『ひとりで60分』第4弾挑戦者はロコディ堂前! 事前生配信で“先達”3人に明かした意外な作戦とは!?

どうも! 芸人ライターのヘッドライト・町田星児です。みなさん、読売テレビの特別番組『笑い飯presentsひとりで60分』を知っていますか? 芸人が1人でおもしろいことをやり続けるという、編集ナシの“60分お笑いドキュメント”です。この番組の第4弾の放送(2月13日24:59~)が決まり、目前の2月7日(火)に、第1弾挑戦者の藤崎マーケット・トキ、第2弾の天竺鼠・川原克己、第3弾のアインシュタイン・河井ゆずるが集結して緊急番組会議を生配信しました! 今回は、その配信の模様をお伝えします。

©ytv  ©吉本興業
©ytv  ©吉本興業

笑い飯を笑わせろ!

まずは『笑い飯presentsひとりで60分』について、過去3回の放送をすべて見た僕から少し説明したいと思います。

この番組は、ほかの出演者やスタッフもいないスタジオで、芸人が1人で固定カメラに向かってただただおもしろいことをやり続けるというもの。事前に用意した音や小道具を使ってもいいし、自分のピンネタやギャグやトークを披露するのもOK。なにをやってもいいから、とにかく別スタジオにいる笑い飯(西田幸治、哲夫)さんを笑わせなければいけないというシンプルなルールで、笑い飯さんがおもしろいと判定すれば賞金が100円単位で増えていき、おもしろくなければ減っていくという、芸人としての底力や精神力が試される番組です。

©ytv  ©吉本興業
©ytv  ©吉本興業

「こんな番組はほかにない」

今回の生配信では、トキの進行で“経験者”の3人が収録当時の心境を語りました。

川原は「ふつうの番組ならカットされるようなボケでも、カットされずに放送されている」とうれしそうに話します。河井が「楽しそうやったよね?」と聞くと、川原は「邪魔がないから」とのこと。邪魔とはなんだ? と思っていたら、「ごめんね、ツッコミのことを邪魔って言って」というのです。

邪魔やと思ってたんかい! もちろん冗談でしょう。でも、ツッコミという“否定”がないことで、のびのびとボケることができたそうです。

河井は「こんな番組はほかにない」と言いますが、たしかにテレビ好きの僕でもこんな番組をほかに見たことはありません。ただし、川原は収録を楽しんでいたようですが、“ふつうの芸人”にとっては地獄のような番組。よしもと漫才劇場のメンバーは、いつ自分にまわってくるかと震えているそうです。

第4弾の挑戦者は…?

川原と河井がいったんハケると、次回放送の挑戦者を連れてきました。現れたのは、なんとロングコートダディの堂前透!

「めっちゃ楽しみ」という堂前は、いまのところ緊張もしていないそうです。過去の3回とも見たとのことで、準備は万端。

「トキさんの(回)を見たときは、自分に(オファーが)来たらヤバいなと思った。でも川原さんのを見て、楽しくやったらええんやという感じになって、そのあとゆずるさんのを見て、こんなふうにはならんようにせなあかんなと思った」

©ytv  ©吉本興業
©ytv  ©吉本興業

堂前は60分間、“モノボケ”だけでいくと決めているそうで、「川原さんのを見て、これだけバラエティ豊かなことはできないと思ったから、モノボケ1本に絞って、そっちの脳みそで行こうという感じ」と話します。

本人が「モノボケだけの番組もあんまりないと思うので」と言うとおり、たしかにモノボケだけの番組は見たことがありません。これはおもしろいことになりそうです!

ちなみに挑戦者については、第1弾のトキが第2弾の川原を、川原が第3弾の河井を指名。そういうわけで今回、堂前を指名したのは河井なのですが、その理由を聞かれると、「後輩のボケの子で、ちゃんと楽しんでくれそうだったから」と答えていました。

「中学生のとき以来のがんばり!」

ここで、これまでの3人の挑戦をVTRで振り返ることに。

トキが「ピンネタをめっちゃ持って行ったけど、1個目を披露したら100円しか獲得できなかったので、残り全部を捨てることになった」と反省を込めて語ると、川原は「NGK(なんばグランド花月)の漫才の出番前の海原やすよ ともこさんを訪ねて、声を録らせてもらった」とのこと。河井もこう言ってました。

「ハイヒール(リンゴ、モモコ)さんの声を録らせてもらった。中学生のとき以来のがんばりだった。トキと川原のボケをぜんぶ書き起こし、どれだけボケを入れているかなどのデータを取った」

みんな陰で努力しているんだなあと、改めて思いました。

©ytv  ©吉本興業
©ytv  ©吉本興業

収録中、1人きりのスタジオでは笑い飯さんの声も届かないので、やっていることがウケているのかどうかがわからない、というのも番組の特徴です。トキは放送を見て、初めて笑い飯さんにウケているボケを知り、「なんでもう1回それをやらへんねん!」と自分に思ったそうで、河井は「ふだんスタッフさんが笑ってくれているのが、どんなにありがたいことか」と言います。

たしかに、スタッフさんや共演する芸人の反応は、ネタがおもしろいかどうかを判別する重要な手がかりになりますよね。

4人で大喜利合戦に!

河井の挑戦の回で、笑い飯さんにいちばんウケた場面は、困ったときのヘルプカードを使った際の、川原が用意した大喜利に答えたシーンだったそうです。しかし、そのお題がふつうではなく……。

ポンとポンポン、ポンポンポン
やんちゃダヌキのお通りだい!
ポンと1つ叩けばおなら出し
ポンポン2つ叩けば化けダヌキ
ポンポンポンと3つでみんな踊り出す
さて4つ叩けばどうなるどうなる
ドナルドダック! なんちゃって〜

どんなお題やねん! でも、河井は番組で見事におもしろい回答を出していました。

この日の配信でも、このお題をまたみんなで考えてみようと、大喜利合戦がスタート! ほかの大喜利のお題もあったり、モノボケもやるなど、テレビ放送を見ていない方でも楽しめる内容で、芸人の僕には、なるほどこういう答え方もあるのかと勉強になりました。

©ytv  ©吉本興業
©ytv  ©吉本興業

そのように、芸人だと「自分がこの状況だったらどうしよう……」という目線で放送を見ることになるでしょうけれど、みなさんにはバトンはまわって来ないので、安心して楽しんでもらえます。第4弾の放送では堂前の頭の中をじっくり見られると思うので、ぜひご覧ください!

第4弾の放送は読売テレビで2月13日(月)24:59スタート。今回の事前生配信の模様は2月14日(火)19:30までオンラインで見逃し視聴できます(チケット販売は同日正午まで)。

番組公式サイトはこちらから。
FANYオンラインチケット(配信)はこちらから。

公式サイトはこちらから。

関連記事

関連ライブ配信

関連ライブ