3年ぶりの「Joy!Joy!エンタメ新喜劇」でアキが1人3役の大活躍! まさかの“しくじり”に吉田裕「ほんまにアホか…」

吉本新喜劇のアキが主催する公演「Joy!Joy!エンタメ新喜劇」が、1月17日(金)に大阪・なんばグランド花月で開催されました。この公演は2016年から開かれてきたもので、今回はじつに3年ぶり。アキが座長に就任してからは初めてということもあり、会場を埋め尽くした大勢のファンが“アキ・ワールド”全開の新喜劇を堪能しました。

出典: FANY マガジン
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アキの華麗なダンスから幕開け!

開演5分前、この日の公演に“夫婦役”で出演する本物の夫婦、清水啓之&森田まりこが登場して、このステージが「お客さま参加型の舞台」であることを説明。2人の合図で、お客さんがウェーブや拍手などをひとしきり練習しました。

会場内に美空ひばりの名曲『お祭りマンボ』が流れ始めると、アキがダンサーたちを従えて登場! 見事なダンスで一瞬にして会場の心をわしづかみにしたアキが「Joy!Joy!エンタメ新喜劇、スタートです」と決めポーズを見せると、暗転後もしばらく会場の拍手は鳴り止みません。

出典: FANY マガジン
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続いて、新喜劇がスタート。いつもよりアップテンポな新喜劇のテーマが流れると、舞台中央のたこ焼き屋台のイスで倒れ込んで眠る、黄色いスーツ姿の借金取り役のアキの姿が出現しました。アキがつぶやく寝言がいちいち面白く、会場から笑いが起きます。

そこに弟分役の奥重敦史が登場。奇天烈なアニキの言動に振り回されるうちに、たこ焼き屋の店主の吉田裕や、いきなり借金を背負うことになる花月旅館の女将・浅香あき恵、旅館に宿泊する夫婦客の清水と森田が現れ、掛け合いが始まります。アキがいきなり踊りだす一幕もあって、ハチャメチャな展開で物語は進行しました。

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“アキ助”がクライマックスで…?

アキがステージから姿を消すと、代わって婦人警官役の島田珠代が登場します。「誰でもいいから逮捕したい」という珠代とそれを拒否する奥重。あき恵も巻き込んですったもんだするうちに、珠代が下半身を押さえてなにやらモゾモゾし始めて……。

会場の注目を一身に集めた珠代は「パンティー履いてますか!」と大暴れ! 旅館従業員役の松浦真也もギターを手に参戦して盛り上げました。

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ひと悶着終えた舞台に現れたのは、たこ焼き屋でバイトする“アキコ”。登場するや否や、ウナギを持って座員たちを追いかけて大立ち回りをみせます。

その後、あき恵の娘役の小林ゆう、その兄・佐藤太一郎、ゆうの彼氏・野崎塁が登壇してストーリーが展開。さらに、あき恵の“家宝の刀”に宿った武士の霊・信濃岳夫が出現すると、借金返済を迫る奥重もたじたじに。「黄色い兄貴呼んでくるからな!」と捨て台詞を吐いて逃げようとする奥重に、アキコが「来ないと思います」「たぶん来ません」「わかります」と声をかけて会場は大爆笑です。

そこからあき恵が別の刀を手に取ると、やはり落武者の霊・島田一の介が現れて客席は大笑い。一の介の娘で、旅館を守る座敷童子・末成映薫も登場して笑いに拍車をかけました。

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舞台が急展開するなか、アキコに刀の武士の霊が憑依して見事な殺陣を披露すると、最後は派手なスパッツを履いた奇妙な男“アキ助”の出番。一気にクライマックスに向かいます。

そして物語の根幹となる大事な場面で、アキ助がまさかのしくじり!? 吉田が思わず「あいつ、ほんまにアホか」とこぼすなか、照れくさそうに再登場したアキが出演者たちに詰め寄られるというまさかの結末に……。

最後まで、アキとお笑いを愛するファンで埋め尽くされた会場は「いぃよぉ〜」と温かい雰囲気! みんなの思い出に残ること間違いなしの公演になりました。

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