大阪vs福岡の若手芸人バトルで飛び出した天才ピアニストへの“ぶっちゃけ質問”とは!?

福岡よしもと(吉本興業福岡支社)から新たなスターを発掘するために選抜された若手芸人8組によるユニット「福岡ネクストエイト」。彼らと大阪のよしもと漫才劇場(マンゲキ)メンバーが激突するネタバトル「マンゲキ×福岡 西日本グランプリ Under-9」が、11月19日(土)によしもと福岡大和証券/CONNECT劇場で開催されました。東京vs大阪の「東西グランプリ」のスピンオフ企画となるこのイベントで、はたしてジャイアントキリングは起こったのか!? 大注目の新イベントをレポートします。

出典: FANY マガジン
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気合が入る「ネクストエイト」メンバー

このイベントは、福岡ネクストエイトとマンゲキから推薦された芸歴9年目以下の芸人がネタを披露し、もっとも面白い劇場チームと芸人を決めます。それぞれの持ち時間は5分で、会場の観客と配信の視聴者が劇場チーム1つと芸人5組に投票して勝敗、順位が決まるガチンコバトルです。

オープニングでは、この日のMCを担当したトット(多田智佑、桑原雅人)が福岡ネクストエイトのメンバーを呼び込みます。登場したのはカーネギー(松相遼、さわとおる)、とらんじっと(あらた、原ノコシ)、ザ・ローリングモンキー(ムサシ、カツキ)、中村圭太、インクルージョン(米沢大志、坂下登哉)、出目金(あつし、橋本康平)、太宰(てつ、あやむ)、パスタとパスタ(ふぢわら、まなべ)という8組です。

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芸歴はいちばん上が4年目、いちばん下はなんと1年目と聞いたトット・多田は「めっちゃ若い……」と仰天。大阪から各劇場の支配人も見に来ていると告げられ、ネクストエイトのメンバーはさらに気合が入りました。

続いて、マンゲキチームの丸亀じゃんご(北村敏輝、安場泰介)、ドーナツ・ピーナツ(ドーナツ、ピーナツ)、天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)、フースーヤ(田中ショータイム、谷口理)が登場し、バトルがスタート!

前半戦のトップバッターはマンゲキの天才ピアニスト。校長と体育教師が“さすまた”の使い方をレクチャーするコントを披露しました。2番手を務めた福岡のパスタとパスタは、トルコアイス屋と客のやりとりを描くコントで勝負。

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続くとらんじっとは、原ノコシの初デート報告を聞きながら、あらたがあらゆることを心配しまくるボケを連発。出目金の2人は、「橋本の銅像がブラジルに建つ」という謎のスタートから予測不能の展開を見せるネタを披露。ザ・ローリングモンキーは、ラジオ番組のレポーターを題材にカツキの迷レポートで笑いを誘いました。前半のラストはマンゲキの丸亀じゃんごが、卒業スピーチのネタで会場を沸かせます。

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マンゲキ勢が強さを見せつける

後半戦の1番手は福岡チームの太宰。副業としてホストになると宣言したあやむが、No.1ホストになりきり、てつを指導するというネタでした。2人とも福岡出身のマンゲキチームのドーナツ・ピーナツは、教師がクジ引きでクラス替えをする漫才を披露。

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続くインクルージョンは、テンション高めの米沢と超ローテンションな坂下のコンビネーションで、独特の空気感を作り出しました。マンゲキのフースーヤは、“らしさ”たっぷりの動きとおもしろフレーズ満載の漫才で会場の爆笑をさらいました。

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福岡チームのカーネギーは、孵化と羽化の違いをゲームに仕立て、なぜか擬音が入り乱れる大混乱に。中村圭太は、初デートで“あるもの”がないためドツボにハマっていく男の悲劇を1人コントで表現しました。

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全出演者のネタが終了し、観客投票が完了した後は、集計結果が出るまで福岡所属の芸人から、マンゲキ芸人への質問コーナーに。カーネギー・松相はドーナツに、北九州発祥の地元では有名なチェーン「資(すけ)さんうどん」にまつわる質問をぶつけます。

「カツ丼ミニうどんセットを、うどんミニカツ丼セットにすることはできますか?」と聞かれたドーナツは「できません!」と即答。なんでも、ドーナツの父は「資さんうどん」の工場長で、看板メニューの1つである絶品焼きうどんのソースを発明した人物なんだとか。これを聞いた出演者らは大喝采。ドーナツは「これ何の拍手!?」と戸惑っていました。

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天才ピアニストには「男性芸人を男として見られますか?」とぶっちゃけ質問が。一同、興味津々で2人を見つめるも、ますみが「人による!」と直球で返します。

太宰・あやむは本番前、トイレで丸亀じゃんご・安場と2人きりになったものの、何を話せばいいかわからず沈黙してしまったそう。「そういう時、何を話せばいいんですか?」との質問に、安場は「“円安いつ終わるんですかねえ”とかでいいんちゃう?」と答えて笑わせました。

ここからなぜか、話題がトイレネタに集中!? とらんじっと・あらたが先日、トイレで一緒になったというすゑひろがりず・三島達矢の“生態”を暴露するひと幕もありました。

出典: FANY マガジン
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そしていよいよ結果発表。劇場チーム部門はマンゲキが勝利! 芸人ランキングは1位フースーヤ、2位丸亀じゃんご、3位天才ピアニスト、4位ドーナツ・ピーナツ、5位パスタとパスタに。さすがの強さを見せつけたマンゲキ勢に対し、芸歴1年目ながら5位に食い込んだパスタとパスタの健闘も光りました。

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「マンゲキ×福岡 西日本グランプリ Under-9」は早くも来年2月に、第2回の開催が決定。次回はどんなメンバーが激突するのか――!?

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