ロコディ堂前の「マンゲキ=ピカチュウ」説にカウス会長が…!? 賞レースで実績「よしもと漫才劇場」8周年

大阪のよしもと漫才劇場の8周年と、森ノ宮よしもと漫才劇場の2周年を記念して、12月1日(木)によしもと漫才劇場で記者会見が開催されました。『M-1グランプリ2022』決勝進出を決めたばかりのカベポスター、ロングコートダディ、さや香をはじめ、ビスケットブラザーズ、ニッポンの社長ら2つの劇場を拠点とする人気芸人たちが大集結。さらに、東京のヨシモト∞ホール、神保町よしもと漫才劇場からもコットン、オズワルド、ヨネダ2000ら旬の芸人が駆けつけ、劇場の“誕生日”を笑いとともに祝福しました。

出典: FANY マガジン
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「大阪のお笑い芸能文化を継承する若手芸人を育成し、人気芸人を発掘強化する劇場」――2014年の開館当初から掲げているこのスローガンを、同時期に設立された上方漫才協会と一体となって推進してきた“マンゲキ”。COOL JAPAN PARK OSAKA SSホールで公演を行う森ノ宮よしもと漫才劇場も、新たな若手芸人の拠点として定着するなか、いまや“マンゲキブランド”から関西、そして全国区の賞レースを制する芸人が次々と誕生しています。

賞レースを席巻した芸人たちが爆笑ネタ!

今年も、MCは令和喜多みな実・河野良祐とNMB48・安部若菜が担当。まずは、昨年末から今年にかけて、賞レースをにぎわせた芸人たちが“ひとくちサイズ”でネタを披露します。

・『女芸人No.1決定戦 THE W 2022』ファイナリストの爛々

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・『R-1グランプリ2022』ファイナリストのkento fukaya

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・『オールザッツ漫才2021』優勝のヘンダーソン

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・『女芸人No.1決定戦 THE W 2022』ファイナリストの紅しょうが

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・『M-1グランプリ2022』ファイナリストのさや香

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・『キングオブコント2022』優勝のビスケットブラザーズ

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・『第七回上方漫才協会大賞』新人賞のドーナツ・ピーナツ

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・『第52回NHK上方漫才コンテスト』優勝&『女芸人No.1決定戦 THE W 2022』ファイナリストの天才ピアニスト

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・『M-1グランプリ2022』ファイナリスト&『第43回ABCお笑いグランプリ』優勝&『第11回ytv漫才新人賞決定戦』優勝のカベポスター

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・『第57回上方漫才大賞』新人賞&『キングオブコント2022』ファイナリストのニッポンの社長

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・『キングオブコント2022』ファイナリスト&『M-1グランプリ2022』ファイナリストのロングコートダディ

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――いま旬の人気芸人たちが、それぞれ爆笑ネタで楽しませました。

さらに、うれしいニュースも続々発表。8周年記念キャンペーン「マンゲキハチキャン2022〜笑い納めはマンゲキで!〜」や、12月31日(土)に開催される「マンゲキ大晦日大祭典2022 ボケVSツッコミ!」、すっかり恒例となった「オシャレ&ダサい芸人ランキング2022」投票スタートなど、注目イベントが目白押しです。

また、来年1月9日(月・祝)になんばグランド花月で『第八回上方漫才協会大賞』が開催されることも決定。大賞をはじめ新人賞、話題賞、文芸部門賞など各賞をめぐって、大阪の2つのマンゲキと東京・ヨシモト∞ホール、神保町よしもと漫才劇場の所属芸人が火花を散らします。

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1分インタビューがボケ合戦に!?

ネタメンバーの“1分インタビュー”では、今年を振り返るはずが、ボケやギャグで勝負をかける芸人が続出! 念願のTHE W決勝進出を決め、「大阪のしゃべくり漫才で世界を征服したい」と意気込んだ爛々。kento fukayaは、マンゲキを1日ジャックして行われた『kento fukaya FES.』(11月23日開催)に触れ、「おかげさまで3000枚ぐらいチケットが売れた」と手ごたえを語ります。

ヘンダーソン・中村フーは、50音からのお題を頭文字に、自身のギャグ「ダメだなあ〜」につなげるという特技を披露。紅しょうが・熊元プロレスは、THE Wで優勝したら、賞金1000万円で「ケンタッキーフライドチキンにカーネル・サンダース人形を設置する」とまさかの使い道を発表します。

