2023年の初開催から4度目にして、初の3DAYS開催となった、音楽×笑いの新時代フェス『DAIENKAI 2026』。アーティストの音楽ライブに芸人が乱入したり、芸人のネタにアーティストが参加したりと、ここでしか観れない奇跡のようなシーンが次々と生まれた初日となりました。今回は、東京ガーデンシアターを大きな笑いと熱狂で包み込んだ、初日の模様をお届けします。

盆踊りで会場が一気にひとつに! RG&Hump Back・林萌々子の「乾杯」で熱狂の開幕
サンタモニカによる熱気あふれる前説から、オーディエンスの期待感をぐっと高めるオープニング映像へ。興奮が高まる中、「ただいまより、乾杯を行います」のアナウンスとともにステージへ登場したのは、“KANPAI ACT”を務めるレイザーラモンと、Hump Back・林萌々子。

「みなさんと一緒に盆踊りをしたいと思います!」と会場に呼びかけたRGが、「あいわずぼーんとぅ盆踊り」を『DAIENKAI』スペシャルバージョンで熱唱。観客も一緒になって盆踊り調の振り付けで楽しく踊り、最後は会場全体で声を合わせて「乾杯!」と叫び、華々しく開会を宣言しました。
金魚番長ら実力派ネタから豪快メタルカバーへの熱狂リレー!
『DAIENKAI 2026』の記念すべき幕開けとなったのは「現地集合の回」。 まずは金魚番長、例えば炎、今井らいぱち、オズワルドの4組が怒涛のネタで会場をしっかりと温めます。

続いて、記念すべき一発目のライブアクトとしてステージに現れたのは、レイザーラモン RG with あるあるメタルオールスターズ。米米CLUBの名曲「浪漫飛行」のカバーでライブの火ぶたが切られると、バックバンドが奏でる本格的なメタルサウンドで観客を圧倒します。激しいサウンドに乗せて替え歌と「あるある」を披露するボーカルを務めるRGの呼び込みによって、直前にネタを披露した芸人4組が再びステージへ登場! 「こんな豪華なバンド引き連れて、何やってんだよ!」とオズワルドの伊藤がすかさずツッコミを入れ、会場は大きな笑いに包まれました。
「みんなの考えたあるあるをRGが曲に乗せて披露する」という説明から、なんとX JAPANの「Rusty Nail」に乗せて“オズワルド伊藤あるある”を披露。RGが「あるある、飛ばして行くぜ!」と気合いを入れると、ここから怒涛のラッシュが始まります。影山ヒロノブの「CHA-LA HEAD-CHA-LA」、シャ乱Qの「いいわけ」、ザ・ブルーハーツの「人にやさしく」と、盛り上がり必至の名曲たちを惜しげもなく繰り出し、怒涛の「あるある」を連発していきます。

ライブ終盤には、「ちょっと自慢になるけど、フジロック出演してきました!」と、フジロックで大ウケだったというTOKIOの「Love You Only」を披露。会場全体で圧巻の大合唱が巻き起こりました。そして、ラストを飾ったのは、今井らいぱち! マイクを握り締め、R-1決勝で話題となった“絵描き歌ネタ”をバンドアレンジした楽曲「YAMATO」を熱唱します。〈俺だけの絵描き歌〉を感情たっぷりに届ける熱すぎるラップは、思わず感動してしまうほどで、客席には涙を流す人の姿も。
まさに『DAIENKAI』の幕開けにふさわしい、抜群におもしろくてカッコいい最高のステージとなりました!
愛にあふれた代演&応援ゲスト! 日谷ヒロノリ&岡崎第一体育館が怒涛のステージ
続いては「とりあえず生の回」。出演予定だった岡崎体育が活動休止にともない休演となったことが告げられます。しかし、ここで応援ゲストとして、日谷ヒロノリ(佐久間一行)が疾走感たっぷりに登場し、名曲「CHANGE」を堂々熱唱。さらに、岡崎体育の兄(?)を名乗る岡崎第一体育館(レインボー・ジャンボたかお)まで姿を現し、岡崎体育宇の代表曲「なにやってもあかんわ」をパワフルにカバー。岡崎へ向けて、愛と笑いに満ちた熱いエールを全力で送りました。

