6月13日(木)、帝国ホテル大阪にて『2019年第13回 ベストファーザー賞in関西』の発表・授賞式が行なわれ、芸能部門でシャンプーハット・こいでが受賞。特別部門で受賞したイニエスタ選手や他の受賞者とともに、授賞式を盛り上げました。
「素敵なお父さん像として各界で活躍している父親」「明るく楽しい家庭づくりをしている父親」などの選考基準で、関西出身または関西を中心に活躍している人物から選ばれる同賞。これまでには、FUJIWARA・藤本やココリコ・遠藤も受賞しています。
その他の受賞者は 、政治部門が後藤圭二氏(吹田市長/ジャルジャル・後藤淳平の父)、経済部門が鴻池一季氏(株式会社鴻池組 名誉会長)、学術・文化部門が辻芳樹氏(学校法人 料理学館 理事長)、スポーツ部門が森島寛晃氏(株式会社セレッソ大阪 代表取締役社長)、ものづくり部門が佐伯保信氏(大起水産株式会社 代表取締役会長)、一般部門が木本 努氏(株式会社 Tn 取締役/NPO法人京都いえのこと勉強会 理事長)という顔ぶれに。こいでは緊張した面持ちで会場へ姿を現し、レッドカーペットを歩きました。
こいで「家族のおかげでいただいた賞」
受賞者たちが順に紹介され、式がスタート。こいではスピーチで「子育ては何が正解かわからないまま」と言い、「(大変なこともあったが)子どもたちがまっすぐ育ってくれたことで、“耐えた”と思っているところが正直ある」と吐露。「これは個人の賞ではなく、家族全員を代表していただく賞です」と感謝を伝えました。
続いては、受賞者のインタビューへ。後藤氏の番ではジャルジャル・後藤もビデオメッセージで登場し、子どもの頃、父である後藤氏と野球の練習をしたときに、右打ちだったのを左打ちに矯正されたという“スパルタエピソード”を暴露して会場を笑わせます。「自分たちにとっては確実にベストファーザーだと思う。父親となった自分も、負けないように頑張りたい」とメッセージを贈りました。
受賞に“テレちゃう”こいで、家族からの手紙に感動
こいでは受賞の感想を「ひとことで言うと、“テレちゃう”でした」と持ちギャグを交えて語り、「先輩方も受賞されていて、僕から見ても素晴らしいお父さん芸人が名を連ねているのでうれしい」と喜びます。
ここで、妻と子どもたちからの手紙が読み上げられるサプライズ……のはずが、実は長女との会話で事前に手紙のことを知ってしまったと告白し、笑わせます。「いつもありがとう」「仕事頑張ってね」など、心のこもったメッセージを贈られたこいでは「かわいらしいですね。嫌われてなくてよかった~」と安堵していました。
第2部のパーティーで家族について聞かれると、“全員恥ずかしがり屋”とのこと。普段は面と向かって感謝を伝えあうことがないだけに、手紙の内容を聞いて「そんなこと考えてくれてるんや」と感動したそうで、「(手紙は)今もポケットに入ってる」と大事そうにしまっていました。
来年はダイアン・津田が受賞?
来年の受賞候補については、2014年に開催された芸人による子育てプロジェクト『PaPaPARK!』で、ともに特別部門を受賞したダイアン・津田を挙げたこいで。子どもが同じ小学校に通っていたそうで、「子どもたちの劇を見て泣くようなタイプ」と話し、「近いうちに彼もこの場に立つでしょう」と予想しました。
最後は、「自分よりベストファーザーにふさわしい方が、周りに何名もいらっしゃる。その人たちのいいところを吸収し、最高の自分を作っていかないと」と意気込みを語り、締めくくりました。
囲み取材後は、森島氏、井上公造氏とのトークショーへ。イニエスタ選手の話題になると、こいでは「賞状は何語で書いてあるのか」などと会話を楽しんだことを明かします。受賞者OBの挨拶などで会場は大いに盛り上がり、授賞式は幕を下ろしました。