吉本新喜劇が全国「出前ツアー」完走! 千穐楽の東京公演も大盛況で寛平GM「どんどん新しいネタも用意して、2026年はさらにパワーアップします!」

全国20カ所を巡った『吉本新喜劇出前ツアー2025』が、3月22日(日)に東京・IMMシアターで千穐楽を迎えました。昨年8月16日(土)の福岡・博多座公演から全43公演を駆け抜けた座員たちは、最終公演でも全力パフォーマンスを披露! 公演終了直後には、間寛平GM(ゼネラルマネージャー)をはじめとするメインキャストがFANYマガジンの直撃インタビューに応じてくれました。

出典: FANY マガジン
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寛平と珠代のかけ合いに観客は大喜び

まずはネタパートからスタート。さや香(新山、石井)、ヨネダ2000(誠、愛)、オズワルド(畠中悠、伊藤俊介)、バッテリィズ(エース、寺家)、タカアンドトシ(タカ、トシ)という人気コンビが続々と登場し、珠玉のネタを披露しました。

休憩を挟んで、いよいよ新喜劇がスタート。寛平GMが座長を務める新喜劇のタイトルは『寛平爺さんの老いては子に従え、孫に助けられ!?』です。老人ホームを舞台に、そこに入居する寛平や所長を務める内場勝則を中心に物語が展開します。

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寛平、やなぎ浩二、青野敏行が楽しく暮らす老人ホームに、派手なスーツ姿の中條健一、小西武蔵、野崎塁が借金の取り立てに来るお約束のシーンも。また、寛平の息子の吉田裕と孫の咲方響が金の無心に来たり、食品卸業者の島田珠代、警官の山田花子、電気屋店員の今別府直之といった強烈なキャラクターが登場したりして、ドタバタ劇を展開します。

中盤では、青野の生き別れた孫を名乗る佐藤太一郎が登場。借金取りに追われていると訴える佐藤に、青野は500万円もの借金の肩代わりを申し出ます。さらに佐藤と介護ボランティアの小寺真理の様子がどうも怪しく……。青野が本当の孫に出会うまでのストーリーを、おなじみのギャグ満載で描きます。

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犬のぬいぐるみを連れて寛平爺さんが登場すると、会場はヒートアップ。「のど乾いたからちょうだい、ドッグフード」とオーダーする寛平に、内場が「あるか! そんなもん」とツッコむと、寛平は愛らしい声で「なんでなん?」と返して笑いをとります。

一方、借金の取り立てに来た黄色いスーツ姿の小西に「フレディ・マーキュリー」と振ると、クイーンの名曲『We Will Rock You』のイントロ部分の“ドン・ドン・パン”というリズムを足踏みと手拍子で再現。これを気に入った寛平が何度も振り、最終的に小西が「もうやめて!」と悲鳴を上げました。

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また、寛平が“乳首ドリル”の棒を手に吉田と向き合う一幕も。しかし、寛平はなかなか吉田にドリルせず、自分を叩いたりテンポ悪く吉田を叩いたりして困らせるばかりです。

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食品卸業者の珠代は、寛平GMに負けないくらい、大きな拍手と歓声で迎えられます。内場に「小麦粉が入っていない」と指摘された珠代は、「小麦粉製造機~♪」と歌いながら、股の間から小麦粉を製造するギャグで爆笑を。もちろん“パンティーテックス”も全力で披露し、寛平との絡みでも客席を沸かせました。

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こうして、約75分に及ぶ新喜劇は見どころ笑いどころいっぱいに大盛り上がりのうちに終了。エンディングで寛平GMから、2026年も「出前ツアー」を開催することが発表され、客席は歓喜の拍手に包まれました。

花子「いい慰安旅行になりました」

公演終了直後、寛平GMと吉田のW座長、内場、花子、珠代、小寺、野崎を直撃しました!

出典: FANY マガジン
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――千穐楽お疲れさまでした。2025年8月からスタートした「出前ツアー2025」を振り返って、印象的なエピソードはありますか?

