芸人に重宝されるスタッフは「口が堅い」「電話にすぐ出る」そして…!? よしもとアカデミーに島田珠代、コットン、青木マッチョらが登場

よしもとクリエイティブアカデミー(YCA)とよしもとパフォーミングアカデミー(YPA)の「特別合同オープンスクール」が、6月26日(木)によしもとアカデミー東京校で開催されました。この日は吉本新喜劇の島田珠代のほか、平成ノブシコブシ・吉村崇、トレンディエンジェル(たかし、斎藤司)、コットン(西村真二、きょん)、ヨネダ2000(誠、愛)、かけおち・青木マッチョが講師として登場。さらに、ふだん芸人を支えているスタッフ陣や、YPAのレギュラー講師である俳優・田中精も参加し、エンターテインメント業界で活躍するための必要な学びや技術について熱く講義しました。

出典: FANY マガジン
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来年度はカリキュラムをリニューアル!

よしもとアカデミーは、国内最大規模のお笑い養成所「NSC(吉本総合芸能学院)」、即戦力のエンタメスタッフを育てる「YCA(よしもとクリエイティブアカデミー)」、俳優・パフォーマー・歌手などを目指すタレント養成所「YPA(よしもとパフォーミングアカデミー)」、エンタメ×デジタルを学べる「YDA(よしもとデジタルエンタテインメントアカデミー)」、そしてこの4校のカリキュラムを学びながら高校卒業資格が得られる「吉本興業高等学院」という、5校からなる総合教育機関です。

2026年度からは、YCAとYDAのカリキュラムを統合し、エンタメを幅広く網羅する新たなスクールとして再編予定です。さらにYPAもパフォーミング分野のプロ・仕事を目指すスクールとして、授業時間・在籍期間・スクールに通う目的が自由に選べるシステムにリニューアルします。

出典: FANY マガジン
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作家と芸人が“同期”になれる!

オープンスクールは、YCAの授業からスタート! ノブコブ・吉村がMCを務め、トレンディエンジェル、 コットン、ヨネダ2000、青木マッチョのほか、構成作家の堀口亮氏と澤虎大郎氏、そして青木マッチョのマネージャーら芸人を支えるスタッフが登壇しました。

ここでは、芸人とスタッフが共通のお題に対して、それぞれの視点から答えるトークコーナーを実施。「こんなスタッフは芸人に重宝される。どんなスタッフ?」というお題では、芸人たちから「口が堅い」「電話にすぐ出てくれる」といった意見が出ました。

構成作家・堀口氏が「ゲラ(よく笑う)」と答えると、芸人たちから「超大事!」「作家さんが笑ってくれると安心する」と共感の声が出ます。

出典: FANY マガジン
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また、「よしもとのスクールに通ってよかったこと」のお題では、ヨネダ2000・愛が「NSCの授業で、YCAの作家コースの人が書いたネタをやる回があったこと」と振り返りました。

芸人と作家が“同期”という関係で学べるのは、NSCとYCAの両方を持つよしもとアカデミーならでは。作家陣からも「芸人と作家が自然と仲良くなり、卒業後も一緒に仕事を楽しめるようになる」という意見が出ました。

授業終了後、ノブコブ・吉村は「盛り上がりました。裏方さんの話を聞けて、よしもとのスクールが芸人だけのものじゃないと伝えられた」と手応えを感じた様子。

青木マッチョも「作家や裏方を目指したいと思っても、何をすればいいかわからない人が多いと思うので、まずはYCAに入ってほしい」と、進路に迷う若者たちにエールを送りました。

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島田珠代のシリアス演技が「想像以上」

続いては、YPAのオープンスクールがスタート。この日は、YPAのレギュラー講師である俳優・田中による演技ワークショップに、珠代が“生徒”として参加しました。

珠代は「今日、ここの新入生になりました。島田珠代です」と挨拶。参加者たちともすぐに打ち解け、教室に和やかな空気が流れます。

出典: FANY マガジン
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授業では、感情を解放する“ペアワーク”を行い、その後は本格的な立ち稽古へ。シーンの設定は、「好きな女の子からプレゼントをもらったと思ったら、その子には別に好きな男の子がいて、『このプレゼント、渡しておいて』と頼まれる」という切ない内容です。

珠代は“笑い多め”や“切なさ多め”など、さまざまな演技パターンを披露し、“女優”としての実力をいかんなく発揮。講師の田中は、「コメディにもシリアスにも演じ分ける珠代さんを見て、みんなが学びになった。特にシリアスな演技が想像以上でした」と大絶賛でした。

出典: FANY マガジン
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「新喜劇にも生かせる授業」

授業終了後に、珠代にアカデミーについて話を聞きました。

――今日の授業の感想をお願いします。

想像以上に素敵な授業でした! いろんな自分の「喜怒哀楽」を、引き出しの奥からトングみたいなもので引っぱり出してくれる先生だなと思いました。こんな授業を受けられる生徒さんがうらやましいです。

――教室の雰囲気も、真剣ななかに笑顔があふれる素敵な空間でしたね

本当に、みんなに一体感が生まれていて、その輪に自然と入っていける不思議な空間というか、魔法のお部屋でした。

――学んだことで、新喜劇にも生かせそうなことはありましたか?

もちろんです! 新喜劇はギャグのイメージが強いかもしれませんが、実はちゃんとお芝居があるからこそ、ギャグが光るんです。私も、自分が出ていないときに劇場のうしろから舞台を観ることがあるんですが、印象に残るのは意外と“しっかり芝居をしている人”だったりするんですよね。

バレーボールで言うなら、アタックよりもトスを上げてる人に目が行く、みたいな感じ。だから、今回の授業で「ちゃんとした芝居」も「面白い芝居」も学べたのは、新喜劇にもすごく生かせると思いました。

――これからYPAへの入学を検討している人たちにメッセージをお願いします!

ビックスターが出てきそうな匂いのする授業だと思いました。ぜひこのクラスに入って来てほしいです。ビックスターになってください!

出典: FANY マガジン
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よしもとアカデミーの公式サイトはこちらから。

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