林家菊丸が「令和4年度(第77回)文化庁芸術祭賞」大衆芸能部門 大賞を受賞!

この度、2022年11月2日(水)に大阪・天満天神繫昌亭にて行われた『第八回 三代目林家菊丸独演会~今宵はサムライのおはなし~』が 「令和4年度(第77回)文化庁芸術祭賞」大衆芸能部門 大賞を受賞しました。
吉本興業に所属する落語家の大賞受賞は、平成15年の桂三枝(現 桂文枝)、平成18年の林家染丸以来となります。

出典: FANY マガジン

文化芸術祭賞とは
文化庁では、広く一般に優れた芸術作品を鑑賞する機会を提供するとともに、芸術の創造と発展を図り、我が国の文化の向上と振興に資するため、昭和21年から芸術祭を毎年実施しています。

参加公演・作品及び審査に関して
令和4年10月1日(土)から11月30日(水)の期間に、参加公演として関東・関西で行われた演劇43件、音楽45件、舞踊33件、大衆芸能69件の公演、また参加作品として放送されたテレビ・ドラマ14作品、テレビ・ドキュメンタリー43作品、ラジオ22作品ならびにレコード部門31作品に対し、高い独創性や企画性などを基準として部門ごとに審査を行いました。

※文化庁ホームページより

受賞理由
『女性を描くことに定評のある林家菊丸が「癪の合薬」「二番煎じ」 「井戸の茶碗」という“侍の噺”三席で新境地を開拓。特に「井戸の 茶碗」では、清貧な暮らしぶりの浪人、若き武士、正直者の屑屋 を巧みに演じ分け、爽やかで温もりのある笑いを届けた。また、浪 人の娘の心情をさりげなく織り込むなど、現代感覚にマッチした演出も光る。』

※文化庁ホームページ資料より

林家菊丸より喜びの声も届いています。

林家菊丸 コメント

40代でこんな大きな賞をいただき、まずはファンの皆様、スタッフの皆さんに厚く御礼申し上げます。
うちの染丸一門は桂や笑福亭に比べますと人数は少ないですが、林家の存在価値を示すことができたことを嬉しく思います。
よしもと落語の次世代としてさらなる高みを目指し、まだ見たことのない景色を必ず見たいと思います。

  

なお、文化庁芸術祭賞の贈呈式は、関西参加公演の受賞者については、令和5年1月25日(水)15:00から、リーガロイヤルホテル(大阪)で行われる予定です。

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