本編では、エバース、佐久間一行、レインボーの3組による爆笑ネタに続き、岡崎体育の豪華すぎる代演として登場したのは、なんと真心ブラザーズ! 軽快なビートに乗せた桜井秀俊のギターと、YO-KINGの伸びやかな歌声で「突風」がスタートすると、勢いそのままに「拝啓、ジョンレノン」へ。

メンバー紹介では「桜井秀俊! 元よしもとです。面白いことしか言いません」とYO-KINGが紹介して会場を湧かせると、「マイ・リズム」「流れ星」を続けて披露し、大人の色気や渋み、メロウな魅力を存分に見せつけていきます。「お笑いと音楽の融合。なんか一緒にできないかな?」と芸人たちをステージに呼び込んで披露された「空にまいあがれ」では、爽快感あふれるサビで会場中が両手を上げて大合唱。 曲の終わりには、バンドの音に合わせて日谷ヒロノリが次々とキメポーズを繰り出し、会場は大盛り上がりとなりました。

ライブ終盤は名曲「ENDLESS SUMMER NUDE」で会場全体が手を振り合わせ、ラストは「明日はどっちだ!」を叩きつけて圧巻のフィニッシュ。演奏終了後は、真心の大ファンであるYO-ミニ KING(ヨネダ2000・誠)と今井らいぱちがステージに登壇し、二人へ熱い愛を伝えるなど、最後は温かな愛と熱気につつまれた大団円で幕を閉じました。
神聖かまってちゃんがリベンジ帰還! 怒涛のコラボと魂のパフォーマンスで魅せた熱狂
昨年は体調不良のため、無念の休演となった神聖かまってちゃん。リハーサル中、の子が「イエーッ、『DAIENKAI』戻ってきたぜ!」と叫び、堂々の帰還を報告。気合い十分で始まった「おしぼりキンッキンッ!の回」では、ジョックロック、蛙亭、ガクテンソクの3組がネタでフロアをしっかりと温めます。さらに、大ファンである蛙亭とジョックロックがこの日限りの“神聖かまってちゃん漫才”を披露。盛り上がりそのままに、スケール感あふれる演奏に乗せ、真っ赤なライトに照らされたの子の姿が神々しく映えた「僕の戦争」で、いよいよ神聖かまってちゃんのライブがスタート。

「Girl2」と続き、大いに湧く会場に、の子も「ノリいいじゃん」と満足げな様子を見せます。「フロントメモリー」で観客と歓声の掛け合いを楽しむと、「イマドキの子」ではヨネダ2000と蛙亭のイワクラがステージへ飛び出し、みんなで手を振り踊り合わせる賑やかな一幕も。
「こんなのないよ!? すげぇの見れたね!」と嬉しそうに語ったの子さんは、「生きてるか!? もっと生きっちまえよ、この場で」と客席を熱く煽り、名曲「ロックンロールは鳴り止まないっ」を披露。さらに一段ギアの上がったエネルギッシュなステージングを見せると、続く「夕方のピアノ」では鬼気迫る歌と演奏で観客一人ひとりの心を強く揺さぶりました。

続いて、「みなさんにも参加してもらいます」と告げると、なんと学生服姿の蛙亭とジョックロック、そして先生姿のガクテンソクがステージに登場。「みなさんには生徒になってもらいましょうか」の一言から始まった楽曲は「算数の先生」。会場中のオーディエンスが「はーい、先生!」と元気よく手を挙げてコール&レスポンスを合わせ、一気にディープな世界観へと引き込まれていきます。光と闇が背中合わせに同居する、神聖かまってちゃんならではの唯一無二の世界観に、観客も心地良さそうにどっぷりと浸っていました。
ステージでまさかの「餅つき」!? 熱いロックサウンドと芸人愛が炸裂したHump Backのステージ
ヨネダ2000、囲碁将棋、ドンデコルテと実力派たちの爆笑ネタが続くなか、なんと囲碁将棋の漫才中にHump Backの林萌々子が乱入! ものまねまで披露して会場を大いに沸かせた「しらす鬼おろしの回」です。
Hump Backのライブ前には、「絶対に成功させようね!」と声を掛け合うヨネダ2000の二人がステージで餅つき。そこへバンドメンバーの3人が登場し、ぺったんこという餅つきのリズムに重厚なバンドサウンドが重なるという、まさかの“餅つきコラボ”が実現します! 驚きと歓喜に包まれた客席から大きな拍手が湧き起こるなか、「Hump Back始めるよ!」と林が叫び、名曲「Lilly」でライブが本格スタート。

