7月15日(土)から10月31日(火)まで、東京ドームシティアトラクションズで、常設のお化け屋敷「怨霊座敷」の恐怖演出とミッションをさらにパワーアップさせた特別演出「呪いの硝子窓」が開催されます。初日前日の14日(金)に記者発表会&体験会が開催され、ネルソンズ(和田まんじゅう、青山フォール勝ち、岸健之助)が出席。特別演出を体験した和田の絶叫が、東京ドームシティに響き渡りました。
特殊映像技法が新しい恐怖体験に
1992年から東京ドームシティ アトラクションズ(旧・後楽園ゆうえんち)のお化け屋敷を手がける、お化けプロデューサーの五味弘文さんが、発表会でこう挨拶しました。
「今回はかなり内容を濃くし、テンションも上がっています。お客さまもぜひお化け屋敷に来ていただき、この夏、たくさん悲鳴をあげて楽しんでもらいたいなと思います」
ここで、ネルソンズの3人が登場。特にこれから「呪いの硝子窓」を体験する和田は、生気のない表情です。お化け屋敷が大の苦手で、ふだんは行かないという和田。「ヤダ!」「意味がわからない!」と駄々をこねて、笑いを誘います。
そんな和田が体験する「呪いの硝子窓」は、あるアパートに瑠璃と秋人という夫婦が引っ越してきたところから始まるストーリー。2人は、家の奥にあるカギのかかった「曇り窓の付いた部屋」が気になっていました。
ある夜、瑠璃が寝ていると、奥から人の声が聞こえてきます。秋人が、ドアの前で誰かと話していたのです。じつは、その「曇り窓の付いた部屋」は“夜雨子”という女性が閉じ込められて亡くなった部屋だったのです……。
演出には、映像インスタレーションを専門とする神戸芸術工科大学・志茂浩和教授による「SSF=Shimo Style Fantasmagoria」の特殊映像技法を用い、これまでになかったお化け屋敷になりました。五味さんは「映像なんですけど、あたかもそこに人がいるかのように感じるんです」と、その魅力を説明します。
この技術とお化け屋敷は相性が抜群だそうで、演出でこの技術を駆使したことで、窓やガラスをモチーフにしたお化け屋敷が完成しました。
また、9月3日までの17:00~22:00は「絶叫編」と題して「呪いの硝子窓」が進化します。通常では入れない部屋に入れたり、キャストや視覚演出が増えたり、ミッションを与えられたりと、より恐怖感を味わえるお化け屋敷へと変貌をとげます。
「もうちょっとレベル下げないと無理」
和田は、この「絶叫編」を体験することになりました。
会場につめかけた記者やテレビクルーにリアクションを見てもらうため、和田はピンマイクとCCDカメラを装着。さっそく、「呪いの硝子窓」の中へと入ります――。
ところが、ここで和田の表情がモニターに映らないトラブルが! 和田はそのことに気づかず、どんどん中へ!
結果的に最後までカメラは直らず、音声だけがつながった和田の「わー!」「やめてよー!」「マジで大きい声やめて!」といったリアクションが聞こえてくる状況に、会場は爆笑に包まれます。青山も、和田の声だけのリアクションに逆に臨場感を感じたらしく、「これはこれで伝わりますね」と大笑いでした。
体験から戻った和田が、こう感想を語ります。
「本当に新感覚! 映像がスゴすぎる。『映像かな?』と思ったら人も出てくるので、『(人なのか映像なのか)どっち?』みたいな……。めっちゃ怖いんですよ。これ、もうちょっとレベル下げないと、無理ですよ!」
特に扉の演出には驚かされたそうで「何があるかわからないから、途中から開けるのが怖くなるんです。ひとつでいいのにいっぱいあるから! マジで怖い!」と2人にぶつけました。
また、入場規定が「6歳以上」だと知って、恐怖を体験したばかりの和田は「35歳から!」ときっぱり。
「(小学生には)無理、無理! 小学生でこれクリアーしたらカッコいい。大人の仲間入りよ!」と言いながら、カップル、友人、家族連れなど大人はもちろん、夏休みを利用して子どもたちにも遊びに来てほしいとPRしました。
特別演出「呪いの硝子窓」の詳細はこちらから。