ココリコ田中が新番組で各地の昔話を再発見! ゆにばーす・はらは「姫がでてくる話に感情移入」ですすり泣き!?

BSよしもとで10月から放送予定の『再発見!みっけばなし』 は、日本各地に埋もれている後世に残したい昔話を発掘する番組です。番組MCを田中直樹(ココリコ)、番組キャラクターであるカラスてんぐの“からちゃん”の声をはら(ゆにばーす)が担当します。

この番組では、各地の昔話をもとに紙芝居を制作し、番組の最後に田中が読み聞かせを行いますが、この紙芝居の監修は、アニメの渡辺歩監督が行っているのも見どころのも一つ。今回は、10月16日(日)の放送回収録に潜入し、田中、はら、渡辺監督の3人にインタビューをしてきました。

各地の逸話を、吉本芸人が掘り起こす!

出典: FANY マガジン
©吉本興業

各県に伝わる“みっけばなし”を再発見して、紙芝居にするこの番組。各地の逸話や昔話は、吉本興業の住みます芸人たちが、地元の方たちにインタビューをしながら探していきます。
10月16日(日)に放送予定の収録では、山形県に伝わる逸話をソラシド(本坊元児、水口靖一郎)の2人が次々と発掘。田中もからちゃんもVTRを観ながら、「こんなにたくさんの話があるんだ」と驚いていました。

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番組最後の紙芝居は、クリエイターを目指す学生たちが制作し、渡辺監督が監修を行っています。
田中は入念なリハーサルのうえで、その紙芝居を読み聞かせていきます。田中の心のこもった演技に、収録を見守った渡辺監督も「上手ですね。すばらしい……」と感動した様子でした。

番組の見どころをインタビュー!

出典: FANY マガジン
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収録を終えた田中とはらに、渡辺監督も交え、番組への思いや今後の見どころについて話を聞きました。

――まず田中さんとはらさん、収録で共演した感想を教えてください。

田中:はらちゃんとは、今までほとんど共演をしたことがなかったんですけど、すごく楽しく収録を終えることができました。

はら:キャラクターのからちゃんの“中の声”をやっていますが、本当にやりやすくて、MCが田中さんでよかったです。たまに私の相槌が変になる時もあるんですけど、そういう時はからちゃんのせいにしようと思っています。

田中:(笑)。

――眠ってる日本の昔話を掘り起こす番組ですが、各地のみっけばなしの感想はいかがですか?

田中:僕は『まんが日本昔ばなし』世代だったので、そもそも短く完結している、不思議なお話が大好きなんですよ。各県から一つのお話が選ばれて紙芝居になるんですけど、本当に選ぶのが大変なくらい、選ばれなかったお話も面白いなと思っています。

出典: FANY マガジン
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はら:私は同じ女性として、姫がでてくる話は感情移入しちゃいます。からちゃんの中で泣いていました。

田中:姫系の話でだいぶ揺さぶられてたよね、はらちゃん。姫と自分をすごい重ねるんですよ(笑)。

はら:揺さぶられてしまいましたね。ものすごく想像力が豊かなんで、聞いているうちに姫になっちゃうんです。

田中:(笑)。でも、そのほうが楽しいよね。

――田中さんは、最後に行う紙芝居の読み聞かせはいかがですか。

田中:難しいですし、プレッシャーです。その土地に長く伝わる大切にされているお話じゃないですか。しかもそれを学生さんたちと渡辺監督が時間をかけて紙芝居にしてくれていますし、もちろんその前には、スタッフや住みます芸人のみんなが取材をしてくれている。いわば読み聞かせにみんなの思いが、集まって来ているんですよ。だから、すごいプレッシャーなんです。

――リハーサルも入念にされていましたし、読むときも感情が入っていて流石だと感じました。

田中:(首を振って)でも滑舌が良くないので……。できればサ行とラ行がない、みっけばなしがいい。

一同:(笑)。

はら:絶対ないですよ(笑)。

――渡辺監督は田中さんの読み聞かせを見ていて、どういう感想をいだきましたか。

渡辺監督:いや僕は、圧倒されましたね。滑舌が悪いとおっしゃっていますけど、お噛みにならないし。感情のところも身振り手振りを合わせていて、ただただ圧倒されました。「あ、紙芝居なのに絵が動いてる」と感じましたね。

はら:私もものすごく聞き入ってしまいました。田中さんの声のトーンが、学生さんが書いた絵のタッチとハマりすぎていたなあと……。普通に放送を見たいと思います。

渡辺監督:そう、声がいいんですよ。学生は田中さんの読み聞かせを見て、喜んでると思いますよ。間違いなくやる気になっていると思います。

田中:もったいないお言葉です。ありがたいです。

田中とはらが、みっけばなしで気になる県は!?

出典: FANY マガジン
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――渡辺監督は、普段はアニメの監督をされていますが、紙芝居とアニメの違いはどういったところに感じていますか。

渡辺監督:一番大きいのは、やはり絵が動かないところです。1枚の絵で状況を見せていくので、その情報量のコントロールに学生の皆さんは、苦労されていると思います。1枚1枚を効果的に積み重ねていって、最後に一番いい絵を見せようと、一生懸命考えて、書いてくれていると思います。

田中:難しいですよね。絵の中で会話やストーリーが展開していくので、どこの場面を切り取って書くかの、チョイスは大変だなと思いました。でも、絵に合わせてこちらは、声のトーンや温度を決められるので、それがありがたいです。絵とずれない読み方ができればいいなというのは、自分の中で意識しました。

――今後の番組のこともお伺いしたいのですが、これからみっけばなしを発掘するうえで、楽しみな県はありますか。

田中:うわー、どこだろう……。どの県も特色が出ているから難しいですけど、岩手はやっぱり、カッパや妖怪がたくさんいるイメージがあるから、どんなみっけばなしが出てくるのか気になります。カッパじゃないのかとか、そういう裏切りも含めて、楽しみです。

はら:私は神奈川出身なんですよ。でも、神奈川県の昔話は金太郎以外聞いたことがない。なので、めっちゃ気になってます。

出典: FANY マガジン
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田中:神奈川県は話が見つからなくて、金太郎を読むってこともあるかもね(笑)。楽しみだね。

――ありがとうございます。では最後に番組を見られる方に向けて、お一人ずつメッセージをお願いします。

はら:聞いたことのない昔話を紙芝居にしていて面白いです。田中さんの語りも、学生さんたちの作ったイラストも、全てが見どころですので、からちゃんと一緒に楽しみましょう。ちなみに私は、この番組が終わるころには、からちゃんの操作に慣れて、右手がムキムキになっていると思います。

一同:(笑)。

渡辺監督:取材から絵作りまで、そこはかとない手作り感があって、みんなが本気で作っております。ぜひともその情熱を、番組を見て、受け止めていただきたいと思います。

田中:本当に紙芝居にならなかったお話も含めて、心が動かされます。ジャンルは恋愛物があったり、鬼が出てきたり、神様的な目に見えない力が働いたり、様々なんですけど、何かしら心が動かされる。そういう感動を一緒に味わってもらえたら嬉しいなと思います。

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番組概要

『再発見!みっけばなし』
放送日時:10月9日(日)8:30-9:00 (同時配信、アーカイブ配信アリ)
視聴放送:
【TV】BS265chで無料でご覧いただけます。
【スマホ・PC】BSよしもとホームページより無料でご覧いただけます。
出演:田中直樹(ココリコ)、はら(ゆにばーす)

BSよしもとホームページ

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