累計発行部数650万部を突破するヤンキー漫画『OUT』(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)が待望の実写映画化! 10月1日(日)新宿ピカデリー・シアター1にて、本作の完成を記念し〈最強〉&〈最凶〉のキャスト陣が集結した完成披露上映会が執り行われました。
ヤンキー漫画『OUT』待望の映画化!
監督・脚本は『ドロップ』で大ヒットを打ち出した品川ヒロシ。原作は、品川ヒロシの中学からの友人・井口達也の青年時代を詰め込んだ実録物語。
主人公・井口達也役に倉 悠貴、暴走族「斬人」メンバー、 総長の丹沢敦司役に醍醐虎汰朗、副総長の安倍 要役に⽔上恒司、特攻隊長の長嶋圭吾役にJO1 與那城 奨、親衛隊長・目黒修也役にJO1 ⼤平祥⽣、期待のルーキー・沢村 良役にJO1 ⾦城碧海、ヒロイン・皆川千紘役に乃木坂46 与田祐希ら、豪華新鋭キャストが集結しました。
〈最強〉で〈最凶〉で〈アウト〉な奴ら、集結!
10月1日(日)に行われた舞台挨拶には、主人公・井口達也役の倉悠貴、暴走族「斬人」のメンバー、総長・丹沢敦司役の醍醐虎汰朗、副総長・安倍要役の⽔上恒司、特攻隊長・長嶋圭吾役の與那城奨(JO1)、親衛隊長・目黒修也役の⼤平祥⽣(JO1)、期待のルーキー・沢村良役の⾦城碧海(JO1)、ヒロイン・皆川千紘役の与田祐希(乃木坂46)、そして、熱きヤンキーたちの戦いを圧倒的な熱量で描き切った品川ヒロシ監督が登壇!
過激なアクションシーンも目白押しとなった撮影現場の裏話などを明かしたほか、劇中、達也と要が出会った際、“喧嘩”ではなく“相撲”で勝負を決めるシーンにちなみ、男性キャスト陣全員での「尻相撲」対決も実施! 劇中の戦いさながら、ヒートアップする「尻相撲」対決の行方は?
終始笑いに包まれる和気あいあいトーク!
ついに完成した本編の初披露目となった映画上映直後、総勢7名のキャスト陣と監督が登場。“狛江の狂犬”と恐れられた伝説の超不良・井口達也を演じた倉は「たくさんの方にきていただき嬉しいです」と喜びの表情で明かし、自身が演じた達也という役を演じるにあたり、「普段はヤンキーじゃないから、強くみえるように心がけて演じました。強く見えていたら嬉しいです」とはにかみながら挨拶。
暴走族「斬人」の総長・丹沢敦司役の醍醐は「ネジを外さないとできない役だったので、できる限り頑張りました」と暴走族・総長というカリスマ性のある役柄への苦労を告白。
伝説の超不良を演じた男性陣の中で紅一点、彼らに臆することなく毅然と立ち向き合う芯の強い女子高生・千紘を演じた与田は「怖いもの知らずな部分が自分と共通点あるのでは?と言われたんだけど、ヤンキー怖いので(笑)」と茶目っ気たっぷりに話し、男性陣ばかりだった撮影現場での苦労を微塵も感じさせない様子で場内の笑いを誘っていました。
暴走族「斬人」の副総長で、達也と信頼関係を築いていく安倍要役を演じた水上は「声をかなり変えて喋っていたので、アフレコの時も大変でした」と要役を演じる上での役作り秘話を明かすと、暴走族「斬人」特攻隊長・長嶋圭吾役を演じた與那城も「髪型にかなりこだわりました」と派手で強烈なインパクトを与えるヘアスタイルについて言及。
同じく「斬人」のメンバーで親衛隊長の目黒修也を演じた⼤平祥⽣は「役に入っていた期間はずっと眉間にシワを寄せていたんです(笑)」とヤンキー役ならではのエピソードを笑顔で明かし、「斬人」期待のルーキー・沢村良役の⾦城は「撮影中は苦い食べ物ばっかり食べていました。渋い感じを出そうと思って……“俳優” 金城碧海として」と決めセリフで場内を湧かせるも、すかさず與那城から「めっちゃ甘いの食ってたやん!」と暴露され、場内は笑いに包まれました。
アクションシーンの撮影秘話も暴露!
