人気芸人と一緒に見た花火の色は…大阪の冬の夜空を彩る「オンライン花火大会」開催!

吉本興業が無観客で実施する無料のオンライン花火大会『大阪・関西からエールを 笑顔の花咲くみんなの花火大会』が、11月30日(月)に開催されました。当日は、見取り図やラニーノーズといった人気芸人と一緒にオンラインで花火鑑賞する企画など、さまざまな趣向が凝らされ、興奮は最高潮。今回は、そんな企画のひとつ、笑い飯・哲夫の花火解説を聞きながら鑑賞する有料配信の模様をレポートします。

出典: FANY マガジン
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冬の夜空に打ち上がる3000発の花火

この日、18:30から大阪府内で打ち上げられた無観客のオンライン花火大会は、新型コロナウイルス感染症対策に尽力している人たち、医療現場に従事している人たちへの感謝や「がんばろう」という思いを込めて開催されました。

クラウドファンディングサイト「SILKHAT」に開設されたページでは、大会を一緒に盛り上げる人を募集するために、若手芸人のメッセージ入りVTRプレゼント(10,000円)や、見取り図、ラニーノーズと一緒にオンラインで花火を見る企画(10,000円)、花火の色や演出を決められる権利(50,000円)など、さまざまなリターンを用意。

大会開催発表時に500発準備されていた花火は、「SILKHAT」や企業からの支援によって、当日までに6倍の約3,000発が打ち上げられることになりました。

出典: FANY マガジン
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哲夫の解説はマジメに面白く!

いよいよ大会がスタート。「大阪と笑顔のコーナー」では、吉本新喜劇メンバーと人気芸人たちが歌う「大阪もんのうた」など、大阪と笑顔をテーマにした曲が流れるなか、花火が上がり始めます。

有料配信「花火×音楽×笑い飯哲夫の解説」でも、笑い飯・哲夫が改めて大会の主旨を伝えたあと、花火の解説が始まります。

花火が尾を引きながら広がるのが「菊」、尾を引かないのが「牡丹」、連発は「スターマイン」、都会で上がる花火は「2.5号玉」——。花火の内容について、しっかりと解説していく哲夫。「太陽の塔」や大阪の夜景をバックに色鮮やかな花火が次々と打ち上げられていくなか、「キラキラした花火には、下を向かずに自分らしくキラキラ輝いていこうじゃないかという思いが込められている」と説明します。

出典: FANY マガジン
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さらに、オンライン花火大会を鑑賞する“利点”についても熱弁。

「オンラインの花火はさえぎるものが何もなく、いちばんいいポジションで見られることが長所。お殿様になったような気持ちにさせてもらえます」

きよし&文枝からのエールを込めた花火

続いて、親愛なる人に愛と感謝のメッセージを届けるというコンセプトの「愛と感謝のコーナー」へ。ダウンタウン・浜田雅功と槇原敬之のコラボ曲「チキンライス」に乗せて、花火が上がっていきます。

ここで、哲夫が「今回のクラウドファンディングには、西川きよし師匠も協力してくれた」と紹介すると、西川ファミリーを鮮やかな色で表現したという花火や、きよしが医療従事者の人たちへのエールとして打ち上げた花火が夜空に花を咲かせます。

さらに桂文枝から、コロナ禍で影響のあった人たちへエールを送る花火も。「結婚したものの式を挙げられなかった方々へのエールも込められている」と哲夫が付け加えます。

出典: FANY マガジン
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怒涛の花火と音楽のコラボでフィナーレ!

花火大会も、ついに終盤。怒涛の打ち上げ花火が連発するクライマックスを迎えます。

まずは紫一色の演出で約2分半、そのあとは単発打ちを5分以上続け、いよいよフィナーレの「音と光がシンクロのコーナー」へ。「最後がどえらいことになる」という哲夫の予告どおり、THE BOOMの名曲「風になりたい」が流れるなか、色鮮やかな花火が見事なコラボを見せます。冬の夜空を音楽と花火、そして大阪の街の灯りが彩りました。

出典: FANY マガジン
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「皆さん、どうだったでしょうか? 皆さんが笑顔になってくださったことをとても嬉しく思います。ありがとうございました!」

哲夫のそんな言葉で幕を閉じた今回の花火大会。花火を鑑賞していたサバンナ・八木真澄も、興奮気味にこう語りました。

「すごかったです! 今年はみんな、いろいろとガマンしてたし、僕ら芸人も舞台とかなかなか出られなくてモヤモヤしてたんですけど、花火師さんの執念みたいなものを感じました。元気が出たし、『頑張ろう!』『負けたらあかんな』と勇気づけられました」

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