ラグビー「リーグワン」をよしもと芸人が応援! 日本代表選手を「くん」付けのワケ

ラグビー国内最高峰「リーグワン」の開幕を12月9日（土）に控え、よしもと芸人たちが各地でリーグを盛り上げるためのイベントを行います。その発表記者会見が10月31日（火）に都内で行われ、吉本の“ラグビー芸人”たちが集結。世界のトップレベルの選手たちが集結するリーグワンの魅力を猛アピールしました。

熊元プロレスの“匂い”にケンコバ興奮！？

『よしもと芸人が応援！ラグビーキックオフツアー！』では、芸人たちがリーグワン所属チームのホストエリアのある愛知、福岡、千葉に出向いてイベントを開催します。

この日の会見でまず登壇したのは、吉本興業が誇る“ラグビー芸人”の中川家・礼二、ケンドーコバヤシ、レイザーラモン・RG、スリムクラブ（真栄田賢、内間政成）、いぬ（有馬徹、太田隆司）、しんやの8人。RGは、おなじみの日本代表のリーチ・マイケル選手に扮して「ワンチーム！」とポーズを決めます。

MCのムーディ勝山から、終わったばかりのラグビーワールドカップの感想を問われた礼二はこう語ります。

「(日本は)決勝トーナメントに行けませんでしたが、熱い試合を見せていただきました。決勝の南アフリカとニュージーランドも素晴らしい試合でしたね。将来、ジャパンもあそこに食い込めるようなチームになってほしいです」

開催国のフランスまで応援に行き、国際映像にも映ったしんやは、ワールドカップで活躍した選手が、リーグワンのチームに所属しているとアピール。そして、リーグワンの魅力を語り始めますが、なぜか「姫野（和樹）くんとか、流（大）くんとか……」と、日本代表の一流選手を「くん」呼びに。周囲からツッコまれますが、高校ラグビー大阪選抜に選ばれた経験を持つしんやは「すみません。アイツら後輩なんです！」と悪びれず、笑いを誘いました。

続いて、“ラグビー応援芸人”として、ジェラードン（アタック西本、かみちぃ）、鬼越トマホーク（坂井良多、金ちゃん）、ミキ（昴生、亜生）、紅しょうが（熊元プロレス、稲田美紀）、蛙亭・中野周平が登壇しますが、ラグビーのイメージがまったくないため、「どんな人選？」とザワつきます。

そんな“初心者”応援芸人たちを交えて、ラグビー体験をすることになりました。かみちぃや坂井らがしんやとパス回しをするなか、礼二は昴生を指名。昴生が、しんやからのパスを落とすと、すかさず礼二が「ピッ！　ノックオン、スクラム！」とお約束の“審判モノマネ”で爆笑をとります。昴生は「礼二さんに指名されたってことは、これをやらなアカンのかなって……」と先輩からの“パス”をしっかり活かしました。

その後も、ラインアウトで選手を持ちあげるリフトを亜生が体験したり、数人でスクラムを組んだり――。スクラムでは、熊元プロレスの隣にいた金ちゃんが「熊ちゃん、めっちゃいい匂いする！」と反応。相手側だったケンコバも「本当にめちゃめちゃいい匂いするな！　午前中にケンドーコバヤシを刺激するのやめてくれ！」と叫びました。

レイザーラモンRGが「ラグビーあるある」披露

会見で登壇したジャパンラグビーリーグワンの東海林一・専務理事は、吉本興業とのタッグについて次のように語ります。

「目的はズバリ、多くの皆さんにラグビーの素晴らしさ、楽しさを知っていただくことにあります。よしもと芸人の皆さんのお笑いの力とラグビー愛をたくさんの方の心に届け、ラグビー場に足を運んでいただくきっかけに、リーグワンの試合をテレビやネットで観戦していただくきっかけになれば、たいへん嬉しいです」

そして、「日本人のトップ選手と、世界のトップ選手が織りなす感動と、地域と世界が融合した熱狂、これを多くの皆さまに味わっていただければ」と呼びかけました。

一方、しんやが“よしもとベストフィフティーン”を発表することに。チーム名は「よしもとゴールデン街（がい）ズ歌舞伎町」です。

この日の登壇者の中から選出するとのことで、ケンコバが「桂文珍師匠とか、西川きよし師匠が選ばれるわけではないの？」と疑問を投げかけると、しんやは「戦力外です！」とバッサリ。しんやは、明石家さんまやダウンタウンについても「戦力外です！　世界に通用しない！」と切り捨てて暴走。ケンコバは会見場のカメラを意識して、「ここだけ切り抜き映像になったらお前、終わるぞ！」としんやにツッコミました。