山梨のお祭りイベント「いしいフェス」は今年も絶好調! 恒例の“盆踊り風ライブ”はDJ音楽と「あいとぅいまてん」で汗だく一体感

山梨県住みます芸人・いしいそうたろうが地元山梨でプロデュースする、笑いあり、パフォーマンスありのお祭りイベント『第3回いしいフェス2025 』 が7 月 12 日(土)に開催されました。会場は、いしい自らが駅長を務める「道の駅富士川」。午後から始まったイベントは、歌謡ステージやダンスステージ、お笑いライブなどで盛り上がりながら、夜の盆踊りステージに向けてボルテージは最高潮に! 約5000人が来場した熱いイベントの様子をレポートします。

出典: FANY マガジン
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クラウドファンディングでつくりあげたフェス

いしいは2011年、「あなたの街に住みますプロジェクト」で山梨県住みます芸人となって以来、地域を盛り上げる活動に精力的に取り組み、現在では「やまなし大使」「富士川町いいとこじゃん課アピール係」「富士川町観光大使」を務めるまでになりました。

さらに2022年10月には「道の駅 富士川」の駅長に就任。地元の魅力が詰まった新商品の開発などで道の駅を盛り上げてきました。

「いしいフェス」は、そんないしいが「道の駅 富士川」を舞台に、山梨県でお世話になっている人たちとともにクラウドファンディングを利用してつくりあげたお祭りで、昨年は約 4000 人が来場して大盛況となりました。

3回目となる今年も、会場には地元の特産品やグルメなどが楽しめるキッチンカーやブースが多数出展。中央には、いしいフェスのシンボルともいえる巨大やぐらが設置され、地元の人たちによる多彩な出し物が繰り広げられます。

出典: FANY マガジン
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“山梨県住みます芸人”コンビがご当地漫才を!

フェスでは、今年も夕方からお笑いステージがスタート!

トップバッターは、静岡県住みます芸人のぬまんづ(うえたけ、原カテキン)。原は今年7月から“お茶芸人”としての活動をスタートしたこともあって、この日は新コスチュームで登場です。2人は昨年、人気グループSnow Manの目黒蓮と共演した話や、グーチョキパーの手遊びをエモくアレンジしたネタを披露し、しっかりと客席を温めました。

続いて登場したのは、フェスの主役であるいしいとティカトウの“山梨県住みます芸人”コンビ。初代山梨県住みます芸人として富士川町に住んで14年のいしいと、2代目山梨県住みます芸人として北杜市に住んで6年が経つカトウが繰り広げる漫才は、ご当地ネタ満載で観客も大喜び。また、“芸人農家”として活動するティカトウは、あとの大抽選会で朝採れ野菜をプレゼントすることを発表しました。

出典: FANY マガジン
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あの手この手の「あいとぅいまてん」で爆笑のうずに!

ここで、嵐の『Love so sweet』にのせて、小栗旬に扮したおばたのお兄さんが登場すると、客席から、より一層大きな拍手が巻き起こります。「僕のことを知っているという人?」という問いかけに多くの手が挙がり、おばたは「こんなにホーム!?」とテンションが上がった様子。その後も“ショート小栗”と題したショートコントで、おなじみの「まーきのっ」を披露したり、最後は華麗なバク転を決めたり、大いに会場を沸かせました。

出典: FANY マガジン
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“小栗旬”のあとに登場したのは、故・安倍晋三元首相……に扮したビスケッティ佐竹です。選挙活動のように観客と握手をしながらゆっくりとステージに上がった佐竹。悲しい事件のあとは、しばらくモノマネ芸を休止していたという佐竹ですが、昭恵夫人から直々に激励を受け、復活したことを報告します。さらに「阿部寛」「石井一久」などのモノマネも披露して盛り上げました。

トリで登場したのは、ですよ。です。持ちギャグである「あいとぅいまてん」の正しい“作法”のレクチャーから始まり、「あいとぅいまてん」を使ったクイズやゲーム、ショートコントなど、あの手この手で「あいとぅいまてん」を繰り出し、トリにふさわしい大爆笑でステージを締めくくりました。

出典: FANY マガジン
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今年もDJデッカチャンの音楽で盆踊り風ライブ!