さらに、ヘンダーソンに続いて、50音のお題から自身の決めゼリフ“強い気持ち”につなげてみせた、さや香・新山。ビスケットブラザーズはキングオブコント優勝賞金で、きんが脂肪吸引、原田が内もものメタル加工をすると真剣に話していました。

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ドーナツ・ピーナツのピーナツは、受賞を経て「ちょっと給料も上がって、トイレットペーパーをシングルからダブルにした」と贅沢エピソードを披露。天才ピアニスト・ますみは「見られる機会が増えた」ためダイエットを始めたものの、「ワイドスクワットを1日3回」という運動量の少なさでどよめきを起こします。カベポスター・永見大吾は、M-1ファイナリストになれたのは「漫才劇場の舞台に立つ機会をいただいたおかげ、来ていただいたお客さまのおかげ、ここまで歩かせていただいた国道のおかげ……県道、市道……」とボケて笑わせました。

一方、今年のキングオブコントの「ファイナリスト」ではなく「準決勝1位」だと力説して笑いを誘ったのはニッポンの社長。ロングコートダディ・堂前透は、なぜか銭湯のマメ知識を披露して、MCの河野を戸惑わせていました。

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東京勢も“1分間”でアピール

続いて東京勢も“1分インタビュー”。東京・ヨシモト∞ホールから『キングオブコント2022』第2位のコットン、『M-1グランプリ2021』ファイナリストのオズワルド、神保町よしもと漫才劇場から『M-1グランプリ2022』準決勝進出の令和ロマン、『M-1グランプリ2022』ファイナリストのヨネダ2000がステージに登場します。

ノドを痛めているという令和ロマン・高比良くるまは、その顛末を笑いを交えて告白。医師に処方された“秘薬”でM-1敗者復活戦を乗り切りたいと話します。「この日のために振り付けを考えた」と、8の字を描く“お祝いダンス”で河野を脱力させたヨネダ2000。コットンとオズワルドは、きょんが山咲トオルのモノマネを、畠中悠はこれまた50音からのお題に乗せて「聞いたことのない料理を言う」という芸を連発しました。

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上方漫才協会文芸部の大池晶部長は、前日のM-1準決勝を審査員として見た際に感じたこととして、「どのコンビもネタの斬新さやアイデアはクリアしている。次は演技力や話術など、技術を争う時代になってくるのでは」と予想。最後に挨拶に立った同協会会長の中田カウスも、「心配したりヒヤヒヤすることもあったが、みんな成長してきている。芸人にも劇場にも覇気がある。大阪も東京も盛り上がっています」と若手芸人たちの頑張りを讃えました。

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「マンゲキのおかげで将来の宝ができた」

その後の質疑応答では、最近の賞レースを見た感想を聞かれたカウス会長が、「ネタの作り方は非常に進化してきている」と回答。またマンゲキについては、「吉本興業110年の歴史の中の8年で、これだけ時代を変え、笑いの質を上げた。マンゲキのおかげで将来の宝ができた」と絶賛しました。

M-1ファイナリストたちも、マンゲキのおかげで成長できたと口を揃えます。カベポスター・永見は「僕らは9年目で、(マンゲキの)先輩の背中を見てきた世代。これからは僕たちがいい背中を見せたいなという気持ちがある」と力を込めます。

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そんななか、ロングコートダディ・堂前が「伝統もあるが、まだまだ進化できる劇場。そいう意味ではピカチュウに近い。カウス師匠がサトシ」と『ポケットモンスター』にたとえてみせると、ヨネダ2000・誠がピカチュウの顔マネを披露。すかさずニッポンの社長・辻がカウス会長に「師匠、ディスられてます!」と耳打ちして、舞台上は大騒ぎに! にぎやかなやりとりにカウス会長は、客席に向かって「みんな、おもろいやろ?」とうれしそうに声をかけていました。

12月4日(日)に森ノ宮よしもと漫才劇場で開催されたトーク企画イベント「森ノ宮よしもと漫才劇場2周年イベント」もFANYオンラインチケットで12月6日(火)19:00まで見逃し視聴できますので、まだオンラインチケットを購入していない方は、12月6日(火)12:00まで購入できます。

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