千鳥(大悟、ノブ)がMCを務める『最強新コンビ決定戦 THEゴールデンコンビ 2025』が11月21日(金)20:00から3週にわたりPrime Videoで独占配信されます。この番組は、実力派芸人たちが「この芸人なら!」という相方を選んで1度限りの“オリジナルコンビ”を結成し、「即興コント」の頂点を決める究極のお笑いサバイバル・バトルです。企画・演出を務めるのは、日本テレビで『有吉の壁』『マツコ会議』などの人気番組を立ち上げた橋本和明氏。その橋本氏が、収録当日に、今回の番組にかける熱い思いを話してくれました。

大反響だった第1回大会を受けて、約1年の時を経て第2弾の開催となった『THEゴールデンコンビ 2025』。ステージごとに観客200人が“いちばん面白くないコンビ”を投票して脱落させていくという過酷なルールのもと、8組のオリジナルコンビが、総額1億円規模の巨大セットを舞台に優勝賞金1000万円をかけて、その日限りの“バディ”と頂点を目指します。
今回、番組に参戦するのは、長谷川忍(シソンヌ)、田中卓志(アンガールズ)、ゆりやんレトリィバァ、新山(さや香)、盛山晋太郎(見取り図)、大久保佳代子(オアシズ)、阪本(マユリカ)、狩野英孝の8人。それぞれが自由に相方を指名して、オリジナルコンビが結成されます。
「2回目がスベることもあるから…」

――第1回大会の反響を受けての今回の開催です。いまの感想を聞かせてください。
初回って、何も知らないから勢いでできるところがあるじゃないですか。前回の収録前、「中身はよくわからないけど、新しい番組が始まった」と皆さん、和気あいあいとされていたのに、今日は(プレッシャーで)硬い表情をされていて……(笑)。うまくブランディングできたが故の大変さを感じましたね。
芸人さんもスタッフもそうですが、前回を超えた面白いものにしたいし、より見てもらうものにしなければいけない。プレッシャーのなかで作っている感覚はあるし、ノブさんも「2回目がスベることもあるから、面白いものにしたい」と話されていました。千鳥さんでもそう思われるんだな、と実感しましたね。
ただ、すでに収録は始まっていますが、現時点でめちゃくちゃ面白くなっているのでホッとしています。この時点で、本当に誰が勝つかわからない。お笑い好きな人にも楽しんでもらえるコンテンツになっていると思います。
お題の会議は半年がかり!

――前回を受けて、具体的に改良した点がありますか?
前回はステージの揺れが気になったので、つっかえ棒をかませることで振動をなくしたり、自由に表現できるように衣装や小道具を増やしたり、芸人さんがストレスなく暴れられるように準備をしました。スタッフワークも2年目になって洗練されていると思います。
あと、セット自体の精度も上がっていると思います。たとえば安アパートのセットだと、押し入れがあるとか、窓から人が覗けるとか、美術さんがめちゃくちゃ考えて作ってくれました。ほかにも、前回の映像を見て「こういう遊びしろがあるといいね」とみんなで考えたので、実際にそうしたものが使われるとうれしいですね。

――演出面での変化や改良点はありますか?
もちろん変える部分と変えない部分はあって、ベースとしてコンビ同士の白熱した戦い、オリジナルコンビの友情や絆の面はブラさず、“『ゴールデンコンビ』とはこういうものだ”と思っている芸人さんを裏切るものを準備したつもりです。
お題自体の会議は半年かけてやりましたし、千鳥さんとも4、5回打ち合わせをしましたが、どのお題だったら芸人さんが面白く盛り上がれるのか。全部やさしくてもダメだし、あえてやりづらいものもあったほうがいいなど、議論を重ねてきました。
オアシズ・大久保が緊張で「吐きそう……」!?

――オリジナルコンビも面白い組み合わせとなりました。
前回もそうでしたが、8組の色がすごいし、豊かになったと思います。さや香の新山さんが小籔千豊さんを選んだように、今回も“この人がこの人を指名するんだ”みたいなこともありました。
皆さん、「指名されたら出よう」というマインドがあって、「小籔さんが即興の賞レースに出るのか?」と心配しましたが、出てくださることになったし、(前回指名側として出演した)せいやさん(霜降り明星)も「盛山さん(見取り図)に呼ばれたのなら出よう」という気になったと思うんです。
(指名側として)大久保さん(オアシズ)が出てくださったのも意外でしたが、朝、「オファーを受けたことを後悔しています。吐きそう」とおっしゃっていましたね(笑)。そうして皆さんが(心意気で)出てくださるぶん、私たちは芸人さんが肩を回せる演出を用意し、ショーアップされた緊張感を高めていければ、と考えています。

