吉本新喜劇の人気座員31人が出演する『吉本新喜劇まつり2026〜選ばれし30+1の座員たち〜』が10月30日(金)、大阪・なんばグランド花月で開催されました。『吉本新喜劇座員総選挙2026』で30位までにランクインした座員に、総選挙3連覇で殿堂入りしたアキを加えた総勢31人による特別なステージ。昨年に続いて圧倒的得票数で1位に輝いた山田花子が座長を務めた新喜劇のほか、『寛平GM杯争奪ネタバトル』で好成績をおさめた座員たちによるネタ披露もありました。笑いの殿堂が新喜劇一色に染まったスペシャル公演の模様をレポートします!

座員総動員でNGKを新喜劇がジャック!
当日はさまざまな“おもてなしコンテンツ”がたっぷり。開演直前まで3時間にわたってYouTube生配信が行われ、総勢75人の座員が入れ替わり立ち替わりトークを繰り広げました。
また、会場ではこの日の舞台には立たない座員たちが、趣向を凝らしてお出迎え。1階チケット売り場周辺では、もじゃ吉田やのぶよしら“ホンワカパッパー隊”が『ECSTASY-OSAKA-』などをにぎやかに演奏します。

伊丹祐貴らは吉本新喜劇オフィシャルファンクラブをPR。タロット占いの資格を持つ大黒笑けいけいの占いブースはチケットが早々に完売して、順番を待つ人たちが長い列を作りました。

2階ホワイエには、カラースーツに身を包んだ用心棒役の英雄、伊賀健二らがスタンバイ。チケットもぎりにはたかおみゆき、清水啓之らが立ち、筒井亜由貴ら若手座員は売店の呼び込みに全力投球します。
客席に入れば、そこにはタックルながい。ら“ハゲキャラ”座員を中心とした案内係が待機。座員たちとのおしゃべりや記念撮影を楽しむ来場者も多く、文字通りお祭りのような賑わいです。
幕が開き、第一部は間寛平GM(ゼネラルマネージャー)とレイチェルがMCを務めて、『寛平GM杯争奪ネタバトル』を勝ち抜いた6組によるネタ披露がスタート!


おやどまりとけんたくん(おやどまり、けんたくん)、入澤弘喜、目玉メガネ(佐藤太一郎、菅野智義)、けんたくん、ちゃんばら日本(平山昌雄、太田芳伸、仲澤秀朗)、ヤンシー&マリコンヌ(松浦真也、森田まりこ)が、2分という持ち時間で爆笑ネタを披露しました。
寛平GMは「みんなよかったよ」と絶賛し、「また来年もネタバトルをやっていきたい」と話しました。
花子&アキが“令和のクラッシュギャルズ”!?
休憩を挟んで第二部はいよいよ新喜劇の開幕です。物語の舞台は、とある田舎町。花月旅館で働く仲居の花子とその一人娘・酒井藍、ラーメン屋台の店主・清水けんじとアルバイトのすち子、旅館の大旦那・寛平GMを中心に、濃いキャラクターの面々が入り乱れてドタバタ劇を繰り広げます。
今回の題材は、ズバリ“女子プロレス”。花子はかつて、クラッシュギャルズに憧れて練習生となりプロレスラーを目指していました。その夢が実現したかたちで、タイトルもクラッシュギャルズのデビュー曲にちなんだ『花子の炎の聖書(バイブル)』――。
ケガをきっかけにリングに上がれなくなり引退した伝説のレスラーが、ひょんなことから再びリングに上がる──そんな花子自身の人生にも重なるストーリーです。

ダンスミュージックに乗って踊りながら登場した花子は、「派手すぎる」という清水のツッコミに「うらやましいんか!」と返し、「2連覇花子です」と自己紹介するなど冒頭からやりたい放題です。
一方で、関係がこじれている娘・酒井とのやりとりでは、素顔の自身と同じ母の顔をのぞかせ、ほろりとさせる演技も……。もちろん、女子プロレスラー役の小寺真理を相手に卍固めを指導し、プロレス技もしっかり盛り込みます。

