大阪、東京に計4カ所ある「よしもと漫才劇場」に所属する芸歴8年目以下の「翔(かける)メンバー」が2カ月に1回、激突するガチンコネタバトルが『Kakeru翔グランプリ』です。10月3日(土)には、大阪・よしもと漫才劇場(マンゲキ)で今年度4回目となる『Kakeru翔グラランプリWEST』が行われ、ぐろう(家村涼太、高松巧)が第二部で1位となると同時に総合優勝を果たしました! ここでは、ぐろうと第一部で1位となった空前メテオ(大門正尚、茶屋)の直撃インタビューをお届けします。

47組がネタでガチンコ勝負!
『Kakeru翔グラランプリWEST』は、マンゲキ所属の「翔メンバー」が総出演するライブ。第一部、第二部、それぞれA、B、Cの3ブロックに分かれ、約6時間にわたって芸人たちが4分ネタを披露して競います。
順位を決めるのは審査員と観客の投票。2026年度1回目(4月開催)はシカノシンプ(北川、ゆのき)、2回目(6月開催)は三遊間(稲継諒、さくらい)、そして8月に行われた3回目は再びシカノシンプが総合1位をゲットしました。
この日の出場者は以下の47組の芸人たちです。
【第一部】
MC:アイラブ地球
アポロ軍曹/cacao/ごぞうろっぷ/コブラマン/タイムキーパー/どんちっち/ファンファーレと熱狂/空前メテオ/シスター/ライムギ/九ノ段/例えば炎/ヒョウリ/マーティー/釈迦虎/満丸/ミケネ系/遠足ダイスキタイム/東雲/生姜猫/入学卒業/ ゆくえ/清川雄司
【第二部】
MC:アイラブ地球
三遊間/シャガール/ときヲりぴーと/半年記念日/オニイチャン/カノッサ/ぐろう/ジョックロック/マーメイド オーケストラ/FFD700/キョンビ/シカノシンプ/電気ジュース/天ロクの丘/ドライブドライブ/彼岸花/ミステリーハンター/ あんよの日/バリアシオン/シンボリル/おもしろジャンケン/ちあき/岡田浩太朗
第一部終了時にベスト4を発表。そして第二部終了時にベスト4と合わせて、この日の総合順位が発表されました。
第一部、第二部ともに、ネタ披露が終わったあとには、出場者全員がステージに集合し、コーナー企画で大盛り上がり。第一部の「答えを合わせてサバイバル!」では、質問に全員がフリップに解答し、1人でも同じ答えの人がいれば生き残れます。「刑事ドラマといえば?」「2人組のアーティストといえば?」「今年流行ったものといえば?」などの質問に芸人たちがチャレンジしました。

第二部は「モノボケ100個使い切りチャレンジ!」という企画。100個用意されたモノを使って、芸人が次々とボケを連発。ウケたり、スベったり、その悲喜こもごもの様子に、客席の笑いが止まりません。

発表された今回の第一部、第二部のベスト4、そして総合順位は以下の通りでした。
【第一部】
1位 空前メテオ
2位 ライムギ
3位 シスター
4位 例えば炎
【第二部】
1位 ぐろう
2位 天ロクの丘
3位 FFD700
4位 シンボリル
【総合順位】
1位 ぐろう
2位 天ロクの丘
3位 空前メテオ
4位 FFD700
5位 ライムギ
6位 シスター
7位 シンボリル
8位 例えば炎
9位 シカノシンプ
10位 ジョックロック
空前メテオ・茶屋「ネタでいけて人気もある、がいちばんいい」
8月に引き続き、第一部の1位に輝いた空前メテオの2人を直撃しました。
――第一部1位、おめでとうございます。
大門 うれしかったです。
茶屋 そうですね、うれしかったです。2回連続1位はうれしいですね。でも前回は結局総合2位やったんですよ。だから今回もそうなりそうやねんなぁ。結局、二部が1位獲るような。
大門 シカノシンプとか三遊間とか、まだ残ってますから。

――今年度に入ってからの翔グランプリWESTの優勝者はその2組ですね。
大門 その2組が二部に残ってるんすよ。勝ちたい。
茶屋 勝ちたいっすね。だからできることはもうスベることを祈るだけ(笑)。
大門 情けない祈りで(笑)。
茶屋 それしかできないですからね。いまから神社行って。
大門 スベれー! って。
――舞台での手応えはどうでしたか?
茶屋 翔グランプリ……こんなん言ったらアカンのかな……。気合い入れなくなってから獲れるようになりました。
大門 だから、肩の力抜いたってとらえてください(笑)。
茶屋 「ああ、これやったんや」って。
大門 前はかかり過ぎててギチギチに詰め込んで、みたいなのをやって、うまいこといかないみたいな。
――リラックスできるようになったのはいつごろからですか?
大門 いつからっていうか、順位がよかったときはそっち系でしたね。
茶屋 リラックスして文章もちゃんと決めずにやったら、「意外と良い順位やな」みたいな。
大門 それこそ前回とかもリラックスした感じで。
茶屋 練習とかはしてますよ! めちゃくちゃ。
大門 舞台に立つときにかからないっていうことですね。
――今回のネタはいつごろできたものですか?
茶屋 先月の中旬くらいにできて、3回くらいしかやってないんです。あんまりたくさんやったら、不安になりそうやなって、置いておきました。
大門 鮮度が。
茶屋 空気感がめっちゃ大事なんで。

