家のなかで飼っててもけっこう動物っぽいのが、見てて面白いんですよね」と魅力を語ることも忘れません。
一方、カバの縄張り争いの映像が流れると、昴生に「やっぱり日々の争いは大変ですか?」と田中。すかさず昴生が「僕、ヒポポタマス(英語でカバのこと)じゃないです、人間です!」と返しますが、亜生が「確かに、(昴生は)ケンカのときにノドとか足とか狙ってくると思ってました」とカバ扱いして笑いを取りました。
死ぬまでにジンベエザメの出産シーンを見たい
「環境のこれ知ってた?」のコーナーでは、100万種類以上の動植物が世界で絶滅の危機にあることや、世界中で海に流れ込むプラスチックごみの重さは、1年でジャンボジェット5万機分(およそ800万トン)もあり、その8割が街で捨てられたごみであることなど、世界を取り巻くシリアスな現状を説明。動物の絶滅を防ぐためにも、一人ひとりが環境のためにできることをしようと参加者たちに訴えかけました。
続く「MYボトルデザインコンテスト授賞式」では、5000本を超える応募のなかから、地球上のさまざまな生き物が地球のまわりを楽しそうに囲むイラストを描いた松山航大くんが、子どもの部で環境大臣賞を受賞。大人の部は、さまざまな国の人たちが手をつなぐイラストを描いた澁谷杏璃さんが受賞し、それぞれオンラインで喜びを語りました。
その後、子どもたちからの質問コーナーなども行われ、盛りだくさんのイベントは終了。イベント後の囲み取材で「見てみたい動物の映像は?」と聞かれた田中は、“サメ愛”ぶりを発揮してこう答えます。
「ジンベエザメの出産シーンはまだ誰も見たことがないので、死ぬまでに見てみたいですね。謎の多い生き物なんです。よく『もし生まれ変わるとしたら、どのサメに生まれ変わりたいですか?』と聞かれるんですけど、僕はジンベエザメに生まれ変わりたい。僕がジンベエザメだったら、すべてをオープンにしていきたいと思いますし、出産シーンもお見せします」
最後に田中が、「ふだんはいろんな街にお邪魔してやるイベントなんですけど、こうやって全国の方とオンラインでできるのもいいなと思いました」とオンラインならではのよさを語ると、昴生も「僕も子どもが生まれて、子どもにもいろんなことを知ってほしいので、また一緒に参加したいなと思います」と父親らしいコメントで締めました。