「年に1回の楽しみ」が当たり前になるといい

――前回、「芸人さんからこんな声が上がった」というエピソードがあれば教えてください。
進行に関しては、皆さん、めちゃくちゃ喜んでくれました。(橋本氏が企画監修を務める)『有吉の壁』(日本テレビ系)を担当しているディレクターが多いこともあり、みんな注文されたことにできるかぎり対応するんです。今回もある芸人さんのオーダーを叶えたことで、すでに「すごくうれしかった」とおっしゃっていただいています。
初回で唯一、言われたのは「収録が長い」ということですね(笑)。とんでもない長さの収録になるため、「2日にしたほうがいいのか」という議論もしましたが、お客さんが変わると、この熱狂が薄れてしまう。朝から夜までやって、1000万円が決まったとき、とんでもなく感動するので、そこは変えられないですね。
だからこそ、なるべく“撮りすぎない”よう気をつけています。撮りすぎると編集で切らざるを得ないし、配信だからといって「(長編の)80分です」はよくありません。うまくいったものもいかないものもドキュメントなので、撮りすぎず、ライブ感を大切に収録しようと思っています。

――MCの千鳥さんに引き続き、番組サポーターとして乃木坂46の林瑠奈さんが続投しています。彼女の印象はいかがですか?
本当にお笑い好きで熱量がありますよね。誰よりも楽しみにしてくださっているのはうれしいですし、なにより度胸があるなと思います。千鳥さんの横でお客さん200人を前にして失敗できないじゃないですか。それなのに、あの若さで堂々とやっていらっしゃるんですよ。すごく頼りにしています。

――「お笑いの賞レースを配信で見る文化」が根づいてきた実感はありますか?
初回配信前、テレビと違って見るタイミングがどうしてもズレるので、どこまで話題になるのかはドキドキでした。ですが、配信して2週間で相当な人が見てくれて、Prime Videoオリジナルバラエティ番組視聴者数(Amazon MGMスタジオが日本で手掛けたバラエティ作品における配信後1カ月以内の国内視聴数)で歴代No.1を記録したんです。すごくうれしかったですね。
配信市場って、どうしてもドラマとか作り込んだものが強いイメージがあるので、「配信のバラエティって面白いな」という印象が根付くといいなと思いますし、「この時期に賞レースを配信で見る」「年に1回の楽しみ」が当たり前になるといいなと思っています。そのきっかけをAmazonさんが1億円のセットをかけてやっていただけるのもありがたいです。

配信概要
『最強新コンビ決定戦 THE ゴールデンコンビ 2025』
配信日時:11月21日(金)より毎週金曜 20:00独占配信
話数:全5話
11月21日(金):1話&2話(第1ステージ~第3ステージ)
11月28日(金):3話&4話(第4ステージ~第6ステージ)
12月05日(金):5話(決勝)
メインMC:千鳥(大悟、ノブ)
出場芸人:
①長谷川忍(シソンヌ)& 松尾駿(チョコレートプラネット)
②田中卓志(アンガールズ)&川北茂澄(真空ジェシカ)
③ゆりやんレトリィバァ& とにかく明るい安村
④新山(さや香)&小籔千豊
⑤盛山晋太郎(見取り図)& せいや(霜降り明星)
⑥大久保佳代子(オアシズ)& 吉住
⑦阪本(マユリカ)& 芝大輔(モグライダー)
⑧狩野英孝&福井俊太郎(GAG)
番組サポーター:林瑠奈(乃木坂46)
TikTokアカウント: https://www.tiktok.com/@runa_hayashi_goldencombi?_t=8pmo9jejz9x&_r=1
配信プラットフォーム:Prime Video
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【橋本和明氏 プロフィール】
1978年大分県大分市生まれ
東京大学大学院修了後、2003年に日本テレビ放送網株式会社入社
『有吉の壁』、『有吉ゼミ』、『マツコ会議』などの企画・総合演出を務めヒット番組に。
『24時間テレビ』の総合演出も担当。
2023年、日本テレビを退社して「株式会社WOKASHI 」を設立。
Amazon Prime『ゴールデンコンビ』、Netflix『ファイナルドラフト』、 Abema『愛のハイエナ』など、様々なプラットフォームでヒット作を演出。
TikTokでは縦型ショートコント『本日も絶対絶命。』を制作し、1年で16億回再生を記録。
佐藤勝利・蓮見翔とのコントユニット「グラタングミ」を結成。
メディアを横断してヒットコンテンツを作り続けている。
