ネタ順決めのクジ引きからボケ合戦! 若手芸人のネタバトル「東西グランプリ」は今回も激戦

大阪・難波の「よしもと漫才劇場」と東京・神保町の「神保町よしもと漫才劇場」に所属する芸歴９年目以下の若手芸人によるネタバトル『マンゲキ×神保町 東西グランプリ～Under-9～』の第6回大会が、11月20日（日）に神保町よしもと漫才劇場で開催されました。来場者、そしてリアルタイムで配信を見ている視聴者からの投票によって、勝利チームと個人ランキングが決定するこのイベント。前回、前々回と２連勝の大阪勢が、今回も勝ちを守るのか？　そして注目の個人ランキング１位は！？

むかし大ゲンカした思い出の場所

このイベントには、隔月で開催されている大阪の「翔GP（かけるグランプリ）」と、東京の「Jimbochoグランプリ」のランキングによって各３組ずつ選抜され、計６組が出場。今回は、大阪からドーナツ・ピーナツ（ピーナツ、ドーナツ）、丸亀じゃんご（北村敏輝、安場泰介）、豪快キャプテン（べーやん、山下ギャンブルゴリラ）が、東京からネイチャーバーガー（三浦リョースケ、笹本はやて）、ナイチンゲールダンス（中野なかるてぃん、ヤス）、シノブ（森山社若、櫻井）が参加しました。

まず、サッカーワールドカップ風のスタイリッシュなオープニングVTRに続いて、司会のデニス（植野行雄、松下宣夫）が登場。ボケのつもりでスーツのジャケットを肩に引っ掛け現れた植野ですが、意外とカッコよくキマっていたために思いのほかウケず、残念そう。その後、全員同じ肩掛けスタイルで登場した神保町メンバーに観客も大笑いとなり、「お前らが絶対ウケるって言うから！」とすねる植野は、ただ１人スベった形となりました。

代表メンバー６組がそろったところで、さっそくクジ引きでネタ順を決定。が、そのクジ引きからすでにボケ合戦となり、早くも大阪vs東京の様相が。１組ずつ語る意気込みトークでも、バチバチ感が伝わってきます。一方で、トークの中では「さっきピーナツさんと中華料理に行ったんですけど……」（ナイチンゲールダンス・中野）、「べーやんさんにご飯に連れていってもらって……」（ネイチャーバーガー・三浦）など、東西の壁を越えた微笑ましい交流の数々も明らかに！

そんななか、豪快キャプテンの山下は「僕ら翔GPでも最下位とか平気で取るので、それを加味して審査してください！」と開き直り、シノブ・森山から「豪快キャプテンさんには勝てそう」と言われてしまうハメに。また、ドーナツ・ピーナツのドーナツは「この劇場は、むかし僕が３分ネタを飛ばして相方と大ゲンカした思い出がある場所」と語り、司会のデニス・松下から「今日はバチバチにかまして、そのイヤな思い出を塗り替えましょう！」とハッパをかけられていました。

ネタでは、６組が漫才を披露。ナイチンゲールダンス、豪快キャプテン、シノブ、丸亀じゃんご、ネイチャーバーガー、ドーナツ・ピーナツ……それぞれ個性豊かな漫才で観客を大いに笑わせました。

「一芸」の数々に会場大爆笑

６組のネタが終わって投票結果を待つ間は、出演者全員が舞台上に集合して、恒例の「なんでも一芸グランプリ」コーナーへ。芸人たちが次々に一芸を披露し、植野のジャッジでグランプリを決めるという企画です。

「すべての言葉を“お尻”にできます」という中野のネタや「顔面をアプリなしで加工してみせます」という森山のネタなど、次々繰り出される一発芸で会場は大盛り上がり！　その後の順位発表では思わぬ展開となり、一同驚がく＆爆笑の結果になりました。

『マンゲキ×神保町 東西グランプリ ～Under-9～』は会場を東西交互に変えて開催。次回は1月、「よしもと漫才劇場」で行われます。

このライブの模様は11月22日（火）18:00までオンラインで見逃し視聴できます（チケット販売は同日正午まで）。

FANYオンラインチケット（配信）はこちらから。