島田珠代がシゲカズですに熱視線「逆まつげ気味の人が好きなの」 “企画の帝王”が吉本新喜劇と初コラボ

吉本屈指の企画力を誇るピン芸人「シゲカズです」が新喜劇と初コラボした公演が、3月15日(金)に大阪・なんばグランド花月(NGK)で開催されました。「シゲカズです企画公演 吉本新喜劇vs全員」と題されたこのステージでは、新喜劇座員と人気芸人たちが対決。お馴染みの新喜劇のセットの中で、シゲカズがプロデュースした珠玉の企画が繰り広げられました。

出典: FANY マガジン
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新喜劇座員と人気芸人たちが対決!!

シゲカズは、拠点の大阪・よしもと漫才劇場(マンゲキ)だけでなく、東京・ヨシモト∞ホールや埼玉・大宮ラクーンよしもと劇場、千葉・よしもと幕張イオンモール劇場など関東の劇場でも企画に特化したライブを年間約80ステージ主催し、計12,000人以上を動員しています。

今回は『シゲカズです企画史上最高の2days inなんばグランド花月』と題された特別公演の一環で、2日目のこの日はすっちー、島田珠代、吉田裕という新喜劇座員との対決企画でした。

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座員と激突する「全員チーム」のメンバーは、ツートライブ(たかのり、周平魂)、滝音・秋定遼太郎、シモリュウ・シモタ、ドーナツ・ピーナツのピーナツ、フースーヤ(田中ショータイム、谷口理)、ダイヤモンド・小野竜輔、黒帯・大西進、バッテリーズ・エース、アイロンヘッド・辻井亮平という面々です。

まずは、新喜劇でお馴染みの「うどん店」のセットが組まれた舞台に、シゲカズと「全員チーム」が登場。この日はいつもの「新喜劇」ではなく、「新喜劇にまつわる対決をする」と説明すると、メンバーたちがギャグを絡めた自己紹介を始めます。そこに黄色いスーツに身を包んだ吉田裕が登場し、会場から大きな拍手が起こりました。

最初の対決は「邪魔するんやったら帰って〜ダッシュ対決」。吉田と「全員チーム」がうどん店に入店し、「邪魔するんやったら帰って〜」の声が聞こえたらダッシュで出口を目指し、最初に店を出た人が勝ちです。それぞれが声に反応して一目散に外へ向かいますが、途中から小道具を使ったモノボケ対決も始まり、会場は爆笑に包まれました。

出典: FANY マガジン
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「禁止ワード新喜劇対決」は、吉田と「全員チーム」の1人が即興新喜劇を繰り広げるなかで“禁止ワード”を言うと負け、というもの。メンバーたちは慎重に新喜劇を進めますが、「え〜」「ん」といった禁止ワードをついつい発して笑いを誘います。

「乳首ドリル」で3番勝負!?

続いてすっちーが登場して、お約束のアメをまくと客席はヒートアップ。まずは「新喜劇クイズ対決」で「2023年になんばグランド花月の本公演の新喜劇に出演した回数ランキング1位は?」という問題が出されますが、なぜか新喜劇座員の青野敏行の“あるある”で盛り上がります。

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「乳首ドリル3番勝負」では、すっちーと吉田がお手本の乳首ドリルを披露すると、観客だけでなく、ステージ上の「全員チーム」も大ウケです。最初の勝負は、アイマスクを着けた吉田が大勢のなかからすっちーの乳首ドリルを当てる「乳首ドリルで当てろ」。ルールを説明された吉田は「わかるわけないやん!」と絶叫します。

「乳首ドリルだんだん大声対決」は、吉田とほかのメンバーが交互に「毛細血管がいっぱい詰まってるとこ、わーきー!」と叫び、その声をだんだんと大きくしていくというもの。騒音計を使って正確に声の大きさを計ると、まさかの“世界記録”が!?

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島田珠代がボケまくりやりたい放題

ここで吉田と交代で島田珠代が登場し、「珠代我慢対決」がスタート。珠代のギャグを見て、笑ったら負けという企画です。珠代は持ちギャグ「パンティーテックス」を披露してから一句詠むという技を繰り出し、芸人たちは我慢できずに吹き出していました。

いい音で壁にぶつかった人が勝つ「壁ぶつかり対決」では、珠代からコツを教わった芸人たちが次々に壁に突進。なかなかいい音が鳴らないなか、珠代がさすがの音を響かせます。そこからシゲカズに絡んでボケまくるなど、舞台は珠代の独擅場に。

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最後の対決は、定番の「せんだみつおゲーム」を「島田!」「珠代!」「パンティーテックス!」に代えた「島田珠代ゲーム」です。意外に難しく、全員悪戦苦闘でしたが、途中で「島田!」「一の介!」というボケも飛び出し、大いに盛り上がりました。

コラボ第2弾の可能性も

公演を終えたシゲカズは「ただただ夢のようというか、夢のような新喜劇の世界に僕たちが迷い込んだみたいな感じでした」と興奮気味。「あと、めちゃくちゃ気に入っていただけて……」と言う先には、シゲカズに熱い視線を送る珠代の姿が。

珠代は「こういう逆まつげ気味の人が好きなの」とラブコールを送ると、「とっても楽しかった。今日、出会えてよかった。この出会いに乾杯したい」と満面の笑顔を見せました。

出典: FANY マガジン
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すっちーは「新喜劇のセットでコーナーをするのが新鮮でした」と言うと、改めて珠代のパワーを讃えます。吉田は若い芸人たちとの対決が新鮮だったようで、「新喜劇の高齢化がすごい」と語りました。

さらにシゲカズが「新喜劇のなかに僕たちが入ってパンティーテックスゲームとかをさせてもらえたら、めっちゃうれしい」と新たなオファーを持ちかけると、すっちーも「(島田)一の介師匠、柳(浩二)師匠あたりを放り込んでみたい」と応じ、“コラボ第2弾”の可能性を感じさせました。


この公演の模様は3月17日(日)19:00までオンラインで見逃し視聴ができます(チケット販売は同日正午まで)。

FANYオンラインチケット(配信)はこちらから。

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