――総合優勝したら東西の総合優勝者が集まる年度末の『THE BEST OF MANGEKI』に出場できます。
2人 出たいなぁ〜。
茶屋 去年、総選挙があって、そこでネタはしなくても総選挙で入ってたら出られるってやつで。ネタせずに総選挙だけのために来るのが恥ずかしくて。
大門 「実力ないのに……」みたいなニュアンス、僕らはそう思ってて。
茶屋 ダサいヤツみたいになるから、ネタでいけて人気もあるがいちばんいい。
大門 そこにめっちゃいきたいですね。
――では、『THE BEST OF MANGEKI』には……?
茶屋 絶対出たい!
大門 マジで出たいです!
――最後にファンへのメッセージをお願いします。
茶屋 ありがとうございます。
大門 本当にありがとうございました。次もがんばるんで、投票お願いします。
茶屋 僕からもいいですか、ひと言。 ……ありがとうございました。
大門 めっちゃいいコンビ!

ぐろう・高松「ホントに3連覇狙いたいです」
第二部で1位となり、総合優勝を決めたのはぐろうの2人。ぐろうは、昨年度にあたる今年2月の『Kakeru翔グランプリ』でも総合優勝しています。
――第二部1位、そして総合優勝、おめでとうございます!
高松 (芸歴)7年目になってから1位は初なんですけど………。
家村 そっか、7年目なってから初めてか。
高松 そうなんですよね。
家村 2月に獲ってるんで、1年を通したら2回目、年度で言ったら1回目。まあまあすごい、素晴らしい。
高松 でも僕はネタの中で、ちょっと詰まってしまったところが1カ所あったんで、それが心残りだな、と。気持ちよく優勝したかったというのは正直あります。
家村 大モメでしたわ、はい。

――今日のネタはいつごろできたものですか?
家村 今年のなんでもないようなライブで。
高松 最初はあんまりかな、みたいな感じでしたね。
家村 叩いて叩いてっていう感じですね。すごく“育っていった感”はあります。

――今回で今年度初優勝ですが、次の目標は?
高松 ホントに3連覇狙いたいです。連覇は1回あるんですけど、3連覇はまだないんじゃないかな?
家村 ああ、やったことある人が。2連覇はドナピさんとかダブルヒガシさんとか。
高松 チェリー大作戦さんとかもやってる。
家村 それとダブルヒガシさんが総合優勝を合計たぶん8回、それで(芸歴が上の)極(きわみメンバー)行かれて。僕らたぶん7回目なんじゃないですかね。
高松 3連覇したら越せるしね。
家村 ちょうどいいじゃん。3連覇して歴代最多っていう感じで。まあそんなにうまくいかないでしょうけど。歴代最多優勝コンビ、そこはちょっと狙いたいですね。
――今日の総合1位で、今年度末に開催される『THE BEST OF MANGEKI』の出場も決まりました。去年も出場しましたが、どんな印象でしたか?
家村 すごいメンツですよね。
高松 なんなら東京のほうが組数が少なくて。エバースさんが(優勝を複数回)獲っててそのぶん、いなかったんで。だから、いまから全部優勝したら(大阪からの出場者を)減らせるんで。
家村 今年もいま、三遊間さんとシカノシンプさんが獲ってるんで、枠を減らしたいですね。
――この3組で行く感じで?
2人 そうですね。
家村 なんなら減らしちゃうくらいの覚悟で。三遊間さんを入れ替え戦で。
高松 無理や。優勝したという事実は残ってるから。落ちたとしても『THE BEST OF MANGEKI』は選ばれてる。1位は1位やから。
家村 でも、それくらいの気持ちですね。やっぱり負けると悔しいんで。

――では、『THE BEST OF MANGEKI』に向けた意気込みをお願いします。
家村 『THE BEST OF MANGEKI』って、コンビの旗が出るんですよね。それも記念で持ち帰りましたし。今年も持ち帰って、どんだけデザインが変わってるか、っていうのを、実家で味わいたいですね。すごいだだっ広い6畳間の畳のスペースがありますんで、そこに並べて、「ここ違うね」って。そういった意気込みでございます。
高松 僕も旗で言ったら、親に「持って帰って来てくれへん?」って言われて、持ち帰ってだいぶ喜んでたんで、2つめを渡せるっていうのは親孝行になってるんじゃないかと思います。