寛平 テレビで(新喜劇が)流れていない東北地方も回ったんですけど、関西での公演と変わりなくウケたというか、みんなに新喜劇をわかってもらえたのが、僕はめっちゃ嬉しかったですね。初めて見るっていう方も、けっこういたのでね。

内場 僕も行かせてもらった先々で、日本人だなというのを感じました。日本のお笑いは日本人がやらないと。いまはテレビの影響もあって、関西弁も共通語みたいになってきているので、皆さん、笑うツボは一緒だなというのを確認しました。あと、下ネタだけやめようかなって

一同 (笑)

吉田 ”小麦粉製造機“のところだけでしょう。

内場 小さいお子さんからおじいちゃん、おばあちゃんも見られるような、健全な……。

寛平 新喜劇(の観客)は子どもさんが多いから、その子らに下ネタはな、やっぱり……。でも、珠ちゃんのはイヤらしく見えないのよ。せやから得やねんな。

珠代 ファンレターは子どもからしかないです!

花子 私は秋田と東京公演に行かせてもらって、久しぶりにお泊りできて、おいしいお酒とご飯が食べられて、いい慰安旅行になりました。

一同 (笑)

吉田 慰安旅行のつもりで来たんですか!? どうも楽しんでると思った。

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珠代 私だけやと思うんですけど、東京から北の地域って、すごく不安で。北海道まで行くとお祭り気分なんですけど、秋田、青森、岩手あたりは不安ゾーンだったんです。新喜劇を知っているかなとか……。でも、今回の出前ツアーではGMが何度も東北の公演に当ててくださって、やっぱり場数を踏むと自信がつくんですよね。

何かの歯車が合い出すと、東北の人たちもめちゃくちゃ笑ってくれて、西方面の人よりも笑ってくれるくらい。それがすごく芸人として自信がついたので、場数を踏ませてもらえたことに感謝しています。

寛平 珠ちゃんは(吉本新喜劇が65周年を迎えた2024年の)“新喜劇の顔”として頑張ってもらっていて、全国の人に知ってもらったじゃない。珠ちゃんに出てもらうとチケットも伸びるし、お客さんが喜ぶし。それで(東北方面を)お願いしたんですよ。

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吉田 福井、秋田、東京と回らせてもらって、ふだん行かないところへ行くときは、やっぱり現地のおいしい食べ物が楽しみなんですよ。それで、秋田でしか食べられないカツ丼があるっていうて、野崎くんが紹介してくれて行ったんです。めちゃくちゃおいしかったんですけど、調べたら関西にもあるやないかい!って。チェーン店やったんですよ(笑)。

野崎 大阪にはないですから!

吉田 滋賀と兵庫にはあるよね。

今年の全国ツアーは「さらにパワーアップします!」

小寺 新喜劇は上の方が衰えず、お客さまも上の方、レジェンドの方々を見に来ているので、若手がなかなか活躍できないんですよね。でも、出前ツアーでは、若手をピックアップしてくださって師匠と絡ませていただいたり、出番後に「ここをこうしたら」って言ってくださったり、だから、若手が出番の合間に師匠に相談しにいったりとかしています。

こういう機会がなかなかなかったので、出前ツアーで上の方々の背中を見つつ、若手も頑張れたなと思います。今回はツアー初参加で、楽しかったです。

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寛平 今度のツアーでは、(一緒の)シーンでいきましょう。

吉田 僕らのときは、そんなこと言ってくれなかったじゃないですか!

野崎 全公演まわらせていただいたんですけど、本当にたくさん勉強させていただきました。主にストーカー役だったんですけど、僕が目立つように寛平師匠がしてくださって、いろいろなアドバイスもしていただきました。

寛平師匠が会場でCDを販売されるんですけど、記念撮影に僕も行かせていただいていまして、そのときにお客さまから「ストーカー面白かった」とか、直に声をかけてもらえるんですよ。名前も覚えてもらえて、それが嬉しかったです。

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寛平 (野崎は)なんとか頑張ってきたんですよ。ツアーでしごいてね。すごくファンも増えてきているんです。

珠代 塁のうちわをけっこう見た!

――エンディングで2026年のツアー決定が発表されました。今年は寛平師匠のGM就任5周年でスケールアップすると聞いていますが、意気込みをお願いします。

寛平 もう5回目ですかね。今回よりさらに今年の夏から始まる出前ツアー2026もパワーアップしてやっていきたいと思っています。お客さんがすごく新喜劇を知ってくださって、僕らのギャグも知ってくれているから、そこも変えていかなあかんなと思っています。どんどん新しいネタも用意して、2026年はパワーアップします!

出典: FANY マガジン
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