バリ・感動の・文章。バイク川崎バイクのショートショートがすごい。

FANYマガジンで吉本自宅劇場の記事を書かせてもらっている、ビスケッティの岩橋です。
もっともっと世の中に広がってほしい！そんなエンタメがまた登場しましたので記事にさせていただきます。ご覧ください。

この自粛期間に新たな一面を覗かせた芸人がいる。それがバイク川崎バイクさんだ。

芸人たちが自粛期間中に、YouTubeだったり特技を取得してSNSにアップしたりと様々な手法でエンタメを提供している。
その中で今話題なのがnoteにショートショートを投稿しているバイク川崎バイクさんだ。
4月8日から毎日8時19分（バイク）に投稿されている短い物語＝ショートショート。
5月6日に投稿された『電話をしてるふり』という物語が芸人のみならず各方面から絶賛の感動の作品となっている。
こちらをTwitterで投稿してから「感動した！」「こんな才能があるなんて！」と絶賛のリプライが多数寄せられている。

とある女性がナンパをされ、それをかわすためにパパに電話をしてるふりをする。すると不思議なことが・・というのが簡単なあらすじだ。

本人も言うように2~3分で読めるので、百聞は一見に如かず。是非こちらから読んでみてほしい。

いかがでしょうか？
文章のみでここまで鮮明に頭の中で映像化できるものは少ないです。素晴らしい作品だと思います。
言葉選びや文章のテンポも良く、ぐいぐいと物語に引き込まれていきます。これもバイクさんの文才がそうさせているのでしょう。

バイクさんに、ショートショートを書き始めた経緯をお伺いしました。

「もともと小説は、ミステリーものか、星新一とか、いわゆる叙述トリックがあるものしか読んでこなくて、理由は最後、お～ってなりたいからで。中でも、長いのはなかなか時間無いから、特に短編が好きだったんだけど、それの真似事で10年前くらいに10本くらい趣味で書いてたことあって、でもSNSとかほとんどあげてなくて。

ほんで、今回自粛で、みんなのSNS見てたら、とにかくみんな発信しまくってて、でも毎日あげれるようなもん無いし、BとKとBをつぶやいてるだけじゃ仕方ないから、どうしよってときに、noteが流行ってたから、好きだったショートショートだけ毎日あげていくかってなって、ストック切れてからが怖かったけど、なんとなく書き慣れてきて、ギリギリ何とか続けてるって感じ！

毎日、朝の8時19分(バイク)更新っていう勝手に自分に課したルールがめちゃくちゃしんどいけど！笑

あと、一番の理由は、これは、noteの第一回にも書いたけど、BKBってBKBとかブンブンだけの人じゃなかったんだなって、世間に言ってほしかったから！笑
ほんで一人コントとかも実はしっかりしてるとかも伝えていけたらなって！なんか恥ずかしいけど！笑」

このようにバイクさんは語っていた。
確かにBKBのネタが印象にあるとは思うが、バイクさんは単独ライブなどでもBKBネタではない一人コントも多数披露している。

この自粛期間にまだ知られていない一面を覗かせたバイク川崎バイクさん。
僕はこれが書籍化、映像化されることを祈っています。

他作品はこちらのリンクからご覧いただけます。