さらにあたりが暗くなるなか、いしいフェスはクライマックスへ! DJデッカチャンがやぐらの上にDJブースをセットし、盆踊り風ライブの開幕です!

観客たちが一斉にやぐらを囲むと、お笑いステージに出演した芸人たちがやぐらの上へ。おばたが「最高の気候ですね!」と言うとおり、夕暮れの会場には涼しい風が心地よく吹き抜け、踊って盛り上がるのにぴったりの環境が整いました。

Mrs. GREEN APPLEの『ダンスホール』やROSÉ & Bruno Mars の『APT.』などの流行曲に合わせて踊ったり、フィンガー5の『学園天国』、B’zの『ultra soul』に合わせて、みんなで習いたての「あいとぅいまてん」を合わせたりと、いしいフェスならではの盛り上がり方で、会場が一体に!

最後は豪華景品が次々と当たる大抽選会を実施して、いしいフェスは今年も大盛況のうちに終了しました。

出典: FANY マガジン
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「こういうイベントができるようになって一人前」

イベント終了後、まだ汗だくの芸人たちに感想を聞きました。

1回目から参加しているデッカチャンは、「どんどん盛り上がっていて、すごいですよね。お客さんの熱気のなか、やぐらの上で芸人さんたちともみんなで盛り上がるのがすごくいい感じでした!」と笑顔でコメント。

ビスケッティ佐竹は、「なかなか総理というキャラが難しいかもというところもあったんですけど、お客さんが受け入れて、盛り上がってくれたので、また自信をつけて全国をまわっていきたいです。第4回以降も呼んでください!」と手応えを語ります。

やぐらの上でたくさん記念撮影をしていたおばたのお兄さんは、「最高に楽しかったです!あまりにキラキラして、ステキで、1歳10カ月になる息子にも見せたい光景でした」と興奮気味に話しました。

出典: FANY マガジン
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一方、ですよ。は「みんなが『あいとぅいまてん』をやってくれて嬉しかったです。お客さんのノリがよかった!」と振り返り、ティカトウは「こういうイベントができるようになったら、山梨県住みます芸人として一人前なんだなと思いました。いしいさんの背中を追いかけて頑張ります」と改めてリスペクトの気持ちを大きくした様子。

ぬまんづ・うえたけは、「毎年どんどん盛り上がって、“いしいフェス、サイコー!”」と楽しかった気持ちを持ちギャグに込め、原は「盛り上がりすぎて、お茶だったらほうじ茶になっちゃってます」とお茶芸人らしい“お茶コメント”で締めました。

「抜け殻みたいになっちゃって…」

そして、フェスの主役であるいしい。当日だけでなく、1カ月前から準備に大奔走! FANYクラウドファンディングで実施していた目標金額には届かなかったものの、企業などから多くの協賛を受け、見事、昨年以上の規模で開催することができました。

「協力したくれたすべての人に感謝します!」と力を込めると、感無量の様子でこう続けます。

出典: FANY マガジン
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「体感では、昨年より来場者が増えたと思います。今回も、出てほしい芸人に声をかけて出演してもらったんですが、みんなが最後まで全力で盛り上げてくれたので、まぁ……オレが楽しかったです(笑)。毎回、オレ自身が楽しみたくてやっているようなところがあるんですけど、それで皆さんも楽しんでくれたので、本当にやってよかったなって」

そして、「なんか、抜け殻みたいになっちゃってるので、面白いこと何ひとつ言えてないけど……」と反省しつつ、「また来年の開催を目指したいです!」と力強く宣言しました。

出典: FANY マガジン
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