島田珠代は、五十嵐サキとともに悪役レスラー役に挑戦! ダンプ松本&ブル中野を彷彿とさせるギラギラメイクに暗黒系コスチュームで度肝を抜きます。清水を相手におなじみの求愛ギャグからパンティーテックスまで一気に魅せる“珠代ワンマンショー”に観客は大喜び。五十嵐も迫力ボディを生かしたボケを連発します。

傍若無人な言動で舞台をこれでもかと引っ掻き回したのはすっちーです。酒井はミスのせいで舞台に上がれなくなったアイドルという役どころで、母親役の花子との真剣芝居でも魅了します。
清水は周囲のボケにツッコミまくりでしっかりと“まわし”を務め、小寺は金原早苗と総選挙から続く小競り合いを再び演じ、そこに若女将役・森田が小寺のモノマネで乱入するというカオス状態でした。
寛平GMは、とぼけた味わいと止まらないボケで、清水から「またあとでチャンスありますから」とストップをかけられるほど暴走!?
“殿堂入り”アキは女子プロレス団体を率いる元レスラー役で、かつて花子とタッグを組んでいたという設定で登場します。大歓声に迎えられ「……何?」「いぃよぉ〜」などギャグもたっぷり交えて笑わせました。
ほかの出演者も入り乱れ、紆余曲折の末、花子とアキが再びリングに上がるクライマックスへ。赤と青のキラキラコスチュームに身を包んだ2人は、まさに令和のクラッシュギャルズです。強盗役の吉田裕と千葉公平を相手に熱い闘いを繰り広げ、会場を爆笑と感動の渦に巻き込みました。

ジャーマンスープレックスをやりたかった!?
終演後の囲み会見には、寛平GM、花子、すっちー、酒井、アキ、吉田、松浦、森田が出席しました。寛平GMは「1回しか稽古をせずに、本当によくみんな頑張って乗り切った。花ちゃんが芯を取ってやるので、ものすごく心配してたんですけど、ちゃんと芝居してたと思います。頑張ったと思いますよ」と座員たちをねぎらいます。
花子は「女子プロレスが大好きで、いつかプロレスのお芝居ができたらいいなと思ってきた。(ランクインした座員に)女子がすごく多かったので、これは女子プロレスしかないなと思って」と振り返りました。
そして座員たちの奮闘について花子は、「みんな個性が光ってて。(魅力を)引き出せたし、新しい部分も発見できた」と笑顔。また、小寺と金原のバトルについては、「女子の争いは面白いですからね」と脚本の狙いを明かしました。

そんな花子の“本気”が周囲に伝わったようで、すっちーは「珠代さんなんかも作りすぎぐらい、それぞれのキャラに入れ込んでいた」と振り返ります。
酒井も「皆さんが朗らかで、だけど真剣に締めるところは締めて、お芝居のところも笑うとこは笑わせてっていう、この空気が花子座長ならでは」と称賛でした。
一方、アキから出番の少なさをイジられた13位の吉田は、「来年こそTop7に入るように頑張りますんで、よろしくお願いします」と気合を入れ直しました。

花子は夢の舞台ということもあって細部までこだわったそうで、自身の赤いプロレスコスチュームは憧れの長与千種をイメージして作ったとのこと。「座長ってなんでもありなんやって……」とこぼしていました。
リングは、さすがに本物のマットは用意できず硬い板だったため、本格的な技ができなかったことが残念だった様子。花子は、もしマットがあれば、千葉相手にジャーマンスープレックスをしたかったと語って、周囲を驚かせました。


配信概要
吉本新喜劇まつり2026~選ばれし30+1の座員たち~
料金:2,500円
※販売は11/13(金)12:00まで
※見逃し配信期間は11/13(金)23:59まで
FANY Online Ticket:https://online-ticket.yoshimoto.co.jp/
上記見逃し配信期間中、視聴開始ボタンを押してから最大で以下の期間視聴可能です。
FANY IDメンバーは最大24時間、FANY IDプレミアムメンバーは最大72時間視聴可能です。
