「才能なし」から「永世名人」に…千原ジュニア句集に師・夏井先生も太鼓判「教え子の中で大好きな一人」

千原ジュニアが人気番組『プレバト!!』(MBS・TBS系)で詠んだ俳句を集めた『句集 手花火』(ヨシモトブックス)が、6月11日(木)に発売されることになりました。番組収録後の都内スタジオで開かれた発売記念会見には、ジュニアのほか、監修を務めた俳人の夏井いつき先生、清水麻椰アナウンサーが出席。ジュニアは喜びいっぱいで、「才能なし」から始まった俳句人生を振り返りました。

出典: MBS
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「真剣に向き合わないと、とんでもないことに」

この句集は『プレバト!!』の看板企画「俳句査定」コーナーで、ジュニアが詠んだ傑作50句を集めたもの。2023年2月に句集企画がスタートして以来、苦節3年をかけてつくられたものです。表紙と挿絵は、同番組で「消しゴムはんこ査定」を担当する田口奈津子先生が担当しました。

出典: FANY マガジン
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ジュニアが俳句と出会ったのは、番組で初挑戦した12年前。最初の句(「滝を見て蛇口閉めたか考える」)では、夏井先生にばっさりと「才能なし」を宣告されたジュニア。当時を振り返って、こう語ります。

「大喜利のお題だと捉えてやっていたんですが、どうやら違うぞと。これは真剣に向き合わないととんでもないことになると感じました」

夏井先生「最初の一句は大層ひどいもんでした」

その後は、花を愛でるようになったり、歳時記を持ち歩くようになったりと、「ライフスタイルから変わっていった」と話すジュニア。俳句に打ち込んだ結果、2024年には出身地・京都府福知山市に自身の句碑が建立されるまでになりました。(『故郷の苜蓿の香は濃かりけり』)

会見では、夏井先生も「最初の一句は大層ひどいもんでした」と笑いながら、「そこからの切り替えが早かった」「十七音に盛れる言葉の質量を理解されたところから、ものすごく伸びていった」と、ジュニアの成長ぶりを振り返ります。

さらに、「ジュニアさんはこう言うと嫌がるけど、私は真面目に勉強し、取り組む人が大好き。出演者という名の教え子の中では、大好きな一人です」と語り、「才能なし」から「永世名人」へと昇りつめ、句集を出すまでに至ったジュニアの努力をたたえました。

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タイトル『手花火』に込めた思い

タイトルの『手花火』は、ジュニアが2021年に詠んだ句(『手花火の火に手花火と手花火を』)から引用し、本人が選びました。本来、俳句では季語が複数入る“季重なり”はタブー。それを3つも重ねた句を詠んだ当時を振り返り、タイトルにした理由をこう語りました。

「冒険して、『こんなん許されへんのかな?』と思っていたら、そこを評価していただいたので、非常に思い出深い作品。皆さんからも、この句に関しての感想がいちばん多かったので、タイトルにさせていただきました」

今後の目標について、ジュニアは「もしまた『ゼロから50句を…』みたいなことなら、非常にやりがいも出てきます」と語り、2冊目にも前向きな姿勢を見せました。

夏井先生も「もっとたくさんの句をまとめた句集を作り、ぜひ俳人として俳句界にデビューしていただけたら、前書きぐらいは書かせていただきたい」と後押し。これにはジュニアも「うわあ!」とプレッシャーを感じつつ、うれしそうな様子を見せていました。

書籍概要

出典: FANY マガジン

『句集 手花火』
著者:千原ジュニア・著 夏井いつき・監修
定価:1,650円
発売日:6月11日(木)/5月15日(金)より書店・ネット書店で予約受付開始
発行:ヨシモトブックス
発売:株式会社ワニブックス
内容:
第一編 傑作五十句
第二編 千原ジュニアの歴史 千原ジュニア永世名人への軌跡
【名人・特待生座談会】梅沢富美男×村上健志×犬山紙子 「弟子にしてください」と梅沢も唸る、物語性と豊かな感性の俳人
【対談】千原ジュニア×夏井いつき 初めての俳句から、句集完成までの道のり
第三編 千原ジュニアの学び 添削からの学び

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