2025年2月24日(月・振替休日)開催の『大阪マラソン2025』は現在、ランナーのエントリー受付中(8月28日17:00締め切り)です。沿道には約100万人の観客が集まり、個性的な応援を受けながら“人情のまち大阪”の名所を駆け抜けるのが魅力であるこのマラソン大会。「走ってみたいけど、勇気が出ない」「初心者でも走れるのか?」「本番までにどんな準備をしたらいいのか?」という不安で、まだエントリーできていない人もいらっしゃるのではないでしょうか? 私もその1人です。
そこで、わたくし芸人ライター・茜250ccの善家カズマサが大阪マラソン取材会に参加して、みなさまの気になるところ、大会の魅力をたっぷり取材してきました。
「沿道からの温かい応援を味わってほしい」
取材会は8月13日(火)に行われ、世界陸上メダリストで今大会のスペシャルサポーターを務める福士加代子さん、そしてNMB48の小嶋花梨さん、眞鍋杏樹さん、塩月希依音さんが出席しました。
眞鍋さんと塩月さんは今回、フルマラソンに挑戦します。3回目の大阪マラソン参加となる眞鍋さんが「昨年は、『むかし、ここでこんなことしたなあ』と思い出を振り返りながら走れたので、今回もその思い出に浸りながら楽しく走れたらなと思います」と意気込みを語ると、小嶋さんは「フルマラソンを走るメンバーを近くで支えながら、初めてフルマラソンに挑戦する方の背中を押せるように頑張ります!」と力を込めました。
福士さんは「特に大阪マラソンは沿道からの応援が温かいので、そういうのを皆さんに味わってほしいし、自分自身も楽しんで大会を盛り上げていきたいと思います」と話しました。約100万人が集まる沿道からの応援とNMB48からの後押し、これはとてつもないパワーをもらって走れそうですね!
NMB48塩月が福士加代子を質問攻め!
今回が初めてのフルマラソン挑戦となる塩月さんに、福士さんがこうアドバイスしました。
「応援で気持ちが盛り上がってテンションが“ハイ”になってしまうと思うんですけど、そうなると後半バテてしまうので、抑えながら。でも、大阪マラソンはいろいろな応援がくるので、その応援をチャージして頑張ってください」
すると、初挑戦で不安いっぱいの塩月さんが福士さんに質問攻め!
――前日はどのくらい寝たらいいですか?
「私も本番前によく寝られないことがあるけども、寝られなくても目をつぶって横になっているだけで大丈夫」
――ふだん、走るなどの運動をまったくしていないけど、どのくらいの練習が必要ですか?
「最初は10分とかでいいから、まず走る。そして走れるようになったら、30分を目標に。最初からどーんと張り切ることなく。15分とかでいいから、まず走ることから始めてみましょう!」
それでも不安げな塩月さんに、福士さんは「まだ2月まで時間あるじゃーん(笑)。大丈夫!」と、さわやかな笑顔で声をかけました。
いま走るのが不安な方、本番までまだまだ時間があります。いまから準備すれば、余裕で間に合うとのことですよ!
トレーニング初心者がまずやるべきことは!?
この取材会で、私はどうしても福士さんに聞きたいことがありました。7月にあった大阪マラソンの概要発表会見に取材で行ってからマラソンに興味がわき、大会にエントリーするか悩んでいます。“まずはランニングを始めてみよう!”と思って、先月から30分のランニングを開始しました。がしかし、気持ちばかりが前のめりになり、ひざをケガしてしまいました……。
また、前回の記者会見では質疑応答で1回も手を挙げることができず、お笑いライブのコーナーでまったく前に出られなかったときのような虚無感を味わっていたので、今回はそのリベンジでもあります。
そこで意を決して、僕のようなマラソン初心者がケガをしないにはどうしたらいいかを福士さんにお聞きしたところ――ジェスチャー付きでこう答えてくれました!
「事前の準備が大事。最低10分はいろいろな場所をストレッチする。いろいろなところをストレッチして、ひざだけに負担がいかないようにする。そして上半身を鍛えてください!」
このように腰をひねるストレッチをすると、ひざに負担がこないらしいですよ! ランニングを始めたい方、しっかり準備運動をして一緒に頑張りましょう!
ちなみに僕はランニングをしていると考えがまとまるので、漫才出番のあとのランニングが日課になっています!
走ったあとの大阪城は“ゴールド”に見える
大阪マラソンといえば、“大阪の名所を駆け抜ける”のが魅力のひとつですが、記憶に残る景色は?という質問に、過去2回走っている眞鍋さんは「トレーナーの方に走る前の大阪城と走りきった後の大阪城は違って見えると聞いてましたが、走りきったあとはゴールドに見えました!」と興奮気味に話しました。
福士さんも、自身の経験を振り返りながらこう語りました。
「風景は御堂筋をはじめとして、いろいろな場所が印象に残ってますが、とにかく沿道の応援がすごく近いので、沿道の方からの温かい応援がすごく聞こえます。景色よりも応援が本当にすごいイメージです。鶴橋を走っていたら『焼肉食べに来い!』とか言われて、その地域地域の応援が“景色”です。『愛してるよー』とか(笑)、ただの『頑張れ!』じゃないから、それを楽しみにしてほしいです」
大阪ならではの声援を受けて完走した大阪城は何色に見えるのでしょうか? 走ってみたい気持ちが増してきました!
公式YouTube「大阪マラソンTV」も必見!
大阪マラソンはYouTubeチャンネル「大阪マラソンTV」で大会のさまざまな情報を発信しています。この日はザ・プラン9の浅越ゴエさんをMCに、福士さんによる「マラソン走り方講座」が生配信され、NMB48のメンバーたちを相手に、走るうえで重要なストレッチの仕方や呼吸法などをレクチャーしました。
今回の配信を見て練習に生かすと、完走はもちろん、タイムの飛躍も期待できそうです! 大阪マラソンTVは毎回、さまざまなゲストを招いて、マラソンに関する情報を発信していますので、みなさま要チェックです!
最後に、福士さんは”走る楽しみをたくさんに知ってほしい”という思いで、ランイベント「笑って走れば福来たる駅伝」を香川県で主催しています。そんな福士さんに、いま走るかどうか迷っている人たちへのメッセージをお願いしました!
「走ると厳しいも嬉しいも、いろいろな感情が感じられます。苦しいときも、そこを抜ければ楽しい世界が待っている。だからマラソンを走れば、自分を知れるし、新しい自分を知れる、そして、人に応援されるのってこんなに嬉しいんだ、ということを知れる。迷ってるなら、完走できなくてもいいから、ノリでいいから、軽い気持ちで走ってほしいです!」
ありがとうございます! 今回の取材会で、ますます大阪マラソンを走ってみたくなりました。皆さんも一緒に走りませんか? 大阪マラソン2025のエントリーは8月28日(水)17:00までです。完走してゴールド色の大阪城を見ましょう!
「大阪マラソン2025」公式サイトはこちらから。
「大阪マラソンTV2025」の視聴はこちらから。