本作の監督・脚本を務めた品川は「みんなはヤンキーを通ってきた訳では無いし、僕らの時代のヤンキーを描いても古臭くなっちゃうから、いまの仕事に対するギラギラした想いを出してもらえればと思っていました」と若手俳優が集結する現場での役柄へのアプローチを思案していたそう。
これまでにも、多くの作品でヤンキー×アクションを描いてきた品川監督ですが、本作ではどの作品をも超えるハードでリアルなアクションにこだわったとか。過激なアクションシーンに挑むべく、本格的な体づくりと厳しい練習にも積極的に参加してきたキャスト陣。
倉悠貴「拳が腫れちゃったり…」
倉が「撮影の前から監督がジムに誘ってくれて」と話しはじめると品川監督が「倉と水上と、最後の方は醍醐も一緒に。(現場でも)もっとこうしようとか、コミュニケーションとりながらやってて。みんな大変でボロボロでしたね」と壮絶なアクションシーンの撮影秘話を暴露すると、倉も「拳が腫れちゃったり……」と体を張ったアクションシーンの撮影エピソードを告白。
水上も劇中、見事な肉体美を披露していますが、その影には惜しみない努力があったようで、体を作り上げるために「めちゃくちゃ食いました。(体重も)今より5、6キロ多かったんじゃないかな? ジムで一番高いプロテイン買ってましたね」と明かし、それぞれがアクションに懸ける熱い思いが場内にも熱気となって伝わっていきます。
そんな中、品川監督が「関係ないけど、一番仕上げてたのは俺かな(笑)」と一言。さすがの間とコメントで場内を大きな笑いに包んでいました。そんな様子を側で見ていた与田は「どうかみんな無事でいてくれ、怪我しないでくれ……と思って見守っていました」と男性キャスト陣のアクションに圧倒されていたよう。
アクションをかっこよく見せるために練習!
日頃、華麗なダンスを魅せるJO1の3名は、「それぞれに違うスタイルと武器で戦う役。僕と祥生は(アクションが)初めてだったから……」と與那城が明かすと、品川監督は「自主的に練習してたんでしょ?」とコメント。與那城が「練習場にミットとか買ってました」と明かし、自分たちでもアクションをかっこよく見せるための練習に励んでいたことを明かしていました。
醍醐が演じる丹沢のアクションはアクロバティックなものが多く、品川監督いわく「漫画的なもの」を目指していたそう。醍醐も「バク転を今回覚えたりして……大変でした……」と撮影時の苦労を滲ませていましたが、品川監督は「でも30分でバク転覚えたんだよ!」と醍醐の驚異の身体能力について明かしていました。
それぞれにアクションシーンの撮影について明かすキャスト陣ですが、水上が与田に対し「この中で誰のアクションが好きだった?」と、突然問いただす場面も。与田は「え!!! プレッシャー! どうしよう……」としばらく考えた結果「一雅!」と一言。斬人と敵対するチーム・爆羅漢を率いるトップ下原一雅(宮澤佑)の名前に、全員から「「「「敵じゃん!」」」」と総ツッコミが入るなど、トークは終始笑いに包まれる和気あいあいとしたものに。
尻相撲対決、勝負の行方は!?
最後に、激しいアクションで熱い喧嘩を繰り広げてきたキャスト陣ということで、「尻相撲」対決が行われることに! 実は劇中、達也と要が出会った際、一触即発の緊迫ムードになるのですが、喧嘩のできない達也が要に向けて相撲勝負を挑んでいます。
そんな本編にちなんでの「尻相撲」ということで、キャスト陣は開始前から白熱ムード! 与田、品川は特別審査員として参加し、まずは、大平 VS 金城、醍醐 VS 水上、倉 VS 與那城の組み合わせで対決。「ぶった切ってやるよ!(與那城)」「来いよ!(倉)」「本気で行かせてもらいます!(水上)」などと盛り上がりをみせる中、勝負がスタート!
金城、水上は早々に勝者となり喜ぶ様子をみせる中、倉 VS 與那城の戦いは名勝負で、一度目の勝負では勝敗がつかず、なんと二度目の勝負に突入! 結果、與那城が勝者となり、最後は、金城、水上、與那城3人での「尻相撲」対決へ。トーナメントを勝ち抜いた勝者たちということで、こちらも拮抗した力で白熱した戦いを繰り広げます。勝負がつかず、こちらも二度目の戦いでようやく決着が付き、見事、勝者は金城に!!
金城には、劇中、「斬人」メンバーも通う達也が働く焼肉屋・三塁にちなんで高級お肉が与田の手からプレゼントされ、さらに、品川監督からも、ばかうけ(よしもとカレー風味)が贈呈されました。
あらすじ
“狛江の狂犬”と恐れられた伝説の超不良・井口達也が、少年院から出所した。地元から遠く離れた叔父叔母の元、焼肉店・三塁で働きながらの生活を始めるが、保護観察中の達也は、次喧嘩をすれば一発アウトだ。そんな彼の前に現れたのは、暴走族「斬人」副総長の安倍 要。この出会いが達也の壮絶な更生生活の始まりだった。暴走族の抗争、新しい仲間・家族との出会い、守るべきものができた達也の進む道は── 。
作品概要
『OUT』
11月17日(金)全国劇場公開
倉 悠貴 醍醐虎汰朗 与田祐希(乃木坂46) ⽔上恒司
與那城 奨(JO1) ⼤平祥⽣(JO1) ⾦城碧海(JO1)
小柳 心 久遠 親 山崎竜太郎 宮澤 佑 長田拓郎 仲野 温
じろう(シソンヌ) 大悟(千鳥) 庄司智春(品川庄司)/渡辺満里奈 杉本哲太
原作:井口達也/みずたまこと『OUT』(秋田書店「ヤングチャンピオン・コミックス」刊)
監督・脚本:品川ヒロシ
制作:吉本興業
制作協力:ザフール
配給:KADOKAWA
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