ナインティナイン(岡村隆史、矢部浩之)がパーソナリティーを務めるラジオ番組の恒例イベント、ニッポン放送「オールナイトニッポン55周年記念 ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭」が、10月30日(日)に横浜アリーナで開催されました。ナイナイの2人や芸人&アーティストのパフォーマンス、そしてスーパーサプライズゲスト、とんねるず・木梨憲武の登場で興奮のるつぼと化した会場の様子をレポートします!!
オープニングは今年も『POISON』!
「ナインティナイン岡村隆史のオールナイトニッポン」のラジオイベントとして、2015年から開催されていた「歌謡祭」。昨年、矢部のパーソナリティー復帰に伴って「ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭」と改題し、ナイナイ2人のデュエットはもちろん、ゲストとのトーク&ライブが繰り広げられ大成功しました。
今年のオープニングVTRは、どこかで見たことがあるような自動車型のタイムマシンに乗って過去にさかのぼる構成。VTRが終わると、ナイナイの2人が初心に返ったかのようにデビュー当時の漫才衣装でステージに現れました。
オープニングナンバーは、もはや恒例となった反町隆史の『POISON~言いたい事も言えないこんな世の中は~』。気持ちよさそうに歌い上げると矢部は「興奮しております!」と会場に呼びかけ、岡村も「今年もこうしてリスナーと会えて幸せです」と感謝します。
そんな岡村は、イベント開始時のタイトルコールについて、「若干、甘噛みしてしまったような気が……」と告白。矢部も気づいていたようで、「甘噛みしたのに、歌が始まって小躍りしてたのはスゴいなと思った」とヘンに感心していました。
武田真治がサックスでナイナイと共演
今年のゲストも超豪華です。トップバッターのTRFは『BOY MEETS GIRL』や『survival dAnce 〜no no cry more〜』といった往年のヒット曲を披露。『CRAZY GONNA CRAZY』では、岡村が登場してメンバーのSAMとダンスバトルをしました。
T.M.Revolution/西川貴教は、ナイナイからの要望でデビュー初期の楽曲『HIGH PRESSURE』『WHITE BREATH』などを熱唱。『HOT LIMIT』では、リリース当時、西川が着ていた露出度の高い黒の衣装を矢部が着用して現れ、会場を笑いに包みました。
このほか、番組スポンサーである高須クリニックの高須克弥氏のクイズ企画、番組のエンディング曲『明日にだって』を歌うネクライトーキ―の演奏などがイベントを盛り上げます。
芸人ゲストも負けていません。ジョイマン(高木晋哉、池谷和志)が、“シン・ジョイマン”としてコントを披露。ロバート・秋山竜次は『TOKAKUKA』を熱唱しましたが、番組でおなじみのムチャぶりで追い込まれ、戸惑う一幕もありました。
もちろん、岡村、矢部、それぞれのSUPER LIVEも実施。会場を彩る「キングブレード」(ペンライト)で客席の暗闇が明るく照らされていきます。
昨年リリースした矢部のファーストシングル『スタンドバイミー』では、矢部のモノマネで原口あきまさが登場。その後、矢部と原口がカラオケでよく歌っていたという桑田佳祐&Mr.Children『奇跡の地球』をデュエットしました。
また、岡村と矢部が歌う楽曲のサックスを担当したのは、長年、『めちゃ×2イケてるッ!』(フジテレビ系)で共演し、今回のイベントの出演を熱望していた武田真治です。武田がナイナイの2人からイジられる様子に、会場は爆笑となりました。
ミキ昴生が「岡-1」に悪態!?
続けて、年末の風物詩でもある日本一の賞レース(?)「岡-1グランプリ」の準決勝が、歌謡祭で開催されました! これは2018年から始まった恒例企画で、岡村が審査員長を務めます。
1組目は毎年、“強引に”出場させられている「ミキ昴生」(女子高生のイントネーション)。登壇時も不満そうな顔を浮かべて舌打ち。1人でミキの漫才を再現しましたが、ネタ終了後は「こんなもんに呼ぶな!」「(客席に向かって)お前らも来るな!」と悪態。さらに「オレ、今日、M-1の3回戦やってん。同じ日にするな!」と怒りをぶつけました。
番組でなぜか“フィット竹村”と命名されたジョイマン・池谷がネタを披露したあとは、サプライズゲストとしてミキ・亜生が登場。まさかの相方の登場に激怒する昴生ですが、亜生は気にすることなく、高らかにSIAM SHADEの『⅓の純情な感情』を歌い上げました。昴生は「これをやるんやったら、2人で漫才したらよかったやん!」とツッコミますが、矢部から思わぬ暴露が……! そして、前回の放送で『岡-1』に勝手にエントリーされた西川はネタを披露したのか!?
スペシャルゲスト登場にリスナー歓喜!
そしていよいよ、これまでの放送で予告されてきたサプライズゲスト“K”の登場……。木梨が姿を現すと、会場がどよめきに包まれます。矢部が直接オファーして出演が実現したことや、木梨とのエピソードなどが語られました。
最後は、木梨がナイナイとともに『生きてるうちが花なんだぜ』を熱唱し、会場はひとつに。あまりに気持ち良かったのか、木梨は「もう3曲歌わせて?」とナイナイにお願いしていました。
木梨を見送ったあとも、矢部は「横で歌わせていただいてウソみたいですね」と感慨深げ。岡村も「一般人のときから観ていた人ですから」と、木梨の粋な優しさに感動していました。
番組のヘビーリスナーが一堂に会した、3時間超のイベント。Twitterには、会場にかけつけたリスナーはもちろん、オンライン配信で観ていた人たちからも「燃え尽きた」「感動で泣いた」「いつか会場に行きたい!」といった書き込みが。ナイナイの歌謡祭は今回も大盛況でした!!
「オールナイトニッポン55周年記念 ナインティナインのオールナイトニッポン歌謡祭」の模様は11月6日(日)23:59までオンラインで見逃し視聴できます(チケット販売は同日18:00まで)。
FANYオンラインチケット(配信)はこちらから。