「恋をしよう」「ロケンロ」と怒涛の勢いで駆け抜けた林は、先ほどの囲碁将棋との漫才コラボを「武道館立つより緊張したわ!」と振り返り会場を和ませます。「家事、育児、ロックンロール。ロックンロールで子供食わしてます!」と最高にカッコいい一言を言い放ち「明るい葬式」を披露すると、今度はアコースティックギターを持ったドンデコルテ・渡辺銀次が登場! 緊張気味の渡辺が弾き語りで披露した「拝啓、少年よ」に、林のギターと本人の歌声が重なり、そのままバンド編成での「拝啓、少年よ」へとなだれ込むと、フロアの熱気は最高潮に達しました。

「すべての芸人さんに贈ります」と、笑いへの深いリスペクトを込めて歌う「ティーンエイジサンセット」から、「僕らの時代」「宣誓」と畳みかけ、ライブはクライマックスへ。「間違ってもライブハウスに来ないでくださいね。でも私、間違えてからの方が人生楽しいんですよ」と林が弾けるような笑顔を見せ、ラストの「燈光」を万感の思いを込めて届けました。さらに演奏後には、囲碁将棋のリクエストに応えて「番狂わせ」を全員で楽しくパフォーマンス! お互いへの相思相愛ぶりが圧倒的な熱量を生み出し、誇らしさすら感じさせる最高のステージとなりました。
ガガガSP×芸人の熱い絆! コザック前田とのトリオ漫才からたくろう木村バンドのベースセッションまで
続いての「串盛り人数分の回」では、出囃子であるガガガSPの「直球勝負の男」に乗せてバッテリィズが登場。 ガガガSP・コザック前田を招き入れ、まさかのスペシャルなトリオ漫才を披露。勢いそのままに、ガガガSPの楽曲に関する思い出話から漫才をスタートさせた豪快キャプテン、「M-1グランプリ2025」チャンピオンのたくろうと続き、会場内がしっかりと温まったところでいよいよ本家・ガガガSPへとバトンが繋がれます!

今年の12月に結成30周年を迎えるガガガSP。「今も『あの子が忘れられない』とか歌ってます。これはもう青春パンクではなく、ストーカーパンクです」と前田が笑いを誘うと、代表曲「線香花火」や「にんげんっていいな」のカバーで広い会場に最高の一体感を生み出していきます。
さらに「全国無責任時代」でフロアを賑やかにブチ上げると、「ゲスト呼んでよろしいか!?」とバッテリィズとたくろうの2組をステージへ呼び込みます。すると、一人だけバンドメンバーの中に混ざり、手際よくセッティングを始めたのはたくろうの木村バンド。 「(芸人になって)人前でベースを弾くのは初めて」と少し緊張気味に語りつつ始まったセッション曲は、なんと「直球勝負の男」。木村バンドはいつも以上に凛々しい表情を見せ、野太く重厚なベースサウンドを会場中に響かせました。

「はじめてキミとしゃべった」で華やかにスタートした後半戦! ここでは、ガガガSPと同郷である神戸出身の山下ギャンブルゴリラを擁する豪快キャプテンが登場し、息ぴったりの“神戸漫才”を披露します。さらに「コウベイベー」を共に歌い上げ、会場の熱気を一気に高めていきます。ライブ終盤には、「晩秋」で〈死ぬまで生きてやろうじゃないか〉という泥臭くも力強いメッセージを投げかけ、続く「国道二号線」では〈あぁ君よ幸せになれ〉と、温かく優しい言葉を観客一人ひとりの心へと届けていきます。

