昨年8月に開催された吉本新喜劇の初「総選挙」で1位に輝いたアキのほか、高井俊彦、信濃岳夫という新喜劇座員と一緒に飛行機で大阪から福岡への旅を楽しむ「J-AIR お笑い遊覧チャーター」が、3月4日（土）に開催されました。ツアーに参加したのは、49人の新喜劇ファンたち。出発前から機内、到着後もずっと笑いが絶えない、ディープな旅の様子をレポートします！
このツアーは、チャーター便で関西国際空港～福岡空港間を“遊覧飛行”しながら、新喜劇座員との交流やエンターテインメントがついてくる、とっておきのプラン。福岡到着後もランチ会場でファンミーティングがあり、その後はよしもと福岡 大和証券/CONNECT劇場でお笑いライブを楽しめるという盛りだくさんの内容です。
機内でもお楽しみが盛りだくさん
午前9時前、アキ、高井、信濃の3人は、関西国際空港の搭乗ロビーに集まったツアー客を、さっそくおもてなしします。搭乗するのは、この日のために特別に用意された「1140（いぃよぉ～）」便。アキは「今日は晴れてよかったです！ 天気もいいし、（飛ぶのは）特別ルートです。今日はいい旅にして、いぃ～よぉ～！」とおなじみのギャグで場をあたためます。
搭乗直前には「1140便」の機体の横でツアーの参加者たちと記念撮影し、いざテイクオフ！ 遊覧フライトは淡路島～高知沿岸～足摺岬～大分・国東半島～阿蘇～熊本などを巡って福岡空港に着陸するというスペシャルな航路です。およそ1時間半あまり、上空からの景色を楽しみながらアキたちとの交流を楽しみます。
機内では撮影タイムも設けられ、すべての参加者と笑顔で撮影に応じる新喜劇メンバーたち。トークタイムでは3人が、CAさながらに景色の見どころを解説します。高知・桂浜上空ではアキが「坂本龍馬の銅像の肩に、ハトが2羽、止まっています」と案内し、信濃に「み、見えます！？」とツッコまれていました。
また、四万十川上空を飛行中には、アキがバラエティ番組で四万十川へロケに行った際の思い出トークが飛び出します。さらに豪華景品が当たる抽選会や、福岡到着後に行われる質問タイムに向けてのアンケートが実施されたほか、アキから参加者に新喜劇の定番お土産「すち子のねぶり飴」がふるまわれました。
福岡空港が近づき、シートベルト着用サインが点灯すると、機内で「ラジオ新喜劇」が放送されます。これは、アキが20年ほど前から「あったらいいな」と温めていた企画で、昨年11～12月にかけて東海ラジオで期間限定放送された番組です。声だけで楽しめる新喜劇に参加者たちも聞き入りました。
ランチタイムはアキたちが “にぎやかし”
福岡空港到着後は貸し切りバスで「ホテルJALシティ福岡 天神」へ移動し、ランチタイムにファンミーティングが行われました。
さっそく機内で行われた抽選会の景品贈呈が行われ、アキがひとりずつに丁寧に手渡します。続いて、ツアー参加者たちから募集した質問タイム！
「アキさんは、メイクアップにどれくらい時間をかけていますか？」という質問に、「眉毛、ヒゲを描くだけなので1分くらい」と答えてツアー客を驚かせます。「53歳、若さの秘訣は？」という質問にアキは、「“くびれ”がほしくてコルセットを使っている」と告白。
ほかにも3人によるコントや、アキが『人志松本のすべらない話』（フジテレビ系）に出演したときに、披露することができなかったという「すべらない話」を披露するサービスも！ 最後はツアー客全員にサイン色紙を手渡して交流を深めました。
劇場でもスペシャルなステージを堪能
ランチ後はバスでよしもと福岡 大和証券/CONNECT劇場へ移動し、お笑いライブを楽しみます。福岡よしもと所属のとらんじっと、出目金、中村圭太、メタルラック、サカイストに加え、大阪勢の華山、ラフ次元、しずる、ミルクボーイ、銀シャリらのネタを堪能したあとは、いよいよアキによるスペシャルコントです。
「ヒーローショー」が行われるはずが、そこに現れたのは全員おじいちゃんばかりで……？ アキ、高井、信濃のほかにもダンサーのISOPP、ブレイクダンスチーム・九州男児新鮮組が登場。迫力満点のアクロバットやブレイクダンスも盛り込まれ、アキの持ち味であるミクスチャーなエンターテインメントショーにツアー参加者も大喜び。
終演後にはアキ、高井、信濃の3人がステージ上でツアー参加者たちと記念撮影し、最後までファンにはたまらないツアーになりました。
