9月27日(水)、かまいたち・山内健司初のエッセイ集『寝苦しい夜の猫』の文庫版が発売を迎え、本人によるコメント動画が公開されました。
今ではテレビで見ない日はないほどの人気お笑いコンビとなった、かまいたち。本書は、その前夜ともいえる苦悩の日々をネタ作り担当の山内が綴ったエッセイ集です。
2位に終わった2019年M-1の舞台裏のこと、お笑いのこと、コンビのこと、恋愛のこと、子どもの頃のこと、家族のこと、猫のこと……など、山内の半生から、そのお笑いの源が読み取れます。
単行本発売から3年が経ち、仕事もプライベートも山内を取り巻く環境はガラリと変わりました。文庫化特典として加筆された後日譚には、2023年2月2日の日本武道館における単独ライブのエピソードも盛り込んだ「第15.5夜 猫と犬とともに、もの思いにふける夜」が収録されています。
発売を迎え、本人によるコメント動画が公開されました。
コメント動画はこちら
山内健司 コメント
扶桑社さんから『寝苦しい夜の猫』の文庫本が発売されることになりました。
3年前に出させていただいた『寝苦しい夜の猫』に発売してからの3年間の近況も追加した文庫本になっています。
前回(単行本)と比べてすごい持ちやすくなってます。
前回(単行本)は大きかったので持ちにくかったんですけどかなり持ちやすいサイズになりましたし、3年前からこんなに売れたんだみたいな話を書きましたのでぜひみなさんお買い求めください。
■「はじめにゃ」より
2,3年って短い時間のように思うけど、本当にいろいろなことが起きるのに十分すぎる時間だにゃー。山内がどんな人生を歩んできたのか、しっかり読んでくれにゃー。
■「もくじ」より
第1夜 波乱含みの予感を胸に、最後のM-1決戦を待つ夜
第2夜 失恋ソングの作詞に明け暮れた、思春期の夜
第3夜 ある夜、とてつもなく変わっていた実家について考えてみた
第4夜 “おもろい山内くん”と決別した高校時代のあの夜
第5夜 モテ期到来!? ワンナイトラブなんかもしちゃった山内くん
第6夜 やっと見つけた相方に、その夜、ソッコー別れを告げた
第7夜 かまいたち結成。“鎌鼬”の漢字を密かに練習した夜
第8夜 その夜、僕は手取り450円を握りしめてパチスロに向かった
第9夜 彼女と突然の別れ。100万円勝ちながらもそっと涙で枕を濡らした夜
第10夜 今宵は、猫愛と妻愛をセットにして語りたい
第11夜 早すぎたデビューの顛末に苦笑いする夜
第12夜 キングオブコント優勝。その晩、こっそり小躍りした
第13夜 今夜は、相方・濱家のことでも語ってみよう
第14夜 ついに東京進出! フルスイング以外はしないと決めた夜
第15夜 これからのかまいたちと、山内の密かな野望を語る夜
第15.5夜 猫と犬と一緒に、もの思いにふける夜
書籍概要
『寝苦しい夜の猫』
発売:2023年9月27日(水)
定価:1,045円(本体950円+税)
判型:文庫 256ページ
ISBN:978-4-594-09598-7