そしてラストは、再び芸人たちをステージへと呼び込み、〈笑いながら全部気楽に行こうぜ〉と歌う「ケセラセラ」で大盛り上がりのフィニッシュ! ガガガSPの熱い歌と演奏、そして真っ直ぐなメッセージが、観客の心の奥底までじんわりと響き渡る最高の瞬間となりました。
初日トリは4年連続のヤバイTシャツ屋さん!
初日のラストブロックを飾るのは、さや香、ニューヨーク、ななまがり、金属バットと、強烈な個性を放つ芸人たちが怒涛の笑いを巻き起こした「中締めの回」。
ニューヨークのコントでは、なんとヤバイTシャツ屋さんのメンバー3人も参戦。ライブへの期待感が最高潮まで高まるなか、初日のトリを務めるライブアクト・ヤバイTシャツ屋さんが満を持して登場します。 「『DAIENKAI』4年連続トリ、ヤバイTシャツ屋さんです!」とこやまたくやが高らかに叫び、「あつまれ!パーティーピーポー」でフロアを勢いよくブチ上げます。 さらに「ええがな」「無線LANばり便利」と怒涛のアップチューンを連続で披露し、会場中の観客が一斉にジャンプを合わせ、東京ガーデンシアター全体が大きく揺れ動きます。

圧倒的な熱量で序盤戦を駆け抜けると、ステージには金属バットが登場。攻撃的な漫才で爆笑をさらっていく金属バットに対して、「コンプラ、ギリギリやないか!」とすかさずツッコミを入れるこやま。そして、そのツッコミに応えるかのように名曲「コンプライアンス」を披露し、会場をさらなる大歓声で包み込みました。
続いて、「メジャーデビュー10周年を迎えます!」と、結成初期のレア楽曲「天王寺経由してなんば」を披露! ダンスチューン「Dance On Tansu」では、さや香の・石井がステージでブレイクダンスを繰り出し、相方の新山が「もうええわ!」と声高にツッコむ展開で大爆笑を誘います。
さらに「ハッピーウェディング前ソング」で会場の熱気を一段と高めると、ここで「歌手を辞めて“言手(いいて)”になった世界線」に生きるこやまとありぼぼに扮した、ななまがりが登場。二人が「アルゴリズムの犬」を朗読すると、それに応えるようにヤバTも「アルゴリズムの犬」の演奏を披露。お互いへのリスペクトが詰まった最高のコラボレーションで客席を魅了します。

怒涛の展開で魅せてきたヤバTのライブも、いよいよ終盤へ。「NO MONEY DANCE」終わりのMCでは、「やっぱ芸人さんすごいね、めっちゃ面白い! バンドマンも負けてられないなって、今日はやってます」とボーカルのこやまが意気込みを熱く語ります。笑いと音楽の架け橋となるこのイベントへの敬意を真摯に語ると、ラストは名曲「かわE」を繰り出し、会場のボルテージは最高潮に。
ヤバTのライブ終了後、アンコールのステージには、ライオネル・リッチー(RG)とマイケル・ジャクソン(ニューヨーク・嶋佐)が神々しく(?)降臨。さらにヤバTの演奏にニューヨーク屋敷がギターで加わり、「We Are The World」を披露します。「長丁場のラスト、これで合ってるのか?」と屋敷が首をかしげながら始まったアンコールでしたが、会場全体が手を振り合い、歌声を重ね合わせる光景は実にピースフルで感動的なステージとなりました。

「こんな景色、『DAIENKAI』でしか見られないですよね? 来年も再来年も続けていきましょう!」と客席を見渡しながらこやまがしみじみと語ると、最後はRGの一本締めで初日は無事に終宴。最高の熱気と笑顔に包まれながら、美しく2日目へとバトンを繋ぎました。
公演1日目の会場の熱気を写真でもお届け>>https://magazine.fany.lol/284879/
公演概要
DAIENKAI 2026
日時:2026年
7月31日(金)開場10:00 開演11:00 終演21:30
8月 1日(土)開場10:00 開演11:00 終演21:30
8月 2日(日)開場10:00 開演11:00 終演21:30
会場:東京ガーデンシアター(東京都江東区有明2丁目1-6)
主催:吉本興業株式会社
企画・制作:よしもとブロードエンタテイメント/吉本興業株式会社
